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AM回路

ヘテロダイン検波、同期検波について知りたいので教えてください。

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  • ベストアンサー
  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.2

「ヘテロダイン検波、同期検波について知りたいので教えてください。」 ということですね。 (1)まず「ヘテロダイン」というのは何かですね。Heterodyne は二つの周波数 を合成したという意味ですね。AM変調波ということですから合成波は E(t)=A(1+mcosΩt)(sinωct):A,B は振幅、Ω、 ωc、は周波数。 (註:信号はcos, キャリヤはsin と書くんだね。mは、キャリヤの大きさA 信号の大きさBとしたときの比(K=B/A)だよ。変調度とも言うね。) になるね。#1さんも参考にね。 (2)検波するんだよね。検波というのは、信号(mcosΩt )を分離する方法だね。 (1)ダイオードのなどの非線形素子を利用の検波方式 変調はE(t)を非線形の素子(ダイオードやトランジスター) に通すと、出力に基本+2乗や3乗の項がでてきますね。 (X=E(t), F(X)=(1+a1X+a2X^2+a3X^3 + + ) このうち、2乗の項を計算すると、 X^2=E(t)^2={A(1+mcosΩt)(sinωct)}^2 =A^2(1+mcosΩt)^2(sinωct)}^2 =A^2(1+2mcosΩt+(m^2)cos^2Ωt)(sin^2ωct) ここで(sin^2ωct)は、=(1/2 -cos2ωct/2)という公式あるね。 周波数の高いもの、ωc,2ωctなどはフィルターで落とせは、残るのは (A^2/2)(1+2mcosΩt+(m^2)cos^2Ωt) だけだね。 (A^2/2)は係数、1+2mcosΩtの1は直流分、2mcosΩtは分離したい信号、 +(m^2)cos^2Ωtは困ったね。でもmがより十分小さいと(m^2)は 無視できるね。(2乗のひずみといいます。) ということで、変調度mが小さいときに有効な検波方式だね。 ただ2次のひずみ持ちだけどね。 (2)同期検波方式 これは原理は一番簡単な方式だね。 E(t)=A(1+mcosΩt)(sinωct)だから、(sinωct)を作って かければ、A(1+mcosΩt)(sinωct)^2 が出来ますね。 =(A/2)(1+mcosΩt)(1-cos2ωct) でフィルターを通せば(mcosΩt) が抜き出せるね。理論的には2次ひずみがない検波方式だね。 キャリヤの抜き出し方法は2通りありますね。 1.信号を増幅してリミッターをかけます。AMの振幅をなくするということでキャリヤを再生する。位相が回るので位相調整がいりますね。 2. PLL方式、可変の発信器を用意してその発信周波数と入力のキャリヤ の周波数を同期してキャリヤを再生するという方式。この再生回路の理論はちょっと難しい。でもICもあるからね。再生したキャリヤを検波器で合成 すればOK。 こんな感じですかね。

chamax
質問者

お礼

とても詳しく説明していただきどうもありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • blue5586p
  • ベストアンサー率27% (1611/5843)
回答No.1

下記URLをご参考になられてはいかがでしょうか

参考URL:
http://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/radio/index.html
chamax
質問者

お礼

教えていただいたURLが大変役に立ち、とても助かりました。どうもありがとうございました。

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