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【統計学】全確率の公式の証明

こんにちは。よろしくお願いします。 『A、Bを事象とし、P(B)>0であるとき、  P(A|B)=P(A∧B)/P(B)  を事象Bが与えられたときの事象Aの条件付き確率という。』 これに関連して、 〈全確率の公式〉 Ω:全事象 {Ai:i=1,2,...}:互いに排反な事象の列            Ω=UAi            ⇒任意の事象Aに対して、            P(A)=ΣP(Ai)P(A|Ai) ※Uはi=1から∞  AiのiはAの右下に小さくつきます(A_i)     Σはi=1から∞ を証明したいと思っています。 そこで、以下のように考えましたが… (証明) (左辺)=ΣP(Ai)P(A|Ai)     =ΣP(Ai)×P(A∧Ai)/P(Ai)     =ΣP(A∧Ai) ここからがわかりません。変形して右辺P(A)の形にしたいのですが、 どのように考えたらよいでしょうか。お力をお貸しください。

みんなの回答

  • fef
  • ベストアンサー率64% (16/25)
回答No.3

> AはAi(i=1,2,…,∞)のうちの任意の事象であるので これは間違いです. この定理において,事象 A は事象 A_1, A_2, ... の一つである必要はありません. 例えば,サイコロを 1 回振って出る目を考えるとき,標本空間 Ω は  Ω = {1, 2, 3, 4, 5, 6} となるわけですが,このとき,  A_i = {1, 2, 3, 4, 5, 6} if i = 1, { } otherwise とすれば,これは Ω を分割していますね. ここで,事象 A として,  A = {1} とでもしてやれば,明らかに A は A_1, A_2, ... のいずれとも異なる集合ですよね. この定理においては,集合 A がいくつかの A_i にまたがっていてもよいのです. "事象 A ∩ A_1, A ∩ A_2, A ∩ A_3, ... は互いに素であるので  Σ_i P(A ∩ A_i) = P(∪_i (A ∩ A_i))," という主張なら可能です. これもまた確率の可算加法性によります. (ANo.1で可算という字を誤変換していました.)

pinyacoco
質問者

お礼

大変わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。 お礼の挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません。

  • fef
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回答No.2

ANo.1に補足です. 変な書き方をしてしまい,混乱させてしまったようですね. "and"は共通部分"∩"の意味で使い,"cup"は合併"∪"の意味で使っています. つまり,  P(A) = P(A ∩ Ω) = P(A ∩ ∪_i (A_i)) = P(∪_i (A ∩ A_i)) と書いたつもりでした. 確率の加算加法性とは,確率測度の定義の一部である  互いに素な可算個の事象列 A_1, A_2, A_3, .. に対して,   P(∪_i (A_i)) = ΣP(A_i) という性質のことです. 確率の基本性質を導く際には,この性質が非常に重要な役割を果たします.

pinyacoco
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なんども申し訳ありません。 私も自分で考えてみたのですが、以下の考え方でもよろしいでしょうか? (右辺) =ΣP(Ai)P(A|Ai) =ΣP(Ai)×P(A∩Ai)/P(Ai) =ΣP(A∩Ai) 「AはAi(i=1,2,…,∞)のうちの任意の事象であるので、」 =P(A∩A) =P(A) というふうに変形出来ますでしょうか? お願いします!

  • fef
  • ベストアンサー率64% (16/25)
回答No.1

P(A) = P(A and Omega) = P(A and cup(A_i)) = P(cup(A and A_i)) であることと確率の加算加法性を用います. 個々の (A and A_i) が互いに素であることに注意しましょう. あと,お書きになった証明中の「左辺」は「右辺」の間違いですよね.

pinyacoco
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。 失礼ですが、もういくつか質問させていただいてよろしいでしょうか? 1、回答文中のcupは「または」という意味でよろしいでしょうか?   また、andは、「かつ」という意味でよろしいでしょうか? 2、確率の加算加法性とはどのような性質でしょうか? お手数ですが、お願いいたします。

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