• ベストアンサー

なぜ今解散総選挙が必要なのでしょうか?

morimaru47の回答

  • ベストアンサー
回答No.4

与党は実際に政権を担当しているため、政策の失敗やスキャンダルがあると支持率の低下に直結します。特に現在は、5年間に及ぶ小泉内閣で行った改革の歪みが社会の各局面に現れています。それを「小泉元首相の責任だから、僕は知らない」とは言えません。行政の最高責任者である現在の総理大臣や、その内閣に責任が及びます。今の状況は、これまでの常識では予想できないような問題が、意外な所から次々に噴出しているのです。 そうすると、選挙の時期が先に延びれば延びるほど、さらなる問題が重なって支持率が低下し、それに比例して与党の議席減が予測されるのです。仮に衆議院の任期満了後に総選挙を行うとすると、与党の議席が過半数を割って政権を失う可能性が相当に高くなります。 そこで総選挙に向けた与党側の顔として、人気のない福田首相から新しい麻生首相に変わるのです。あす就任する麻生首相は、当然ながら首相としての実績は何もありません。実績がないというのは、逆に失点もないわけなので、実質的な執務を始める前に速攻で総選挙に突入することで、与党の議席減を最低限にとどめるのを狙ったのです。とりあえず、与党が議席の過半数を獲得すれば政権は維持できるので、一気に勝負に出るということです。 ねじれ国会に関して野党側は、直近の国政選挙である昨年の参議院選挙が国民の意思だとして、過半数を占める参議院で攻勢に出ています。 これに対して、今回の衆議院総選挙で仮に与党側が過半数を占めれば、与党側が国民の意思を代表することになります。それでも、ねじれ現象が解消されるわけではないですが、直近の民意という錦の御旗(政権の正当性)を主張することで、国会運営の主導権を野党側から奪還することができるのです。 結局、与党側は、衆議院の2/3を占める現状の議席が大幅に減るのは織り込み済みであり、最低でも過半数を獲得して政権が維持できることに賭けるわけです。

関連するQ&A

  • 総裁選のあとの解散総選挙

    巷では自民総裁選と衆院選の話題でもりあがってますが 衆院選があって、解散を宣言するだけの総理なのに なぜみんな躍起になって総裁選に立候補してるのでしょうか? 総裁になっても、すぐ選挙では もし自民が負けたら総裁の責任を問われるんじゃないかと思うのですが なにか私勘違いしてますかね?

  • いま衆議院を解散する必要はあるのでしょうか?

    いちばん早くて年内解散が囁かれていますが自民党が どうしても解散に踏み切る意味はあるのでしょうか? 事前にどんな風が吹いても現有議席よりも減るのはほぼ間違いない 仮に勝って過半数を確保しても参議院の勢力は変わらない 下手すると民主党のほうが勝つ可能性もある 衆議院でこれだけの議席を持っているのですから 任期満了選挙でもいいと思うのですが・・・ 来年でもいいですがあえて解散総選挙する必要はあるでしょうか?

  • 自民党総裁選と解散

    もし小泉首相が総裁選に敗れた場合、首相も新総裁に替わると思いますが、小泉個人の人気に現在支えられた自民党は年内の解散をさけると思われます。その場合下記の疑問が生じますのでどなたか政治に精通されている方ご意見をお願いいたします。 (1):総裁選後、敗れた小泉首相は議会の首相指名投票前に解散権を使うことが出来ますか? (2)同日選を嫌う公明党は新首相の下で政権に残りますか? (3)自民党の新総裁が抵抗勢力をバックにして選出された場合、年内の解散で衆院の過半数の議席を守ることが出来るでしょうか? (4)公明党が自民の政策転換によって、場合によっては民主党と閣外協力に走る可能性は? 何だか公明党の出方によっては民主党への政権交代の可能性が出てきたような気がします。

