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セクハラの加害者が心の病気にかかっている?と思われる節がある場合、どう対応すべき?
長文になりますが、よろしくお願いいたします。 今から2年前のことですが、同じプロジェクトに参加していた仕事仲間(Aさんとします)からセクハラを受けていたことがあります。私もAさんも任期つきの研究員(ポスドク)です。最初の間、自分で直接Aさんに、止めるように言っていたのですが、次第に、Aさんの考え方が、私には理解できないものだということが分かってきました。 仕事以外の話は全くしておらず、仕事でもいつも言い合いになっているのに 「僕を誘うような態度をとってるのは貴方の方だ」 プライベートで誘うメールがたくさん送られてくるので、職場で喧嘩して同僚にうるさがられるのもと思い、仕事とプライベートは分けてほしいとメールで返信したら 「職場で話してるときと、態度が違う」 最初は怒らせるために言ってるのだと思っていたのですが、「僕のこと好きですよね?」などと、何回それで言い合いになったか分からないのに聞いてくるわ、職場の他の女性が自分に好意を持っていると臆面もなく言ってくるわ(傍目にどう考えてもそんなはずはない)で、どうやら彼は本気で、そう言ってるのだと分かってきました。 「送られてきたメールは全部とってあります」 と何度も言っていたのに、何故か、彼のなかでメールは全部捨てたことになっていたり。記憶が、彼の都合のいいように代わってしまうんです。 ただ、これだけでは彼が病気であるかどうかは分からないと思います。ところが半年たって、ある事件が起きたことがきっかけで、私だけでなく他の人も(そういう知識のある人はいませんが)、Aさんが、何らかの妄想を持つ病気である可能性が高いと思うようになりました。 その事件は、Aさんが、私の彼氏を、私のストーカーだと信じこんだことがきっかけで起きたのですが、彼がそう信じた理由は、インターネットで無関係な人が書いた内容を、私たちのことだと思い込んだためということです。そのページを見たという方に聞いたのですが、それは普通のページで、そう思って読めば、そう読めないこともないといった内容だったそうです。それがきっかけで、Aさんは完全にプロジェクトから外されることになりました。 この件で、セクハラ調停委員会が立ち上がり、私はAさんへの要求を聞かれました。それまでの経緯から、ひとまずAさんを病院に連れて行った方がいいのでは?と言いました。病気であるかそうじゃないかで法律的に扱いも異なるのだから、診察を受けないと何も判断できないと思ったのです。 しかし調停委員の方たちは、それは駄目だと言いました。調停の枠内では、Aさんを無理矢理病院に連れていくことができないということが理由でした。彼を雇っている教授が、今回のことに激怒して、半年後に彼を解雇させると言っていたので、委員の方たちが勧めたとおり、調停ではAさんに謝罪文を書かせるだけで、ということになりました。 ところが、調停は失敗に終わりました。私が自分で彼を説得していたときからそうだったのですが、Aさんは、その人の持っている弱点をついてくることに非常にたくみで、その場の議論を全く無関係な(しかし非常に不愉快な方向に)持っていってしまうのです。最終的に、人事課の方が、これ以上続けるのは嫌だから要求を取り下げてくれるよう、私に泣きついてきました。謝罪文も出ず、半年後に解雇することも、なしくずしで取りやめになり、彼の任期がその時点で半年しか残っていなかったので、自然に任期を切れるのを待つ、ということになりました。 彼は比較的高齢のポスドクだったため、今は無職で、まだ職場の近くに住んでるということです。このことが、ますます彼の妄想を強化させてしまうのでは?と思うと、気味が悪いです。 結局、うまく解決されなかったので、最後まで、彼の私に対する態度は変わりませんでした。例えば彼が来る場合、私は居合わせないようにと周囲が配慮するなど、事件の影響は、未だに残っているように思います。 委員の方は、彼を病院に連れていかないのは、それが、彼にとってマイナスになるからだとも言っていました。でも結局、その後、Aさんは今も思い込みで、色んな人の反感を買い、普通の人なら決して踏まない地雷を踏み続けているので、そうとも言い切れないように、私には思えます。 皆さんは、このことについて、どう思われますか? 特に、以下の2点について伺いたいと思います。 ・Aさんですが、これまで通り、放っておく方針でも大丈夫? ・職場としてはこういう問題に、どのように対処するべきだったでしょうか? 私は紅一点であることが多く、変わった方に目をつけられやすいようなので、今後の参考にさせていただきたいと思います。 よろしくお願いします。
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- panta2008
