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ネット上の医学情報……信じていいもの、悪いものは??

お医者さんに「ネットで・・・・・・調べました・・・・・読みました」といったところ、不機嫌そうになって、「ネット情報はあまり信じない方がいいで」と言われました。 病気情報/医学関係で、 ・ネットに掲載されている情報で、こういったものは、余り信じない方がいい。眉唾もの。 ・逆に、こういったものは、だいたい合っている というものは何ですか? 私はネット初心者に近いので、分別がつきません。よろしくおねがいします

質問者が選んだベストアンサー

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  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2724/5433)
回答No.6

一般の人が判断するのはかなり難しいと思います。が、思いつくだけ挙げれば… ・複数の全く異なる医院のサイトに同じことが書いてあれば、とりあえず現段階での定説と考えていいかもしれません。しかし、新しいものや儲かりそうなものは集中する傾向にあるので、否定的な記事も探した方がいいでしょう。 ・また、定説とか常識と言っても、例えば一つの病気に対する治療法は一つではありませんし、最新といわれる情報が必ずしも最良とは限りません。これは専門的な学術書でも同じです。 ・「学会で発表」などというものは気をつけた方がいいです。学会は研究途中だから発表されるもので、既に固定された説などはあまり出てきません。テレビなどで「今度○○学会で発表」とか「ネイチャーに掲載」なんていうのは飛びつく前に1~2年様子見がベターです。 中にはワザワザ外国に自分で学会を作り、学会誌を発行して、それを持って日本のマスコミに売り込んでいたという人まで居ます。 ・個人医院等の宣伝的なものはまず信じないほうが間違いないでしょう。 私は歯科医なので、歯科で例を挙げますと、 「レーザーで無痛の治療が出来る」(レーザーだろうと何であろうと無麻酔で神経に触れば痛い)。「某薬剤で神経を取らずに治療」(神経に至る虫歯では取るのが常識。また薬事法に触れる薬剤を使用しているものもある)。「削らない治療が常識」(これもレーザー同様、極初期の虫歯にのみ有効だがほとんど適応症が無いのが実情)。などなど上げたらキリがありません。

kamiya0987
質問者

お礼

ご貴重な情報、大変参考になりました。 個人ブログ、匿名人がつくったサイト、医者でない人がかいたもの、個人医院の宣伝、医療器具販売、薬の輸入代理など「商売」がからんでいるものは、気をつけたいと思います。広告が貼っているサイトなどは特に。 今までの皆さんのご意見ですと、例えば、製薬会社が出している自社の製薬の添付書類などは信じてよさそうです。

その他の回答 (5)

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.5

>どうでしょう?学術誌に活字化した論文が、PDFでネット掲載されているものは大体信用していいのでしょうか? #4です。 論文の内容が信用できるかどうかは、学会や学術誌のレベルによります。 しかし、内容が正しかったとしても、先に指摘した2つ目の問題点、読み手の理解力の問題が存在します。そしておそらくこの方が大きな問題であると思います。 学術論文はその分野の専門家を読者と想定して書かれますから、専門家が常識的に知っているはずの知識は省略されます。 専門家でない人が読んだ場合、背景となる知識が不足しますから、その知識があれば自分が癌のはずがない、とわかるのですが、必要な前提知識がなくその論文だけを読んで、自分は癌だ、と思い込むかもしれません。 「○○は肝臓に良い」と論文に書いてあったとします。でもその○○は腎臓に悪いかもしれません。心臓に悪いかもしれません。高血圧に悪いかもしれません。脳梗塞の危険性を増すかもしれません。 論文の著者は 「そういったデメリットは読者の皆さんは当然知っているはずですから書きませんが、肝臓に良いというメリットもあるんです。」 というつもりで書いているのかもしれません。 「○○は肝臓に良い」が正しいとしても、 「だから○○を沢山使おう」という結論を出してはいけない。 ということです。 内容が正しい正しくないということより、その前提となる知識があるかないか、ということの方が重要なのです。前提となる知識無しにその論文だけで結論を出すのは危険極まりないことなのです。