  • 内閣総理大臣の選出方法について 

    例えば、 国会内で自民党が単独で過半数以上の議席を得ているとします。 そして、総理大臣に自民党総裁が選ばれ、内閣も自民党政権です。 (衆議院総選挙が終わって、総理大臣が議員の中から 選ばれ、組閣したばかりの状態としてください。) そこで、以下の場合に内閣総理大臣の選出はどうなるか教えて下さい。 1)衆議院議員は今後解散がなければ任期は4年ですが、もし 1-a )  その間に総理大臣が辞任する場合 (たとえば、総理大臣が自民党総裁の任期(3年ですよね?)に伴い 総理大臣を辞職する(?)場合など) 1-b ) その間に内閣が総辞職する場合 2)衆議院の任期満了(4年)に伴う場合 3)衆議院を解散した場合 において後任の総理大臣はどのように選出されるのでしょうか。 また、そのとき開かれる国会の種類(特別国会・臨時国会)についても合わせて教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。

  • 解散しなければならない理由

    麻生総理が衆院の解散を決意したようですが、まだ解散時期が取りざたされていた頃、"総理が衆院の解散解散権を行使しないで任期満了で選挙になるのはみっともない"的な論調を週刊誌やテレビのコラムニストが話しているのを聞いて不思議に思ったのですが、解散権というの行使しなければいけないものなのでしょうか、なぜ衆院の任期満了後に選挙に突入するのはいけないのでしょうか?

  • 首相の解散権について教えてください

    衆議院の解散権って今の総理大臣の麻生氏が握っていますが、 本人がしないと言えばどうあっても解散はできないのではないのでしょうか? 解散権行使は首相の本人次第で、今解散しても自民党は負けると目に見えているので麻生氏が解散権を行使する訳がないと思うのですが、なぜ世論とかで解散を促したりするのですか? 政権交代が起き、負けるのが分かっていて選挙に挑もうとするわけないと思うのですが・・ 総裁選前倒しや内閣改造をしたら一時的に支持率が上がるので、そうなると別に解散してまた総選挙しなくても良いと思ってしまうのですが。 もう決まったように任期満了以前に解散総選挙とTVで言っていますが、どうしてそう決められるのですか? 本人次第で人気満了できるのではないのですか? 無知ですみません。 仕組みがよく分からないので教えてください。

  • もし衆院3分の2を割ったら?

    仮に与党が衆院の任期満了近くまでねばったとしても、総選挙よりも参院の半数改選の方がもっと先の話になります。 次期総選挙は、先の郵政選挙の揺り戻しで、与党の議席大幅減は想像に難くありません。 仮に与党で衆院過半数はギリギリ維持できたが、三分の二を大きく割ってしまった場合、法案が参院で否決された後に衆院の三分の二以上で再議決することはできなくなってしまいますが、その場合、国会運営・政権運営はどうなっていくのでしょうか? その場合は、政界再編必至ということでしょうか。 ご教示よろしくお願いします。

  • 衆議院の解散総選挙はしなければならないのでしょうか?

    衆議院の解散総選挙の時期をめぐる報道が繰り返されています。 衆議院は、任期の4年を全うしてはだめなのでしょうか? 任期満了前に解散総選挙をしなければならないという法律でもあるのでしょうか? 国民に信を問う,と言いますが、今、信を問うべきアイテムはあるのでしょうか?

  • 今回の解散総選挙について

    福田さんが辞め、総裁選びの段階に入っています。そしてその後解散総選挙になると言われています。  で、質問なのですが、なぜ解散し、選挙をやらなければならないのか、別に今までの自民党通りに手を替え品を替え、曖昧のままに政権を保持していけばいいと思ったのですが・・・ なぜ解散、ということになるのでしょうか?おしえて頂けますか。

  • ダブル選挙

    先日国会で菅総理は、自民党議員から「マニフェスト不備で謝罪した以上、内閣総辞職か衆院解散をしたらどうか」と言われ、「2年後のダブル選挙でいいと思っている」:と答えました。実際の任期は衆院の方が1月ほど長いようですが、なぜ同日選挙がよいと答えたのでしょうか?