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「区分的に連続」と「区分的に滑らか」の概念について
フーリエ級数について勉強しているのですが、 「区分的に連続」と「区分的に滑らか」の理解が非常に曖昧です。 (1) 「区分的に連続」な関数の私のイメージは 周期の変わり目で不連続であってもいいけど、その不連続点の前後で発散していない関数、 なのですが、どこか不十分でしょうか? (2) 「区分的に滑らか」な関数とは、 「その関数が区分的に連続、かつ1階導関数が区分的に連続」な関数とテキストでは説明されているため、 「区分的に滑らか」ならば「区分的に連続」である、と理解しているのですが、 これは正しいでしょうか? よろしくお願いします。
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(1) 「区分的に連続」の定義に、文献ごとのブレはないのか? が少々不安な気はします。私の知っている定義は、 http://next1.cc.it-hiroshima.ac.jp/MULTIMEDIA/linearalg02/node4.html のようなモノです。 「その不連続点の前後で発散していない関数」とは、 リンク先の 条件2 のことを言わんとしているようです。 この流儀では、ただ有限個の除外点以外で連続なだけではない のです。フーリエ級数を扱うときには、この意味での 「区分的に連続」な関数が登場しますね。 (2) 「区分的に滑らか」の方は、その説明ではマズイ ような気もします。「滑らか」も、文脈ごとにブレのある用語ですが、 概ね「任意階微分可能であること」を指すようです。 複素関数なら、1階微分可能と任意階微分可能は同じことですが、 「区分的に滑らか」と言うときには、実関数を考えていることが 多いように思います。実関数の意味では、1階微分可能な関数が 任意階微分可能とは限りません。 ただし、フーリエ級数を扱うときには、 「区分的に連続、かつ1階導関数が区分的に連続」な関数が 登場するので、ソレを「区分的に滑らか」と呼んでしまうような 流儀があるのかも知れません。 どうなんでしょうね。
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- kabaokaba
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それぞれの「具体例」を作れますか? 「区分的に連続」 区間内に有限個の点があってそれらの点だけで連続ではない つまり 発散は関係ありません. 例: f(x) = -1 (x<0) = 0 (x=0) = 1 (x>1) いわゆる「符号関数」の類です. x=0だけで連続ではないので区分的に連続です. 例:y=1/x x=0で定義されていないが それ以外では連続 「区分的に滑らか」 例:y=|x| x=0で微分可能ではなく,他では微分可能 要は「折れ線」が代表的なもの
お礼
ご回答ありがとうございます。 理解が深まりました。
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