kamiya0987
質問者

お礼

ご貴重なご意見ありがとうございます。

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.4

ネットでの情報については、2つの問題があります。 1つ目はその信頼性です。 学会などでは信頼性が乏しすぎるものは排除されるのですが、研究者が(科学的な検証に関して十分な訓練をされていないため等の理由で)自分の考えは絶対に正しいと思い込み、これをネット上で発表する場合があります。 これが、その正当性が検証されないままネット上に広がり、あたかもそれが常識的な知識であるかのように見えてしまうこともあります。 2つ目は読み手の理解力です。 よくあるのは、 ○○の癌には△△の症状がある。 といった記述があった場合、△△の症状は○○の癌だけでなく、□□や○△の病気にもあり、そのどれなのかを鑑別しなければならないのですが、 自分には△△の症状がある。だから○○の癌だ! と短絡的に思い込んでしまう、といった場合です。 ところで、「大誘拐」という小説があり、テレビドラマにもなりました。 紀州の大富豪の老婆を誘拐して身代金を取ろうとする話です。 誘拐された老婆は、犯人から身代金の手紙を書くように言われてカンカンに怒り出します。 「ワシの身代金がたったそれっポッチか!ワシを侮辱するのか!ワシの身代金は100億円だ!びた一文負からん!」 とタンカを切ります。 そして、金の受け渡しはああやってこうやって・・・と犯人に指図をし、みごと100億円の身代金をせしめてしまいます。 こうなると、逆に犯人の方が怖くなってしまい、お金を置いて逃げてしまうのです。 大富豪の老婆がこんなことをしたのには訳がありました。老婆は癌だったのです。夏になってから急に体重が減り体力が衰え、食が細くなり顔色が悪くなり・・・ 親戚の1人が癌でこんな症状になり、ほんの一月ほどで衰弱して死んでしまったのです。自分が癌で余命いくばくもないと知った老婆は人生を振り返ってみて「つまらない」と思いました。 主人は兵隊にとられて戦死し、林業を始めると国の方針が変ったり税金が上がったり・・・。 自分は事業をやって必死で働いて税金を国に沢山納めているのに、国は自分に何をしてくれたのだろう? これで自分が癌で死ぬと、長年かかって築き上げた遺産の大部分は税金に取られてしまう。つまらない。 そんなことを思っているときに誘拐されたのです。 じゃあこれを利用してやろう。身代金の100億円は自分の財産の大部分だから、これを支払うと大損をしたことになるり、相続税を払わなくてすむ。 違法なお金だから子供たちには残せないかもしれないけれど、少なくとも国には絶対渡さない。 そう思ったのです。 そしてみごと100億円をせしめて犯人から「開放」されたある日、風呂上りに体重を測ってみると、元の体重に戻っていました。鏡を見ると顔色もよくなり、食欲も旺盛で・・・ 癌だと思ったのは、単なる「夏ばて」だった、というオチです。 病気などの医療情報は、全身と主要な病気に関する知識があってはじめて役に立てることができるものですから、しろうと判断でああだこうだと考えるのはやめた方が良いです。

kamiya0987
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ネットには査読がありませんから、いろいろな仮説が書けますよね。それはネットの良いところでもあり、悪いところでもあるみたいです。 どうでしょう?学術誌に活字化した論文が、PDFでネット掲載されているものは大体信用していいのでしょうか?

noname#158477
noname#158477
回答No.3

医療関係に関わらず情報というのはつねに変わるものと思っていた方がいいのでは? 屁理屈というかこれを言い出すと切りがなくなるのですが これはネットだけではなく本などにもいえることだと思いますが、 科学の進歩で後年にこれが真実だと判明することだってあります。 歴史でいえば鎌倉幕府は1192年ということもいろいろと諸説があって 1185年という教科書もあるわけで どれを信じるかどうかという判断は難しい 一昔前に「ゲーム脳」なんて言う言葉もはやりましたが これも今では否定されています。 しかし、マスコミは加害者が残虐なゲームをもっていたからこれは 「ゲーム脳」だからだと、遠回しにほのめかすワイドショーもあるわけで。 昔はよく使われていた薬がいまでは有害物質とされ国で使用禁止措置をとった薬(リタリンなど)。 認可は下りないが、とても効果があるとされる「丸山ワクチン」など ネットが充実してきたことで、情報があふれている中では どれが正しくてどれが嘘ななのかという判断力を自分でつけるしかないとおもいます。 ですから、何かの薬のことを調べるにしても 一つのサイトや本だけで判断するのではなく複数のサイトや本で 調べ判断する必要があると思います。 判断をだすのはご自分です。 専門家の意見にしたがうのも自分の判断。 それは違うと別の意見を信じるのも自分です。 情報リテラシーとかメディアリテラシーというのですが 要するに情報を判断する力を身につけようということで。。

kamiya0987
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >情報リテラシーとかメディアリテラシーというのですが 要するに情報を判断する力を身につけようということで。。 仰るとおりですね。参考になりました。

  • riffy13
  • ベストアンサー率60% (903/1488)
回答No.2

ネットで匿名で書かれている情報なんて、おかしなものがほとんどです。 医者が、自分の名前や身分を公表して書いているものであれば、信用しても良さそうです。 わたしもいろんなサイトを見ていますが、嘘や偏見にあふれたサイトをたくさん見つけています。 広告がたくさん貼り付けてあるサイトなどは、とくに怪しいと思ったほうがいいでしょう。

kamiya0987
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >わたしもいろんなサイトを見ていますが、嘘や偏見にあふれたサイトをたくさん見つけています。広告がたくさん貼り付けてあるサイトなどは、とくに怪しいと思ったほうがいいでしょう。 そんなものですか、ちょっと私にはその見極めも依然できません。 医者や病院名などの固有名詞を掲載しているサイトはそんなに悪くは無い、ということですね。

回答No.1

薬や病気の情報などは信じても良いでしょう。 それを自分の症状などに当てはめるのは良くないでしょう。 症状をお医者様が総合的に判断し原因と対策を考えます。それを診断といいます。

kamiya0987
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。 >それを自分の症状などに当てはめるのは良くないでしょう。 まったくですね。

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