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世の中のお金
今日の日経に世界の上場企業の時価総額は9600兆円と書いてありました。 ピンとこないのですが、世の中に流通しているお金が9600兆円あるわけじゃないですよね 実際に世界に流通している貨幣はどの位なのでしょうか?という疑問と、 世界の上場企業の時価総額 > 世界に流通している貨幣 ならば、株価と言うものは単なる情報に過ぎないと言っていいのか? よろしくお願いします
- 経済
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- cse_ri4
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戦後に制定されたブレトンウッズ協定により、米ドルは必ず金と交換することができました。 つまり、金に裏付けたれた価値があったわけです。 このブレトンウッズ協定は、1971年のニクソンショックまで続きますが、それ以後は米ドルはただの記号となります。 通貨そのものが記号なのですから、株価も情報が記された記号です。 但し、人間は記号や情報に価値を付ける生き物です。 実際、利益を生み株主に配当する企業は、価値があるわけですし。
- koncha108
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大雑把に言って世界の通貨全ての供給量は1京円の(つまり10,000兆円)くらいだそうです。これは世界のGDPの総和よりも20%弱大きい様です。 お金と言うものは経済活動の中でグルグル回るべきもので、その移動の量がGDPの元のはずなので、GDPよりも通貨の供給量が大きいと言うのは、平均するとお金を発行しても1回転もしないと言う異常な状況に見えます。株価以前にお金の価値が疑問になって来ます。 株式は換金性のある有価証券なので、単なる情報とは言えないと思いますが、株式市場に出ている株は売買に使った通貨と関係はしているものの、企業が持っている自社株や、買収、合併などでの株式交換では実際のお金は動かないので、仮に企業の時価総額の世界の総和が全体の通貨の量よりも大きくても不思議はありません。しかも、新型コロナかでは、世の中経済活動が激減してGDPが下がり、お金が回転しないにも関わらず、支援対策で各国お金を増刷して国民に配っていて、流通しないお金がどんどん増えています。行き先を失ったお金が株式市場などの投資に使われていると言われていて、だから経済が最悪の状況なのに株式市場暴落せずに活況をていしていると聞きました。 余談ですが、世界のビリオネアは2000数百人いるそうでうが、資産総額は1000兆円あるそうです。その人たちは、今年になってコロナ禍の中、株式が落ちた時に投機的に投資して、その後復活したら売ると言う事を繰り返し、27%くらい資産を増やしたそうです。世界一の資産家、Amazonのジェフベゾスは、今年に入って7.8兆円ほど資産を増やし、総額21兆円程になっているそうです。この記事を載せていたイギリスのガーディアン紙は、資本主義経済の崩壊と書いていました。 何度も人生を生きて贅沢の限りを尽くしても使いきれないほどのお金を持っている人は、お金を持っている事で、毎年使いきれないほどのお金を増やしているのだから、お金って一体なんだろうと思います。でもこのブラックホールの様にお金を吸い寄せる仕組みの媒介に株式や金融商品があるので、全く無関係に日銭を稼いでつつましやかに暮らしている私たちに影響が無いわけでも無いと思います。
お礼
お金とは不思議です ご回答ありがとうございました
- eroero4649
- ベストアンサー率31% (10503/33035)
それは我々人類の文明が「金融」というのを生み出したときに誕生したものです。 マネーというものが誕生すると、ほどなく「両替商(銀行)」というものが誕生しました。マネーを常に全額持ち歩くのはかさばるし、危険でもあります。それを両替商に持って行って、預かってもらう代わりにいくら預かったという手形を貰います。これが後の銀行になります。 すると商売の支払いなども、その手形で払えば簡単だとなりますよね。100マネーの手形を持って、100マネーの商品を買ったときにその手形を渡せば、金額に間違いがありません。支払われる側も100マネーに見せかけて99マネーにごまかされるということもありません。 すると両替商はあるとき気が付きます。1万マネー預かっていても、その手形がグルグル回っている間はお金を支払わなくていいって。