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確率・統計

ある都市のタクシー会社はブルーキャブとイエローキャブという2社のみで、ブルーキャブは青い車でイエローキャブ黄色い車である。イエローキャブのシェアは全体の85%を占めている。 ある晩にひき逃げが発生した。目撃者は事故車は青いタクシーだったと証言。弁護士は目撃者はひき逃げが発生した晩の状況下で80%の確率で正しく車両を識別できると主張し、事故車はブルーキャブ社の車両として訴えた。 この弁護士の主張は正しいといえるか? という問題なんですが考え方と解答をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • oruka
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回答No.7

質問者さんは#3の返事からほぼ解決されたかと思われますが、締め切られていないので質問者さんのご好意(だと勝手に判断(^^;)に甘えてもう一回だけ書き込みます。 #6の問題について この事故が金によるものである確率は#4でjunさんがやった通りですので、この事故は黒(のいずれか)によるものの可能性のほうがはるかに高い。 ですから証言以外の捜査を全くせずに有罪にはできないでしょう。 前回の解答は少し説明不足でしたか、#4の主張自体は正しいですよ。 「ただその計算結果に対して違和感を感じてしまうのは金1台と黒99999台の合計とを比べていることを忘れてしまいがちだからだ」といいたかったのです。 「99%で正しく認識できる」ということの定義は案外デリケートです。この町で10万回の事故(実際には確率どおり金0~2回くらいと黒99998~10万回くらいだったとします)を目撃したとします。彼はそのち約1000回は金だったと主張しているはずです。あとの99000回は黒だったと主張するでしょう。10万回中1000回間違いますがそのうちほとんどすべてが金と主張した時です。彼自身はその都度99%正しく判断していますが、「金と主張した時だけを集めてみると」ほとんどはずれていたことになるのです。従って彼が金だと主張した時には要注意!となるのです。 普段の生活でも、すごく稀なことを目撃した時は、(普通の現象を目撃したときより)「我が目を疑って」より何度も見直そうとしますよね。あれはちゃんと理にかなった行動なのです。 >junさん ここではこれくらいで、まだ納得されないようでしたら新たにスレッドを立ててください。

voxxx
質問者

お礼

本当にありがとうございました。 junさんから反応がないようなので 締め切らさせてもらいます。

その他の回答 (6)

  • jun1038
  • ベストアンサー率49% (138/278)
回答No.6

すみません。どうも数学には疎くて、2つの違いがよくわかりません。 質問者さんをさしおいて大変恐縮なのですが、次ではどうですか。 (質問者さんの文章を少しだけ手直ししたものです。) ある都市のタクシー会社は金ぴかタクシー(個人)と黒塗りタクシー(大手)という2社のみで、金ぴかは金ぴかの車で黒塗りは黒い車である。金ぴかは1台に対し、黒塗りは99999台ある。 ある晩にひき逃げが発生した。目撃者は事故車は金ぴかのタクシーだったと証言。弁護士は目撃者はひき逃げが発生した晩の状況下で99%の確率で正しく車両を識別できると主張し、事故車は金ぴかタクシー(個人)の車両として訴えた。 この弁護士の主張は正しいといえるか? よろしくお願いします。

  • oruka
  • ベストアンサー率42% (16/38)
回答No.5

4さんから面白い設定があったので、それについての説明を(質問者さんよいですか?) 金ぴかの車1台(である確率と)そのほかの99999台(のいずれかである確率)の「合計」とを比較するところに無理があるのです。 金持ちドライバーの疑わしさは、そのほかのドライバー1人と比べれば明らかに99倍です。(計算は省いても大丈夫ですよね?) ですからこの意味ではそれぞれの青キャブ1台と黄色キャブ1台の疑わしさは、青:黄色=80:20なのですが、会社ひとくくりとして青キャブ社と黄色キャブ社の比となると先の答えの通りになるのです。 実際の裁判でこの確率をどう判断すべきかは数学の範疇ではありませんが、証人1人の証言だけでは(その他の状況証拠なしで)この金持ちの疑わしさは他の市民の「たったの」99倍でしかないことは事実ですね。

