性交渉は夫婦生活において、どれほど大切ですか？

質問

なかなか恥ずかしくて人には聞けず、でも真剣に悩んでしまっているのでアドバイスいただけますか？

愛しているけど、ＳＥＸはしたくないという気持ちって共存すると思いますか？

子供を作る目的ならば、我慢できますが、そうでない場合、残念ですが、肉体的に苦痛なのでなるべく避けたいです。（セックス自体は好きなのですが、相性がイマイチと言うのでしょうか・・）
改善できるように話し合ったりもしますが、なかなかストレートにはいえない私と、ストレートに言ってもらわないとわからないと言う彼とで、ストレスになり、逃げてしまいがちです。

大切なことだと思いますが、どれほど大切なことなのか、
ＳＥＸをしている時間なんて、一緒に色々過ごす時間からしたらほんのわずかな時。だから、たいした問題でもないような気もしていたのですが、彼から、ＳＥＸがいやなら結婚はしない方が良いでしょう？大切なことだよ？愛しているならＳＥＸしたいでしょう？
と言われ、悩んでいます。

彼をも不安にさせてしまっているようで、自分の事を本当に愛しているかほぼ毎日何度もたずねて来ます。

これは価値観のズレという事なのでしょうか・・？
どう解決していったら良いか、アドバイスの程、どうかよろしくお願いします。

回答No.7

kadowaki

これは、「人を愛するということは？」とは微妙に次元が違う問題なのかもしれません。

＞愛しているけど、ＳＥＸはしたくないという気持ちって共存すると思いますか？

愛と違って、セックスの動機となると、男女間では大きく違うと思いますので、女性の場合、男性の場合を分けて考えた方がよいと思います。
女性の場合は、必ずしも強い性衝動に駆られなくても、男性への愛情があるだけでもセックスに応じられなくはないですよね。
ですが、男性の場合、彼が性的に健康である限り、例外なく内部に強い性衝動を抱え込んでいますから、好きな女性ができれば、必然的にセックスを女性に求めるわけです。

婚姻制度というのは、現代では個人による結婚観次第でいかようにも意義づけられるようになりましたが、そもそも男女が安定的・持続的にセックス・ライフを行うために最も望ましい制度はどうあるべきか？と考えた末に出来上がったと考えられます。
すると、男性にとっての婚姻制度は、愛情云々といった建前や美辞麗句の前に、本音のところでは、男性のセックス欲を充たすためには、さらにはそこから派生する問題をクリアするためには、何よりも妻子に対する扶養や養育の義務や責任を課す必要があったという事情に基づいていると考えざるを得ません。

一方、女性にとっての婚姻制度は、男性からの愛情（現実上の責任感・義務感を含む）を確認し、その愛情に免じてセックスを受け入れることで夫からの愛情がいっそう深まり、その延長線上で女性が生む子どもに対する夫の責任感も生まれ、こうして平和で安定した家族生活を営むための制度という意義を持っているのではないでしょうか。

その上で申し上げますが、男性は女性のように愛情からセックス欲に駆られるのではなく、セックス欲が一種の暴力的、動物的な衝動であり、一種の罪悪感、後ろめたさを伴うことも内心自覚しているからこそ、この欲求を受け入れてくれた女性への愛情をいっそう深めたり、そうして生まれた子どもだからこそ、責任をもって養育したりするという気持ちになれるわけです。
そして、女性もうすうす男性の性欲の危険性、暴力性についても気付いているから、男性の確たる愛情を慎重に見きわめた上でないと、簡単にはセックスの求めに応じたがらないのだと思います。

その意味では、もともと忌まわしい、罪深くさえある男性の性欲ですが、これが愛する女性に受け入れられたり、女性にも性的な喜びを与えることになったり、さらには新しい命をもたらしたりということになれば、このことによってこそ、次第に浄化され、聖化されていくのではないか、と私は考えています。
要するに、男性の性欲は女性に受け入れられたり、歓迎されたりすることによって、はじめて正当化される、許される性格のものであるとご理解いただきたいところです。

＞（セックス自体は好きなのですが、相性がイマイチと言うのでしょうか・・）

質問者さんには固有の事情がおありなのでしょうが、男性の性欲については以上のように受け止められ、彼氏との考え方の違いの溝を少しずつ埋めていかれると良いのだが、と思わずにはいられません。

お礼

男性と女性の違い、わかりやすく教えていただきありがとうございます。なんとなく漠然としていたものが具体性をもった気がします。大切な事として、彼と向き合っていこうと思います。