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中級フランス語解釈文
前置詞は副詞を目的語にとることもありますが、 例えば、 depuis toujours d'ou par ici などあります それでは、次の Mais le mot "philosophe" a-t-il un feminin? Depuis recemment seulement. のDepuis recemment seulementも 前置詞+副詞ですよね? 辞書にイディオムとして記載していなかったんです! それと、なんとなく-ment, -mentと音が続くのが嫌だなと… 初級かもしれませんが、宜しくお願いします!!
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こんにちは。6/6のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <前置詞は副詞を目的語にとることもありますが> その場合は以下の用法が考えられます。 (1)副詞が名詞的に使われている場合 (2)前置詞が文法上の道具として、意味なく使われる場合 ご質問2: <depuis toujours> これは上記の(2)に関する用法です。 1.前置詞は通常場所、時、原因などなんらかの意味を表明していることもありますが、時には、単に文章中の要素をつなぐための、便宜的な文法上の道具として使われることがあります。 例: Il demande a vous parler.「彼はあなたに話したいといっている」 Quelque chose d’utile「何か役に立つこと」 例えば、aはここでは本来不要なのですが、前置詞aが不定法と共に使われて「~すべき」という用法があるため、そのニュアンスを出すために前置詞aをが使われています。 また、deもutileは形容詞なのでdeなしで前置する名詞にかかることができるのですが、deのもつ「(性質を)所有する」という意味を出すために、あえてdeを使っているのです。 しかし、これらのaやdeは、用法に特に意味を持たず、単に語調を整えて語につなげるための便宜的な道具でしかありません。 2.ご質問のdepuis toujoursはdepuisの意味を入れて直訳すると「いつも以来ずっと」となり、意味がおかしくなります。 3.ここはdepuisを使って主文の動作・状態が続いていることを強調するために使ったもので、本来はtoujoursだけで通じる副詞句の部分です。 4.ただ、depuisを使うことで単に「いつも」という恒常的な状態だけでなく、「ずっと」という継続の状態がより強調される副詞句となるのです。 ご質問3: <d'ou、par ici> これらは上記質問1の(1)に関する用法です。 1.ここでは、ou「どこ」、ici「ここ」という副詞が名詞的に使われ、前置詞と一緒になって副詞句として機能しています。 2.この用法の場合、副詞句の意味を決定するのは、名詞的用法の副詞ではなく、前置詞になります。 3.つまり、名詞的用法の副詞は、「名詞」の機能しかないため、それだけで動詞との関わりを明確に示すことができないのです。 4.ご質問の2例では、起点を表す前置詞de、通過を表す前置詞parとともに使って初めて、「ここから」「ここを通って」という、動詞に対し意味のある副詞句として修飾することができるのです。 5.その証拠に、これらの名詞的用法の副詞は、前置詞を変えることでいろいろな意味の副詞句として使えます。 例: jusqu’ici「ここまで」 pres d’ici「この近くに」 ご質問4: <Depuis recemment seulementも前置詞+副詞ですよね?> ここでの前置詞depuisは、上記質問1の(2)の用法になります。 1.つまり、質問2のdepuisの用法と同じく、単に文章中の要素をつなぐための、便宜的な文法上の道具として使われています。 2.ご質問のDepuis recemment seulementはdepuisの意味を入れて直訳すると「ほんの最近以来ずっと」となり、意味が不自然になります。 3.ここはdepuisを使って動作・状態が継続していることを強調するために使ったもので、本来はrecemment seulement「つい最近」だけで十分通じる副詞句の部分です。 4.ただ、recemment seulementだけだと、単に「つい最近(~した)」という一点のできごとを表す用法にも使えるので、depuisを使うことで、「つい最近からずっと~している」という状態の継続を強調する副詞句となるのです。 ご質問5: <なんとなく-ment, -mentと音が続くのが嫌だなと…> そうですね。 ただ、seulementやvraimentなど、程度の強調を表す副詞は、別の副詞とも一緒に使われることの多い副詞ですから、-ment, -mentが続く場面も多々あります。 例: amicalement seulement「ほんの友情のつもりで」 variement doucement「極めてそーっと」 以上ご参考までに。
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- anapaultole
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ikumigo-go さん こんにちは 洗練され、繊細な、センスを、お持ちです ご指摘mentでの連続音は不味な文(フミ) 言葉を綴る時、目で書くか、耳で書くか どちらを選択なさいます どちらも不可 目指すは、芳しい花(鼻)で書くことだ 前置詞には、いま少し柔軟にお付き合い 前置詞には、動詞の不定形を、従えても Bonne solution pour se loger pas cher en Seine 次のように文章も Pour quand il n'y aura plus de petrole 更には一人っ子のように次に従えるもの無く Je suis contre とか、Je suis pour 等とも可
お礼
Bonjour!! またお会いできました!! 目指すは、芳しい花(鼻)で書くことだ 格言でしょうか? 綺麗な言葉です 私も以下の言葉を肝に銘じています! Une femme sans parfum est une femme sansavenir. -ment, -mentと私も連続音は不味と感じていたので 同意していただいて安心しました!! ありがとうございます!!!
お礼
ご丁寧にありがとうございます!! なんか恐縮してしまいます… 大変丁寧な回等でなんと言ったらよいか 邦書にない解説をしていただけるのでよくわかります (1)副詞が名詞的に使われている場合 (2)前置詞が文法上の道具として、意味なく使われる場合 と、depuis toujoursは、(2)の意味なんですね! 手持ちの辞書にはalwaysの訳語が与えられていて 初見では「いつも以来ずっと」と意味がわからなくて困っていました はい!、d'ou、par iciは比較的すんなりと解釈できました! jusqueは時制を使いこなすのに苦労しましたが… -ment, -mentが続く場面も多いことがわかってすっきりしました 英語だと、-ly, -lyというのは見たことがなくて どうしても英語の感覚で仏語と比較してしまいます 副詞節の時制の使い方も英語と仏語では異なっていて 苦しい原因ですが面白くとも… 今回も非常にに参考になりました! ありがとうございます!!