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ミルの自然主義とムーアの直覚主義

ミルの自然主義とムーアの直覚主義の対立点を教えてもらいたいです。 専門的な分野なので分かる方少ないと思いますが、 回答よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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回答No.1

簡単に述べます。 直覚(直観)主義対自然主義の対立軸は、「道徳」が分析によって見いだされるものであるか否かにあります。 ムーアのミル批判のポイントは、事実言明と価値言明とは別々のものであり、事実から価値は導出することができない、ということです。それをミルは、「望ましい」という価値判断と、現実に人びとが「望んでいる」という事実を混同している、と。それをムーアは「自然主義的誤り」とします。 おおざっぱな回答なので、本を読んでいく上での見取り図程度にとどめておいてください。岩崎武雄『現代英米の倫理学』(勁草書房)が参考になると思います。古い本ですが図書館にはあるはずです。

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