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DNAのA=C,T=Gの組み合わせはなぜ無いのか?

生物学を勉強しているのですが、DNAの構造はアデンとチミン、グアニンとシトシンの組み合わせがあると教わりました。なぜ4つあるのにアデンとシトシン、チミンとグアニンといった他の組み合わせが出来ないのでしょうか?

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回答No.1

塩基の分子構造から、それぞれAとT、GとCが水素結合という結合で 引きあうことができるのに対して、他の組み合わせでは、うまく合わないのです。 ただし、AとGは、弱いながらも引きあいます。といっても、AとTやCとGよりは ずっと弱いので、それらの組み合わせには大差で負けてしまいますが。

参考URL:
http://www.chem-station.com/yukitopics/dna.htm

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  • nitscape
  • ベストアンサー率30% (275/909)
回答No.2

A:T、C:Gの組み合わせ以外もあります 組み合わせには#1で言われているように水素結合が関係しています。C:GやA:Tはその結合エネルギーが高く安定しているために多い結合です。 A:T、C:G以外の組み合わせは「ミスマッチ」などと呼ばれます。これはDNAの複製の際などにポリメラーゼによって間違えた塩基が取り込まれることや、DNAの塩基に傷がついて(たとえばGが酸化して8-oxoguanineとなったり)した場合起きることがあります。細胞内にはこれらのミスマッチやDNA障害を修復するための系が備わっていますが、完璧ではありません。そのために突然変異やガンの原因になったりもします。

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