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自発変化の方向

圧力、温度が一定として、 ある変化が自発的⇒dG<0ですが、 dG<0⇒その変化は自発変化 というのは成り立つのでしょうか。 成り立たないなら、圧力と温度が一定のとき、ある変化がdG<0だと その変化は自発的かもしれない、という程度なのでしょうか。 あと、自発変化は不可逆変化ですが、不可逆変化は自発変化といえるのでしょうか?

みんなの回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.1

等温等圧ですとギブスエネルギーが減少する、ということとクラウジウスの非補正熱が増加する(系内でエントロピーが生成する。)ということは同じですから、ギブスエネルギーの減少は自発的変化に対応します。ただし速度は保証しません。水素と酸素を25℃、1気圧で混ぜても水にはなりません。ただ自発的変化の行き着くべきところは圧倒的に水です。 T、P一定で不可逆変化がおこれば、つねにdG<0、つまりギブスエネルギーの減少を伴います。これは自発的に起こる変化です。

firemario
質問者

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