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樹脂材料成型

先日、同じ材料でグレードが違う樹脂材料を成型しました。 なぜ、流動性がいい材料の成型条件で 流動性のすこし悪い材料の成型もできるのですか?

みんなの回答

  • polymer1
  • ベストアンサー率51% (84/163)
回答No.3

射出成形に関してですよね。 流動性の違いで成形が出来る出来ないは、成形品の厚さに対してゲートからの最終充填位置までの比が大きいもの、いうなればL/Dが大きな製品の場合に生じることが多いですね。 ですから、L/Dが小さなものであれば、多少流動性が変わっても十分に成形できます。 では、逆に流動性が良い方のグレードでぎりぎり充填できる条件を見つけて、その条件でやや流動の悪いグレードを打てば、差が出ると思います。特に薄肉の成形品だと、顕著な差が出ると思いますよ。 スパイラルフローやバーフローの金型をお持ちでしたら簡単にテストできますね。

回答No.2

 たまたまその条件でもできたとしか。同じ材料であっても違う製品なら条件変える必要もあるし、「材料がこれならこの条件で打てばいつでも大丈夫」という物ではないですから。もともと金型に余裕があったのかもしれないですし。  細かい点に目をつぶるなら、同じ金型で違う材料だって成形できますから。

noname#89789
noname#89789
回答No.1

成形にも「射出成形」「押出成形」「真空成形」などの種類が有りますし、 プラスチックはナフサ(石油化学化合物)を原料として作られて、 このナフサを色々な化学反応をさせることで、 様々な性質をもったプラスチック材料が作り出されることもご存知かと思います。 この化学反応の違いによって、 ・耐熱性に優れた材料 ・透明性が良く美しい材料 ・電気絶縁性に優れた材料・・・などなど といった性質の違う材料が産み出されるのですが・・・ 同じ材料でグレードが違う樹脂材料・・・? 職場に射出成型の部署が有るので、それの経験を元に書かせていただきます。 質問者様にとって参考にならない場合はご容赦下さい。 今回のご質問の場合、成形機・金型は同じものとして・・・ 例えば ・材料の予備乾燥 ・金型の温度設定 ・加熱筒の温度設定 ・射出工程の条件設定 などの諸設定はいかがでしょうか? 例えば射出工程では温度・圧力・速度・時間・位置の5つの要素を効果的に組合わせることにより、 目的の製品を求めていきます。実際、このプログラム設定の組合せは天文学的な数の組合せになるので、 経験と勘に頼る部分が多分に有りますが、製品状態を見ながら温度・圧力・速度・時間・位置等を微調整しながら最良の成形品を求めて行くことになります。 それから、流動性が少し悪い材料でも同等の成形が出来たように記述されていますが・・・ 樹脂の流動性が良すぎると「バリ」がより多く発生する原因にもなりますし、 逆に流動性が悪くなると、射出容量が製品容積に比べて小さくなりがちで 「ショートモールド(充填不足)」になりやすいのですが、そのへんは大丈夫でしょうか? もし、それらがクリアされているのなら、今回の場合、流動性については素材の「許容誤差」の範囲だった、 と見るのが妥当かも知れません。実際、作業の現場では「ペレットの中身までの分析・確認」 まではしていませんし、原料メーカーにより、仕様は事細かく決められていますので・・・

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