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経済開放について教えて下さい。
大学の授業の課題なのですが、 構造調整の中のひとつとして経済開放が含まれているようですが、経済開放とはどういうことなのか? 経済開放をしてメリットあるのでしょうか? また、市場のメカニズム・自由経済とはどういう関わりが あるのかについて教えていただきたいのです。
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確かにその通り。例えば日本で家を新築するとします。一流住宅メーカーに頼むと、坪単価数十万円します。40坪の家を建てると2000万円ですね。オーストラリアでは坪単価6万円くらいだといいます。これを輸入して、仮に倍かかっても10万円くらいでできるわけです。400万円ということなら、定年退職した方が老後のバリアフリー住宅に建て直したい、という需要もでそうです。 こういうことを盛んに発言しているのが大前研一さんです。「住宅のユニクロ化」と言っていますが。 他国で認められている規制は日本でも認める。相互認証を行えば、海外の安い部材を輸入して建てることができるのです。それを選ぶか国産の高い部品を使いたいかは利用者が選択できるようにすべし、ということです。家を新築すれば家具やインテリアも新しくしたいでしょうから、そういった産業も潤いますよね。ゼネコンもビルや公共事業で食っているからだめなので、こういう分野に積極的に打っていけばいいのですが。それを守ろうと必死な議員さんが、ユニクロ化を認めようとするはずないですよね。
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- kensaku
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アメリカは自国の産業発展のため、他国がガードしている部分にも売り込みたいということです。例えば建設会社。日本ではゼネコンを守りたいので参入させないようにしていますが、アメリカの会社が入ってくるだけでも、建設コストの低減が図れるはずです。消費者にとってはメリットは大きいのですが、既存の産業から票をもらっている政治家は、その産業を守りたい、ということです。通信はだいぶ開放されてきましたね。
お礼
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。 また質問なのですが、消費者にとってはメリットは大きいということは、需要が増加することにつながりますか? 需要の増加とつながるなら、お金の循環がよくなり、景気は上向きになり、デフレから脱却できるひとつの方法じゃないでしょうか?
構造改革の中の経済解放は、規制を緩和して自由競争の促進により、価格の低下・品質の向上・消費者志向の進展等が促進されます。 また、今まで参入が規制されていた分野に自由競争の原理が導入され、事業者間の競争が進み、効率化や雇用の開発なども見込まれます。
お礼
簡単に説明していただいてありがとうございます。 わかりやすかったです。 これが、経済開放のメリットと考えていいのでしょうか?
- kensaku
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例えば日本では米の輸入は自由にできません。国内の農業を守る、という大義名分があるからですが、これが開放されれば、消費者は安い米を買うという選択肢が生まれます。では日本の農業は生き残れないか? というと、努力して、おいしくてそこそこの価格の米を作れば、買ってもらえるでしょう。 どんな品物でも仕組みでも、明治維新でちょんまげがなくなったのと同じ事で、ザンギリ頭という選択肢が生まれ、皆がそちらを選んだからなのです。
お礼
確かに日本にとって輸入自由化をすることはよくないですね。 これについては、わかりました。 ありがとうございます。 ひとつ質問があります。 なぜ、日本は、アメリカなど世界に国々から経済開放を求められているのですか?
お礼
詳しく説明していただいてありがとうございます。