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フラッシュメモリの技術について

フラッシュメモリについて質問です。 私が、最初にDATA STICKを購入した時は256MBでしたが、次に1年後ぐらいに見ると、1GBのものがあったりしました。この短期間での、大容量化はどんな技術の進歩によるものなのでしょうか。そして、1GB当初は5000円くらいでしたが、次第に2000円くらいと私が最初に購入した256MBと同じくらいの値段になっていました。低価格化というか低コスト化にも何らかの技術が使われているのでしょうか。 よろしくお願いします。

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  • jx-word
  • ベストアンサー率40% (38/94)
回答No.1

年々フラッシュメモリの容量が増えていく理由は次のような要因があります。 微細化:  情報を保存する部分、これをセルと呼びますが、このセルのサイズをどんどん小さくしていきます。  セルサイズが小さくなれば、同じサイズのシリコンに入るセルが増えますので、  容量はどんどん増えていきます。しかし、コストはシリコンのサイズが同じなので増えません。  フラッシュメモリに限らず、半導体/コンピュータ関連の発展は、この微細化が原動力になっています。 多値化:  従来は1つのセルに1ビットを保存してましたが、最近は1つのセルに2ビット保存できる物が出てきました。  当然容量は倍になります。コストはシリコンサイズが変わらないのでほぼ変わりません。 多層化:  半導体パッケージの中に複数のシリコンを積み上げます。  容量は増えますが、シリコンが増えるのでコストも増えます。  しかし、シリコン分だけ増えるので、倍増とまではなりません。 量産効果:  フラッシュメモリの出荷量は増え続けています。  これによる量産効果も効いていそうです。 ここ数年、フラッシュメモリは毎年2倍のペースで容量が増えています。 Samsungの偉い人はこれを「黄(ファン)の法則」と呼んでいるようです。 ペースが鈍化した話は聞かないため、まだ数年はこのペースで進みそうに思います。

その他の回答 (3)

  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17766)
回答No.4

大量生産による低価格化。市場の拡大が大きな要因。 メモリは半導体ウェハから取り出されるので1枚のウェハからより多くの製品を作り出すことが出来ればコストが下がります。また、品質管理を厳して歩留まりをよくすることが出来れば出荷数も増えるので、不良率による損失分を価格に乗せる必要がなくなります。 あとは、労働コストの安い国に生産拠点を置けば安くなりますね。 因みに今は16GBのUSBフラッシュメモリが1万円以下で買えます。

  • u-bot
  • ベストアンサー率58% (1736/2988)
回答No.3

簡単に言えば次の2点が主な要因でしょう。 (1)メモリ回路の高密度化 (2)多値記録 (1)は製造技術の向上により年々微細な回路を製造できるようになりました。 そのために同じ大きさにより多くの容量を記憶できるようになりました。 住宅に例えるなら家具等を小さくして宅地面積が少なくても生活に問題がなくなり、同じ広さに沢山の人が住めるようになった感じです。 (2)は1個のセルで1ビットを記録するのでなく2ビット、3ビットと記録できるようになったことです。 これも住宅に例えるなら平屋から高層マンションになったため同じ面積で多くの住居スペースができた感じです。 これ以外の要因としては携帯やデジカメ等の普及により大容量のメモリが要求されて メモリ会社が多額な開発投資に見合う商売になったということでしょうか。 この世の中、理論的に問題がなくてもコストの問題で商品化できない場合が多々あります。

  • URD
  • ベストアンサー率21% (1105/5238)
回答No.2

回路の微細化 歩留まりの向上 過当競争 みんなが使うようになって数が出たから生産コストが下がった 円高

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