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「-ておくれ」の語源について教えてください!

日本語にはよく「-とおくれ」という表現があるんですが。 例えば、「無かったものにしておくれ」「笑っておくれ」などなど、 特に文学作品などでみれるんですが。 語源というか、成り立ちについて知ってる方がいらっしゃれば教えてください!よろしくお願いします!

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ishiwara
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回答No.4

#2です。 > 「お」は美化語の役割(もしくは丁寧さを表す)で使われているのでしょうか? #3さんからご回答が出ているように、丁寧語だと思います。現代の感覚では、尊敬語にはあたりません。 「さあお食べ」だとペットに餌をやって感じです。 あした天気にしておくれ(てるてる坊主)

mumumu1234
質問者

お礼

なるほど。そうですね。 分かりやすいご説明ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • shinsho4
  • ベストアンサー率50% (80/157)
回答No.6

ANo.3です。 動詞の「くれる」の命令形は、一般に「くれ」といいます。 辞書にもそう書いています。 Goo辞書↓ く・れる 0 【▽呉れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 く・る 〔命令形は「くれ」が普通〕 また「なさい」は 「なさる」の命令形です。 辞書にもそう書いています。 Goo辞書↓ なさい [一]動詞「なさる」の命令形。〔本来は、動詞「なさる」の連用形の音便の形「なさい」に助動詞「ます」の命令形「ませ」(または「まし」)の付いた「なさいませ」(または「なさいまし」)の省略形〕 もとをたどれば、連用形に助動詞「ます」の命令形がくっつき、それが省略された形ですが、辞書にあるように、「なさい」は「なさる」命令形と言ったほうがわかり易くて、それが普通でしょう。 私は「~ておくれ」は、「くれる」の命令形の「くれ」に接頭語「お」がついて、軽い命令、やわらげた命令表現になっていると考えていますが、「おくれなさい」から、「なさい」がとれたという説もあります。 ただ「~ておくれ」という表現は相当古くからあります。「おくれなさい」という言い方が「~ておくれ」の前にあったのかどうか・・・、私は見たことはありません。「おくれなされ」なら、まだ理解できます(^-^)。

mumumu1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました☆解決しました!

回答No.5

キョンキョンの 『見逃してくれよ!』という歌はご存知でしょうか? このタイトルからも解るように、動詞 「くれる」の命令形は 「くれよ」です。 では 「くれ」は何かと言えば、連用形です。 ● なぜ連用形で終わるのか・・・? 不思議ですね ( ^^ 実は、「おくれ」は 「おくれなさい」の省略形なのです。 ・お待ちなさい → お待ち ・お聴きなさい → お聴き ・おくれなさい → おくれ 「なさい」は動詞 「なさる」(「する」の尊敬語)の連用形です。 ● また連用形で終わってるじゃん! まったく変ですね (笑) 実は 「おくれなさい」もまた省略形で、元の形は 「おくれなさいまし(ませ)」なのです。「まし(ませ)」は助動詞 「ます」(丁寧)の “命令形” です。 ・待っ・て・おくれ・なさい・まし。 やっと命令形の登場です ♪ヽ( ^▽^ )/ 以上の説明からお解りだと思いますが、この表現は発生的には明らかに尊敬語でした。 しかし、 ・ 待っておくれなさいまし    ↓ ・ 待っておくれなさい    ↓ ・ 待っておくれ このように省略されて行く過程で本来の尊敬語としての性格が失われ、今では単に “軽い命令” を表すようになったものと思われます。 以上、ご参考までに ( ^^

mumumu1234
質問者

お礼

適切な例で、とても分かりやすかったです。ありがとうございました。

  • shinsho4
  • ベストアンサー率50% (80/157)
回答No.3

「おくれ」の「お」は「御御御付け(おみおつけ)」の「御」と同じで、敬意やていねいの接頭語です(^-^)。 動詞にもつきます。 「おカバンをお持ちします。」など。 動詞の命令形についた場合は、目下の相手に対する軽い親しみの気持ちを込めた言い方になります。「さあ、お食べなさい。」 もっとも、強い調子で言われると結構こわいもんです。「お黙りっ!!」など。 「~ておくれ」のときの「くれ」は補助動詞の命令形です。、「お」がつくと軽い命令、やわらげた命令表現になりますね。 そして、目上には使えません。親しい目下に対する言い方でしょう。 昔の作品にはよく出てきますね。 廓ことばの「くんなまし」も同じようなものですが、「まし」の分があるだけていねいです(^-^)。

mumumu1234
質問者

お礼

「お食べなさい」のところで、おっ!そうだな!と思いました。 丁寧なご説明ありがとうございます☆

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.2

「くれる」は「与える」「してあげる」です。 「くれ」は命令形で「与えてくれ」「してくれ」 「お」がついて「与えてください」「してください」 「…とくれ」は「…ておくれ」の音便形です。 咲いておくれよいつまでも(有楽町で逢いましょう) 必ず行くよ待ってておくれ(小樽の女よ) 毎日そのムチで私を叩いておくれ(草原情歌)

mumumu1234
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 また、素朴な質問なんですが。 「くれる」の命令形の「くれ」に「お」がついた形「おくれ」ということですが、では、ここでの「お」は美化語の役割(もしくは丁寧さを表す)で使われているのでしょうか?

  • tomajuu
  • ベストアンサー率38% (304/782)
回答No.1

語源、成り立ち・・・というより、そもそもそれが本来の使い方じゃなかったのかと。 「無かったものにしておくれ」→「無かったものにしてくれ」 「笑っておくれ」→「笑ってくれ」 など、短縮されるのが「現代」の使われ方です。 文芸・文学作品というのは、言葉悪いですが、「古い言い方を重んじる」のでは? だから「~しておくれ」 みたいな言い回しの表記されるのだと思います。(私自身は、そのように書かれたのを思いだせません・・・。忘れてるか、気にならないだけでしょうが。) ちなみに、私はド田舎で、古い言い方が残っているようです。 「無かったものにしておくれ」→「無かったものにしとくれ」 「笑っておくれ」→「笑っとくれ」 です。

mumumu1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まだ田舎のほうでは残っているんですね。 「笑っとくれ」とかですねぇ。 大変助かりました。参考にして、文献など調べてみます。 ありがとうございました☆

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