- ベストアンサー
英語の文法問題で・・・
TOEFL TEST 英文法徹底対策という参考書を使っているのですが、 その中の問題で ( ) instinctively understand what these giants stand for is illustrated by the spontaneous reaction of a five -year-old. A What children B That children C Children D Being children という問題があり、主節の動詞がunderstandだと思いCを選んでしまいました。正解はBでisが動詞でした。 解説で確認したところ、B中のThatは接続詞で名詞節を作るためのものだとありましたが、接続詞は名詞節が作れるのでしょうか? 接続詞は文と文をつなぐ役割があると理解していたので実感がわきません。 接続詞についてとこの問題の解説をお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 ご質問1: <接続詞は名詞節が作れるのでしょうか?> 接続詞全般についていうと範囲がとてつもなく広くなりますから、ご質問のthatについてご説明します。 1.接続詞thatは名詞節を作れます。 2.節の中の文は、文が完成しています。(SV、SVCなどとして)。 3.意味は「~するということ」「~であること」などと、名詞の意味になります。 4.名詞節は、名詞の働きを持ちますから、「名詞」として主語S、目的語O、補語Cになることもできます。 (1)主語: That he is honest is true. 「彼が正直なのは、本当だ」 (2)目的語: I believe that it is true. 「それが本当だ、と信じる」 (3)補語: The truth is that he is honest. 「真実は、彼が正直だ、ということだ」 5.ご質問文は、(1)の主語となる名詞節として使われています。 (直訳)「子供が、~を理解する、ということは・・・で示されている」 ご質問2: <この問題の解説をお願いします。> 文法的に分解すると以下の通りです。 1.That:主語になる名詞節で、children~stand forまでをまとめる。 2.children:that節内の主語S 3.instinctively:動詞understandを修飾する副詞。副詞は基本要素SVOCにはなりません。 4.understand:目的語をとる他動詞V 5.what~for: (1)understandの目的語になる名詞節。 (2)ここではwhatという疑問詞が使われています。 (3)stand forは「~を表す」「~を象徴する」というイディオムです。 (4)whatはstand forの目的語になります。 (5)この部分の訳は「これらの巨人が、何を表しているか、ということ」という、名詞的な訳になります。 (6)これが、understandの目的語になるのです。 6.is illustrated by:文全体の動詞V。ここでは受身になっています。意味は「~によって示される」「~によって表れる」となります。 7.the spontaneous reaction of a five -year-old:名詞句で、byに戻っていきます。 8.以上から、この文の意味は (直訳)「子供たちが、本能的に、これらの巨人が何を表すかを、理解することは、5歳の自発的な反応で、示される」 → (意訳)「これらの巨人が何を象徴しているのか、子供たちが本能的にわかるのは、5歳になって自発的に反応することで、それがわかるのだ」 ぐらいになります。 ご質問3 <接続詞について~の解説をお願いします。> 接続詞は、that以外にも、whether、if、whatなど全ての疑問施設など、範囲が多すぎてこのページでは書ききれませんので、少しづつ理解されていけばいいと思います。 今回は、名詞節になるthatについて、あとwhat節も少し、上記の通りご説明しました。 以上ご参考までに。
その他の回答 (1)
- vtetfn
- ベストアンサー率50% (32/63)
専門家ではないので正確でない部分があるかもしれませんが、参考程度に。 たとえば I wonder whether S+Vのような文を考えると、whetherは節を作っていますが、同時にwonderに対しては目的節になっています。 この場合、whetherは名詞節を作っていると考えられます(目的語になるのが名詞であるように、目的節になるのは名詞節だから)。 >接続詞は文と文をつなぐ役割 andやbutにはそうした役割もあります。もちろん語と語をつなぐこともできますよね。そして「文と文をつなぐ」のは例えばhoweverやaltogetherといった副詞群もできます。 しかしながら「従位接続詞(従属接続詞)」と呼ばれる接続詞は「文の中で節と節の関係を示す語」というのが教科書的な説明です。ですから場合によっては副詞節(if:条件、when:時や条件、because:理由 をそれぞれ示す、など)を作ったり、名詞節を作ったりするというわけです。 参考URLも参考にしてみてください。
お礼
お礼が遅くなってしまい大変失礼いたしましたm(__)m そうですね。文と文をつないぐ役割は節を作ることによって成り立っているんですよね。 >howeverやaltogetherといった副詞群もできます。 これらは接続詞じゃなくて副詞群なんですね。 まだまだ浅はかな知識しかないので、ほかの副詞群もこれから調べてみます。 参考URLはこれから見させていただきます。 早々にご回答をしてくださりありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 ご回答を拝見させていただいたところ、質問でうまく伝えられなかったところも、本当にぴったりとしたお答えをいただけたと思いました。 本当に丁寧なご回答ありがとうございました。 >That he is honest is true. 「彼が正直なのは、本当だ」 どうやら僕が問題集の解説を見てもいまいちしっくりこなかったのはこの文のように、接続詞thatが主語になる名詞節を作っている文をあまり見たことがなかったからのようです。 又、動詞がunderstandだと間違えて捉えたのも what these giants stand forの名詞節を is illustrated by ~a five -year-old.の文がwhichなどが省略されて形容詞的に修飾しているのかと思っていました。 御陰さまで、自分のわかっていなかった事もはっきりしました。 今回は本当にありがとうございました。