調停離婚後の年金分割要求
2009年11月に調停離婚をしました。
その際、年金分割を要求したのですが、調停員から相手方が分割を拒否すればもらえないと言われもらえないものと思いました。
また、調停官に、「年金分割はしないんですね。まあ、今後年金もどうなるかわかりませんからね。」と言われました。
しかし、後から友人たちの話を聞いて、年金分割を簡単に諦めたことに後悔しています。
離婚後2年間以内なら年金の分割請求ができると聞いていますが、
調停調書に年金の要求はしないと記述されています、もう要求することはできないのでしょうか。
離婚原因は度重なる夫のカードローンです。何度も夫の借金を返済し、借金返済後、夫の反省を信じもう二度とカードローンを使わない、そして、不動産のローンの完済と名義変更の契約書を書きました。しかし、2年後にまた、借金をしました。それを知ったのは住宅ローンの督促状です。月々の住宅ローンを使っていたのです。家を失うと思い恐怖と不安で振るえました。
借金返済の際に夫と約束して書いた、不動産のローンの完済と名義変更の契約書を持って、調停に行きました。
家に執着するのは家は家庭であり、娘との家庭を守りたいからです。
また、私は結婚する前に持っていたマンションを売却し、頭金に支払っているからです。
法律のことはわかりませんでしたが、約束を実行してもらうこと(不動産譲渡と住宅ローンを完済)でした。
年金分与は結婚20年を過ぎていれば半分の権利があると思っていました。
婚姻期間は22年間です。
しかし、私の要求に反し、住宅ローンの完済もなく、年金分割もありません。
今年7月に夫は早期退職しました。
夫は退職金で借金を清算し、実家に戻り、失業保険と年金で優雅な老後が待っています。
私は残りの住宅ローンの返済のめども立たず、仕事も年収100万にも満たず、老後も不安です。
夫は、借金返済のときは私に泣きつき、感謝しますが、借金をすると、夫は不機嫌になり、逆切れし、私を避けます。そして、また、泣きつきます。
今、ただただ、私の無知さと夫のしたたかさに悔しい思いをするだけです。
私は夫の度重なる借金と嘘が許せず、感情的になり、どれだけ夫のために返済したかを訴えました。私の要求は当然のものだと思っていました。ただ、夫に私との約束を実行してもらうだけでした。
しかし、夫は謙虚に借金の返済と婚姻の継続を望み、経済的に困窮していることを訴えました。
また、こんな無駄な時間は早く終わらせてほしいと、笑いました。
私は長い間悩み、何度も区役所や法テラスに相談に行き、家庭裁判所にたどり着き、
離婚調停に自分で申し立てをした時点で、私はすべてが終わったと安心していました。
そのため、離婚成立までの4ヶ月の間の思いもよらない転回に考える能力も気力もありませんでした。
離婚結果の現実を目の前にして途方にくれるばかりです。
何をどうしていいのかわかりませんが、とりあえず、年金分割だけは納得がいきません。
私は、不条理な要求なのでしょうか。
教えてください。
補足
kgrjyさま、貴重な情報をありがとうございます。 大変参考になります。 そこで、この「離婚訴訟における附帯処分の手続き」というのは、 抗告審の途中でもできるのでしょうか? どうぞよろしくお願い いたします。