そうすると、当然のことながら手元の資金が1万マネーでも5万マネー、10万マネーの手形が発行できるとなるわけで、じゃあ10万マネーを預かっても必要となるのは1万マネーくらいだから残りの9万マネーで何か商売をやって儲けようとなるわけです。 銀行の基本的な商売はこれです。顧客からマネーを預かり、使われない分を融資なり運用なりに回して利益をあげるのです。 しかしこれには当然リスクが伴います。ある日、みんなが「両替してくれ」とやってくると手元の資金が足りないとなるのです。これが世間でいうところの「取り付け騒ぎ」ってやつですね。 これの複雑怪奇になったものが、現代の金融市場というものになります。今や国際間でも札束の行き来なんてほとんどありません。電子上の数字が行ったり来たりするだけです。 それは国家も同じで、かつては中央銀行にはお札の発行金額と同じだけのゴールドが用意されていました。これを「金本位制」といいます。金本位制である限り、そのマネーの信用は確実です。お札を持って中央銀行に行けばその金額に見合うだけのゴールドが担保されていましたからね。 しかし金本位制だと所有しているゴールド以上にお札を発行できないから市場は「マネー不足」になってしまいます。みんなお金儲けをしたいのに、札束が足りなくなるのです。 これは例えば戦国時代の日本でもありました。戦国時代の日本では、銭というのは中国からの輸入に頼っていたんですね。中国の銭に信用があったのです。これは貧しい国ではその国が発行した通貨よりUSドルのほうが信用されているのと同じです。 ところが輸入品だから、当然流通枚数に限りがあります。織田信長や豊臣秀吉が圧倒的な経済力を持っていたのは、近畿地方という当時の経済の中心地にいて銭が手に入りやすかったからです。一方甲斐や信濃では銭が直接手に入れられませんから、国内は常に銭不足となります。こうなると商業が発展しないんですね。武田家が天下をとれない理由はこういう弱点なのですよ。武田家が信長のように兵農分離をなかなか進められなかったのは、兵士に銭で給料を支払えるほど潤沢な銭が手元に流通していなかった、という一面もあるのです。 というわけで、世の中のマネーというものは、発行されている以上に多くの金額が「存在」しているのです。実体としては存在していないのに。 でもね、それをいうと例えば日本円もじゃあ何を担保に日本銀行はお札を発行しているのかといえば「信用」という目に見えないものを根拠に発行しているんですよ。日本銀行券が今日も使えるのは、我々国民が日本銀行券を「これは価値があるものだ」と信用しているからです。1万円札に1万円のコストがかかってないのはみんなわかっているわけですよね。あんなのただの紙切れといってしまえばそれだけです。「みんなが信用している」というのを担保に流通しているという点では、日本銀行券もUSドルもビットコインも本質的には変わらないのです。ただ、世界中の人々が「ビットコインより日本銀行券のほうが信用できる」と思っているから日本銀行券の価値のほうが安定しているのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お金って不思議ですね
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
No2、訂正します。 「上場企業」の「時価総額」に 『所有資産』では意味不明なので、 『発行済みの株式』と訂正します。
お礼
ご回答ありがとうございました
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
「企業の時価」 …所有資産を時価換算。 「流通している金」 …流通貨幣は約3000兆円超。 「時価総額」>「流通貨幣」? …「株価」は連動せず一致しない。 「株価」 …対企業投資を目的に発行された「株式」の、売買により変動する「単位価格」。 …何か勘違いしてるのでは?
お礼
ご回答ありがとうございました
- 中京区 桑原町(@a4330)
- ベストアンサー率24% (1001/4031)
時価総額とは株価を元に計算した額で、現実的なお金ではありません。 下の写真が株券で、この会社の株価が2000円だとすれば、写真の紙は時価200万円です。 この様に株価×株数、この合計が時価総額です。 下の写真の株券は私の机の中に10年間入ってるので、全く流通はしていません。 人(企業)から人(企業)に渡るお金を流通と呼ぶなら集計は困難ですが中央銀行が発行してる紙幣の総額は判ります、現在では約 8京6000兆円です。 為替市場で取引される金額は約500兆円/日です。
お礼
ご回答ありがとうございました
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