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特定の企業にお金を出していいのでしょうか?

昨日3月29日の日経新聞に 三菱重工が飛行機を作るのに総額1500億円が必要なので そのうちの500億円が経済産業省の日本投資銀行が500億円を 援助するという記事がありました。 経済省が出すと言っても 彼ら役人が稼いできたお金ではありません。 国民の血税です。 そのお金を国策とはいえ、国民の知らないところで 500億円ものお金を特定の企業に出資する事が あるのはおかしいと 思うのですが どう判断したらいいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

 将来的に国の利益になる可能性があるが、リスクを負ってまで出資してくれる事業に関しては国が補助金を出す事があります。  大企業だけだったら不公平ですが、優れたビジネスアイディアを持っている個人事業者の為に補助金を出すような制度もあり、貴方でも補助金を受けることは可能です(下記URL参照)。個人の有望な事業アイディアでも三菱重工の旅客機開発でも、成功したらそれなりに国内に波及効果があり、支出した補助金以上の税収が得られることがあるので、血税をより有効に活用できるのであるから問題ないというのが基本的な判断でしょう。また三菱重工の旅客機に関しては成功したら国内路線向けには安く販売してもらって、航空運賃値下げ等で国民に還元してもらう事を要求してもらう事も可能です。  とはいえ、たまにもくろみが外れる程度なら仕方がないのですが、いつもいつも失敗する事業にばかり補助金を出していたら問題です。これについては我々が全く口出しすることができないわけではなく、そういう分野に関心を持つ代議員を議会に送り込んで指摘してもらうことで改善(無駄な補助金をやめてもらう、等)したり、酷いものに関しては予算を通さないというような形で対処することは可能です。成功した場合に、国内路線用には安く販売してもらう等の注文を議員を通じて行う事も可能でしょう。むだな政争ばかりしている議員ではなくて、知識が深くて財政の問題点を的確に指摘できる議員を選んであげてください。

参考URL:
http://www.smrj.go.jp/venture/grant/index.html
goodmanman
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます。 三菱の飛行機が出来て私達が安く飛行機に乗れるメリットは 現実的にはないでしょう。むしろ反対に割高になると思います。 飛行機は、輸入しているのが一番の現実的な対応だと 思います。 意地だけで税金を投入するのは 国民に対して失礼だし迷惑です。 その他いろんな国民の声を拾い上げる制度ですが いかにも役人が形だけを整えたガスぬきのシステムですね。

その他の回答 (5)

回答No.6

 こういうのは「先行投資」の意味合いもありますよね。  国産航空機産業が発展して、海外からの引き合いも来るようになれば、結果メーカーなどの企業の利益も上がり、企業が利益の内から支払う「法人税」や「法人市民税」、企業の労働者の給料も増えて「所得税」などの税収が増える…まぁ、ゆくゆくそうなれば儲けもの、という感じでしょうか (^^;  いろんな産業が人件費の安い中国や東南アジア等へのアウトソーシングを進め過ぎたあまり、国内産業の衰退が一部に顕著に見られるようになっています。国内産業の振興に税金を投資するのは、税金の使い道としては至極まっとうだと小生は思うのですが。  ただし、たとえば銀行など民間の金融機関などで、未熟な貸付担当者の見込み違いによって会社に損害を与えるようなことがあれば、その担当者は減給や左遷、場合によってはクビ、なんてこともあるでしょうが、これがお役所の公務員となると、現状はなかなか担当者個人の責任にまで踏み込んだ追及がなされていませんでした。そういう部分では質問者様のご懸念もまたもっともであり、今後、公務員についても厳しく「結果責任」を求める世論の声は盛り上がっていくのではないでしょうか。

goodmanman
質問者

お礼

おっしゃる事の意味と意義は私もよく理解できます。 しかし、500億円を決定したプロセスがまるで 出資者たる国民にまるで知らないあるいは 意識的に知らせないかたちでドンドンと 500億円を出資し その結果責任を誰も負わないでしかも 出資した三菱系列に天下るのは ほとんど犯罪に近いと思います。 公務員は国民に寄生するのは やめて欲しいですね。

noname#70707
noname#70707
回答No.5

>国家プロジェクトのYS11は大赤字に終わりましたよね。 確かに赤字でした。 出来上がったYS11のテスト飛行では揺れが大きくて操縦が不安定になった為に航空機の認定が得られなかったが翼に角度をつけることによって安定を得ることができたため量産に成功した、とあります。 しかしその事業によって得た人材は大きな成果であったようです。 価格はかなり低く抑えたのでしょう。

goodmanman
質問者

お礼

人材と技術の蓄積は特定企業に得られたかもしれませんが 数百億円を国民の税金を投入した結果 国民はなにを得たのでしょうか!? 公務員は無責任体質でまるで寄生虫のようですね。

  • 63ma
  • ベストアンサー率20% (265/1321)
回答No.3

うる覚えの記憶ですが、確か日本もYS-11型飛行機依頼久しぶりに国産飛行機を作るということで、国家プロジェクトを組んだかと思います。 その実際の作成企業が昔から実績のある三菱重工という事です。 国家プロジェクト事業ですから、国が500億円出資する事は特に問題はないと思います。

goodmanman
質問者

お礼

国家プロジェクトのYS11は大赤字に終わりましたよね。 そのお金を出した人関係者の結果責任は とったのでしょうか! 出しても良いと言う論理なら結果責任も伴わなければ いけないと思います。

noname#70707
noname#70707
回答No.2

民間の大型プロジェクトにはかなりの政府資金が投資されています。 開発資金としては技術者の育成や資材の研究をしますが国家として大きな利益になるからです。 これらは例えば市街地の都市開発でも自治体や政府が資金支援をすることと同じでしょう。 都心の大規模ビルの広域緑地などには公的資金が投入されています。

goodmanman
質問者

お礼

問題は国民が全く知らないあるいは 意識的に知らせない方法で 国民が稼いだお金を 公務員が勝手に国策とはいえ ポンポンと援助してもいいのでしょうか。 そしてその企業に天下る わけですし 問題だと思います。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.1

 こんにちは。 ・難しいご質問ではありますが,役所が出している(民間への)補助金とはそういうものであるというしかないですね。 ・例えば生活保護は,国民の税金から出ています。相手は民間人です。「私の払った税金をそんなことに(失礼)使ってほしくない!」という考えの方もいると思います。   ・全国の生活保護費は,平成17年度で国全体で総額2兆6363億かかっているそうですが,それをおかしいと思うかどうかですね。

goodmanman
質問者

お礼

難しい判断のご意見ありがとうございます。 生活保護費は在日の人たちがほとんど 貰っているといわれています。

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