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・皆さんは、このことについて、どう思われますか? お勤めになっているのは大学ですか? こういうところではこのたぐいのトラブルは非常にありがたくないところでしょうね。 >調停の枠内では、Aさんを無理矢理病院に連れていくことができない この点に関してはもっともですね。 しかし >これ以上続けるのは嫌だから要求を取り下げてくれるよう、私に泣きついてきました。 日本社会の伝統的お家芸ですね。 問題に正面から取り組むことをせず、臭いものにふたをしてしまうというのは一般的な会社はもとより、公正を目指さなければならないはずの大学や官公庁においてさえ、もはや常套手段でしょうね。 ・Aさんですが、これまで通り、放っておく方針でも大丈夫? 今は職場で顔を合わせなくて済むというのなら、だまってやり過ごすというのも一つの手だと思います。 しかしAさんは分裂症か何かでしょうか? あなたが接触しないことを望んでも向こうはそうではないので、何かあったとき怖いですね。 しかし、家に押し掛けられたなどの実害が発生してからでないと警察は動いてくれないように思います。 現時点ではどうもしようがないというのが本当のところじゃないですか? ・職場としてはこういう問題に、どのように対処するべきだったでしょうか? セクハラの被害者にとっては加害者が病気か否かなどどうでもいいことで、いやがらせを受けている事実だけが重要です。 ですから加害者として糾弾した上で病気のことと照らし合わせて責任能力を問えるかどうかを検討すべきだったと思いますが、何分 「調停の枠内では、Aさんを無理矢理病院に連れていくことができない」 わけですからそいつは無理ですね。 それならこの場合病気かどうかの判定はさておき、事実確認を取った上で、問答無用で懲戒免職が妥当だったのではないでしょうか? あるいはとにかく今後このようなことをしないという念書の意味を込めて謝罪文の一つも書かせるべきでしたね。
お礼
そろそろ打ち切ろうと思います。 またこの件については、引き続き、放っておく方針でいこうと思います。 回答頂き、どうもありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 相談箱使うの初めてなので、質問がまとまってなくて、すいません。 補足ですが、あまり事件を大っぴらにしないというのは、私の希望でもあったのです。追い詰めて何かある方がよっぽど怖いので…。実際、精神的ストレス以外の、実害はそれほどでもなかったですし。 >それならこの場合病気かどうかの判定はさておき、事実確認を取った上で、問答無用で懲戒免職が妥当だったのではないでしょうか? >あるいはとにかく今後このようなことをしないという念書の意味を込めて謝罪文の一つも書かせるべきでしたね。 確かに、委員もそう考えたようで、最初、そういう話だったと思います。 その後、謝罪文一枚書かせるためだけに、委員の方々は、ときには激しく怒鳴りあいながら、説得をすることもあったと聞きました。調停委員は、人事の方はもとより、他の委員も、普段は別の仕事をしていて、専門家ではありません。 私が、これ以上は、もう無理といわれた時点で、半年近く時間がたっていました。 私の方も、Aさんは、どんなに嫌われても、言い合いで疲れても、仕事の時間が失われても、相手されるのが嬉しいのか?と、感じた覚えがあったので、あまり強硬に主張できませんでした。 >しかしAさんは分裂症か何かでしょうか? 最初はそう思っていたのですが、話を聞いた私の友達が「境界例じゃない?」と言ってきたので、試しにネットで調べてみたら、まるで彼のことを取り上げて書いているみたいで、びっくりしました。 100%の味方か100%の敵しかいない、見捨てられ不安、衝動性(暴食・暴飲・無謀な運転)、投影性同一視(ストーカーをしていたのは自分なのに、私の彼氏に自分を重ねて、Aさんの中で入れ替わってしまっていたこと)など。 ただし、この辺は私見なので、はっきりしたことは言えません。 >あなたが接触しないことを望んでも向こうはそうではないので、何かあったとき怖いですね。 確かに、そういうことを考えると怖いです。事件は2年前でも、彼が本当に職場を去ったのは今年の春です。未だに、色々なところで、気を使います。 境界例の人に、嫌われるコツとか、無視されるコツとか、そういうのがあるなら、ぜひぜひ実践したいものですが。(ないかしら…) >現時点ではどうもしようがないというのが本当のところじゃないですか? そうですね。今となっては、私も、できることはないのかもしれません。 ただ今でもAさんは職場の周りをうろうろしてるのですよ。 せっかく、周りの人が、彼にとっても私にとっても、状況が悪くならないよう努力してくれたのに、あれじゃ意味ないような。 事件が起きたとき、セクハラに重点が置かれてしまったため、本当の問題をちゃんと対処できなかったのでは?と思うことがあるんです。 体の病気と同じで、病気なら医者に行くべきだし、完全に周囲からの信頼をなくすより、早期治療をした方がいいのではないかと思っています。 組織が雇用者を医者に行かせることに消極的になっていたら、ますます偏見を増長するのでは…と。 こういう考え方は、あまり実情には、そぐわないでしょうか?