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社会党と共産党
社民党と共産党の違いがよく分かりません。どちらも同じような立場だと思いますが、それなら統合して自民、民主に対する第3勢力の立場を明確にすれば議席も増やせると思うのですが、なぜ一緒にならないのでしょうか?
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昔、旧社会党と共産党が統一候補を立てたことがありました。 このときも候補者選びでさんざん揉め、立候補がギリギリになり、 当の候補者が「 残り物には福があると言いまして 」と自虐的な ことを演説で話していたのを覚えています。 実のところ、似たように見えるところほど、細かい差異にこだわる ものです。政党自体もそうですし、支持者もそうですから、合流した ところで両党の党員が納得しないでしょう。なので一緒になっても 第三勢力として議席を増やすどころか、分裂騒ぎで支持を減らす だけでしょうね。 むしろ、自民党( 小沢氏や鳩山兄氏 )と旧社会党( 横路氏ら ) という、相容れない党出身者同士で民主党を結成したように、全然 似てないほうが、小異を捨て大同につくことができるものです。
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- kimiaki36
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両党とも、原発全部停止しろとか言ってる訳ですからね。 エネルギー政策とか無茶苦茶ですよ。 こういうアホな政党が第三極とかなったら、停電しまくりです。
お礼
共産党や社民党が政権を取ることはありませんから何も心配はいりません。ただ民主も自民もだめなときに選択肢が無いのです。もう一つ選択肢が必要だとは思いませんか? ありがとうございます。
- mat983
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http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1692889.html この過去ログがとても参考になります。 目指す所が違うので一緒になりません。
お礼
ありがとうございました
- Shirozaru9
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活動方針が、かなり違います。 共産党は「トップダウン」で、社会党は「ボトムアップ」です。 共産党は、多くの個人会員が払う党費や機関紙購入費で、運営されています。よく共産党だけが「企業献金を受け取らない」「公費助成金も受け取らない」と言っているのは、こういう収入源があるからです。 このため、党と関連団体の関係も、「党が関連団体を指導する」という上から目線の立場になります。 社会党や民主党は、そういう個人会員が少ないのです。労組から入る組合費などが活動資金であり、選挙での組織票はあるものの、財政は豊かでありません。 このため、党と関連団体の関係は「団体が党を支持する」という立場になり、ストライキなどで企業よりも一般顧客に迷惑をかけるような労組を党が抑えることができません。 労組で言うと、私が以前に所属していた大企業の労組は当時の社会党支持でしたが、「共産党は労組の活動や運営方針決定に介入するので、関わらない」と組合員に説明していました。 一方、共産党側は別の未公認の組合を作り、その会社の敷地内ではなく駅からの通勤路上でビラを配って、会社と一体化してリストラに協力するような本家組合とは違うアプローチを主張しました。 また、部落差別などの人権問題では、差別されたことに報復するような過激さで悪名を高めた人権団体が、社会党の支持団体だったことがあるのです(今は主に民主党)。しかし、社会党はその団体を冷静にさせることができませんでした。今でも、その団体が有力なために、部落問題を誤解して恐れている人が多いようです。 それに対して共産党は、その人権問題で活動していた共産党支持者に話を持ちかけ、新しい人権団体を結成して分離させました。その後30年、その人権団体は「部落問題は一応の解決をした」として、従来とは別の意味の特定地域不利益問題を解決するという団体に名を変えました。 このように、共通の敵が居ても、それに対抗する政策決定でいつも対立するので、両党は統合できないのです。
お礼
私の組合でも共産党系は非主流で毎回役員選挙の時には候補者をたてますが一度も当選したことはありません。 しかし、政党支持率では共産党の方が支持率が高いので不思議でなりません。 ありがとうございました。
- waosamu
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一応 共産党は、革命して、ブルジョア粛清して、プロテタリアート独裁を目指して、その後人類平等を目指すらしい。 社会党はもっと穏和に平等を目指す。 ただ、目指すとこは似てますね。 ただ、綱領とかドグマは両者かなり違う部分が多いです。 共産党は言葉がよくわからん。 社会党は、すこしくだけてます。 そういう路線の違いとかあるから、なかなか一緒になれないのでしょう。
お礼
55年頃の過去のしがらみがいろいろあるのでしょうね。 速く過去を清算して選挙協力でもでいいから連携してほしいと思います。 ありがとうございました
- anachronism
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それこそ、自民党と民主党の違いのようなものです。この二者だって、似たようなもんといえば似たようなもんですが、それでも、対立していますよね。 ...もちろん、時と場合によったら自民、民主の「大連立」という可能性もありますから、社会党と共産党の連立だって、状況によってはありえないわけじゃないです。
お礼
なるほど自民と民主の大連立があったときはそれこそ共産と社民の連立は絶対に必要でしょうね。 両党とももっと大局を見て連立してほしいと思います。 ありがとうございました。
新生社会党か旧社会党かは一応脇において・・・。 日本共産党と日本社会党とは、路線が完全に違います。 路線が一致しなければ当然に合同することは出来ないと思いますよ。 で、主な相違点を列挙してみます。 相違点1、現状分析。 日本がアメリカに従属しているかどうかという現状規定で見解が分かれています。 米軍基地が国内のあちこちに存在している点を重視し対米従属性を重視する共産党。 米軍基地の存在には反対するが、それは対米従属性の表れではないとする社会党。 相違点2、当面する課題。 対米従属性を重視する共産党は、日本が資本主義の国として独自の道を歩むことを目標に。 対米従属性を否定する社会党は、日本が社会主義国を目指すことを目標に。 社会主義革命を当面の目標とするのを現実をみない冒険主義として否定する共産党。 そういう共産党を修正主義路線として攻撃してきた社会党。 これじゃー、合同できる訳ではありません。 相違点3、国防。 非武装中立を党是として掲げてきた社会党。 独立国が国防に責任を負うのは当然という共産党。 憲法9条に違反して軍隊を持つか否かの論議と国防の基本的な考え方は別の問題。 で、国の安全保障に関わる国防論で180度の見解ですので合同できる訳ではありません。 で、私は、主な相違点は3つだと思いますよ。 >現在、日本社会が必要としている変革は、 >社会主義革命ではなく、 >異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破―― >日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。 >それらは、資本主義の枠内で可能な民主的改革であるが、 >日本の独占資本主義と対米従属の体制を代表する勢力から、 >日本国民の利益を代表する勢力の手に国の権力を移すことによってこそ、 >その本格的な実現に進むことができる。 >この民主的改革を達成することは、当面する国民的な苦難を解決し、 >国民大多数の根本的な利益にこたえる独立・民主・平和の日本に道を開くものである。 (日本共産党綱領) もちろん、こういう民主的変革を支える統一戦線を結成する上では両党の協力・共同は追及されるべきでしょう。 >民主主義的な変革は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、 >独立、民主主義、平和、生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される。 >統一戦線は、反動的党派とたたかいながら、 >民主的党派、各分野の諸団体、民主的な人びととの共同と団結をかためることによってつくりあげられ、 >成長・発展する。 >当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、 >世界観や歴史観、宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない。 (日本共産党綱領)
お礼
なるほど同じように見えても考え方はかなり違うようですね。 薩長同盟と同じように小異を捨てて大同団結できないものかと思います。特に社民党が支持率で共産党を下回った現在社民党の存在意義はあるのかなと思っております。 回答ありがとうございました。
お礼
なろほど、にている故に一緒になりにくいのですね。 まるで薩摩と長州のように感じます。坂本龍馬のような人物がいれば団結できるかもしれませんがそれは無理でしょうね。