  • jun1038
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回答No.4

こんばんは。数学にはド素人なのですが、便乗質問をさせて下さい。 (実は私は、NO.2の方のように考えてしまったので。) ある町に10万台の自動車があって、 1台だけ金ぴかで、残りの9万9999台は黒でした。 ある時、ひき逃げ事件が起こって、目撃者はその車は金ぴかだったと言いました。 夕方の薄暗いときでしたが、99%の確率で金ぴかだろうと思われました。 金ぴか車の若者に雇われた弁護士はこう主張しました。 この町の車がひき逃げ事故を起こす確率が同じと仮定して、 金ぴか車がこの事故を起こしてそれを正しく金ぴかだと認識する確率は、  10万分の1*0.99=0.0000099      (1) 黒い車がこの事故を起こしてそれを誤って金ぴかだと認識する確率は、  9万9999/10万*0.01=0.0999999  (3) この若者が実際に事故を起こした確率は、(1)/((1)+(3))で、 これは、 0.00989%  である。 よって、この若者は、無罪と考える方が妥当性が高い。 この弁護士の論法は正しいですか。 ではまた。  

  • oruka
  • ベストアンサー率42% (16/38)
回答No.3

No1さんの回答が正しいのですが、No2の方は誤解されているようで、二人の説明が食い違って混乱されているのでは?と思い少し丁寧にかいてみます。 まず大前提としてそれそれの黄色タクシー(1台)と青タクシー(1台)の事故の起こしやすさ自体は平等であるとします(これがないと話が進まない) すなわち、これを逆からいうと 「ある事故が、青の起こしたものなのか黄色の起こしたものなのかは、青と黄色の構成比率に等しい」となります。 あるひき逃げが青が起こしたものである確率=0.15 あるひき逃げが黄が起こしたものである確率=0.85 となります。 従って、 ひき逃げが青によるものでそれを(正しく)青だと判断した確率=0.15*0.8=0.12 (1) ひき逃げが青によるものでそれを(誤って)黄だと判断した確率=0.15*0.2=0.03 (2) ひき逃げが黄によるものでそれを(誤って)青だと判断した確率=0.85*0.2=0.17 (3) ひき逃げが黄によるものでそれを(正しく)黄だと判断した確率=0.85*0.8=0.68 (4) くどいようですがここで ひき逃げが青によるものである確率=(1)+(2)=0.15 ひき逃げが黄によるものである確率=(3)+(4)=0.85 目撃者が正しく判断した確率=(1)+(4)=0.8 目撃者が誤って判断した確率=(2)+(3)=0.2 とちゃんとなっていることを再確認しておきますね。 さてここからが条件付確率の考え方です。今目撃者は青と判断していることが確定しています。すなわち(1)か(3)のいずれかが起こったことが確定しているのです。ここでそれが青であったのか黄であったのかの確率は、「(1)+(3)を全体として、そのうちの(1)の占めている割合と(3)の占めている割合」として求めるのです。 従って 事故が青によるものだった確率=0.12/(0.12+0.17)=12/29(約=41%) 事故が黄によるものだった確率=0.17/(0.12+0.17)=17/29(約=59%) となって実は黄タクシーだった可能性のほうが高いのです。 そもそもなんの手がかりもない場合は青:黄色=15:85だったわけですから、たとえ確実性80%の証言でも「青だった」との証言によってそれが41:59にまで青が増えた、と考えれば日常感覚とも合致するのではないでしょうか? 問題は「この弁護士の主張は正しいといえるか?」ですから 「正しいとはいえない」と答えればよいでしょう。

voxxx
質問者

お礼

皆様、ありがとうございます。 この問題はいわゆるベイズの定理といわれるもので 解くのですね。

noname#12673
noname#12673
回答No.2

この問題だと、イエローキャブとブルーキャブの市場占有率は関係なくて、単純に目撃者が正しく車両を識別できたか否かという問題になりませんか? 正しく識別できた=青(80%) 正しく識別できなかった=黄色(20%) もし、"正しく認識できた"の余事象が"どっちだか分からない"ということになると、0.2*0.15だけ青の可能性が上がると思いますけど・・・言葉をどう解釈するかですね。 まぁ、どちらにしろ誤判別の確率が2割弱もあれば、普通は絶対正しいとは言えませんけどね。 また、もし同じ信憑性の人がもう一人居て同じ証言をすれば、事故車が青である確率は1-0.2*0.2(1-2人とも誤る確率)で0.96だから、これは正しいと言ってもいいでしょう(目撃者の判断は互いに独立であることが条件ですが)。 やっぱり証言は数が大事ということでしょうか。

回答No.1

「絶対正しい」とは勿論言い切れません. 条件つき確率の問題で, Blue(0.15)をBlueと認識(×0.8) ・・・(1) Yellow(0.85)をBlueと認識(×0.2) ・・・(2) (正しい確率)=(1)/{(1)+(2)}

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