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少子化って問題?

以前本で読んだ事があるのですが少子化って悪い事ばかりに 焦点が当たりますが実際トータルで考えるとどうなんでしょうか? 私は全然詳しくないので皆さんの考え方をお聞きしたいと思いまして。 因みにその本によると少子化が進むと・・・ 【良い点】 ・交通渋滞、通勤混雑、帰省ラッシュ、レジャー施設の混雑等の解消。 ・一人っ子ばかりになれば夫婦双方の親から住宅を引き継ぐ事が出来るようになるので住宅問題が解消される。 ・受験戦争も緩やかになる。 ・若者が貴重な労働力になるから若者失業の問題も改善されていく。 【悪い点】 ・年金問題 確かに少子化による影響は必ずしも悪い事ばかりでなく 良い点も悪い点も両方あると思います。 少子化の問題は年金に焦点を当てて考えられがちですが 実際トータルでみてマイナスでないなら自然に任せ、 無理に対策を取る必要は無いのでしょうか? 宜しくお願いします。

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  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.3

設備にしろ制度にしろ相対的なものなのに絶対的に変わらないものという前提からしておかしいです。 >交通渋滞、通勤混雑、帰省ラッシュ、レジャー施設の混雑等の解消。 人口が減れば電車の本数は減るし、道路の拡張だって最優先ではなくなるし、レジャー施設だってつぶれていきます。人口数に対するそれらの割合は一定です。人口1億で10,000施設あったとしても、1000万人に減ったら1,000施設になります。 >受験戦争も緩やかになる これも同様です。例えば韓国なんか日本より10年先をいく少子化国家ですが、受験戦争は日本の比ではありません。試験日当日なんか警察すら超法規的に協力するぐらいです。 >若者失業の問題も改善 それどころじゃないでしょう。経済力自体が落ちていくのですから、ワーキングプアになります。 またここも当然相対的ですから、一流の大学に全員が入れるわけではなく、結局上位5%ぐらいしか入れないのと同様に、下位数%の人は海外の労働者に職場を奪われるだけです。 >住宅問題が解消される 人口が減れば広さ辺りの家賃の単価は大きく是正されるとは思いますので、ウサギ小屋は解消されるでしょうが、引き継ぐに関しては、全体的な税収の落ち込みにより相続税はどんどん上がるでしょうから、簡単に引き継げると思ったらおおまちがいです。 人口が減るだけで他のシステム・構造が一切変わらないという前提にたつなら仰ることも分かりますが、それにあわせて国力も経済規模も右肩下がりになるわけで。 まぁ否応なく人口は減っていくのですから、こればかりは仕方ありません。そういう時代にあわせたシステムに徐々にかえていくしかありません。問題はその変化が急激すぎることです。例えば年金制度も否応なく税制化するという対応になってしまうでしょうが、団塊世代が受給することになる後数年というのがタイムリミットです。 税制制度に限らず、例えばレジャー施設一つをとっても、子供の数が減るので内容を転化したり、他のビジネスモデルを見つけたりなどの対応をしていかなければなりません。これを10年20年かけて変わっていくなら、例えば前年度比の売り上げが数%ずつ下がっていって、新しいサービスを試行錯誤的に試していって、売り上げがあがったりさがったりを繰り返しながら新しいビジネスモデルを見つけていくってのは普通の商売です。別に少子化に限らず趣味嗜好の変化は常にありますから。 これが前年度比30%とか極端な売り上げ低下が発生したりすれば、多くの商売はその瞬間につぶれます。 時代の変化が激流というか濁流になるわけです。ほんの少しの舵取りミスで即命取りみたいな。この流れを少しでも緩やかにしようとしているだけです。多少でも流れが緩やかになればその分だけ余裕が増えます。

noname#56879
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.4

今問題にされているのは、少子高齢化による逆ピラミッド構造です。働き手が減って、働くことが難しい人が多くの割合を占めるという事態です。当然、労働力が低下します。 また、世界的に都市へ資本が集中し、地方で人が住むのが難しくなるという事態が起こっているのと同様に、国家間においてもその風潮があり、日本はアジアの一地方という位置づけになってくる恐れもあります。 交通渋滞、通勤混雑、帰省ラッシュ、レジャー施設の混雑等の解消といっても山奥に行けばこんなものは最初からありません。コンクリートとビルで出来た山奥になるというのが利点とは誰も思わないでしょう。

noname#56879
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。

回答No.2

はじめまして。 その本はずいぶん偏りがあるような気がします。 理屈はどうあれ、人と人、年代と年代が連綿と繋がって 過去から未来へ、いろいろなものを受け継いでいます。 そういう観点が抜け落ちていると思います。 人も大切な資源です。 過密すぎても過疎過ぎてもうまく回転していきません。 年齢がうまく均一にならないと、 消費に偏りが生まれたり、 技術継承がうまく出来なくなりったり、 (単に工学的なことにとどまらず、普通の生活の中でさえも) 生産力が鈍ったり 税収も落ちますから、 結果として国力の衰退に繋がります。 本が指摘している良い点・悪い点は その大きな流れの中の事象の一つに過ぎないと思います。 >実際トータルでみてマイナスでないなら自然に任せ、 少なくとも今の日本は自然に任せてマイナスになっていると思います。 なにか策を考えないといけない時期に来ていると思います。

noname#56879
質問者

お礼

>結果として国力の衰退に繋がります。 これは大きいでしょうね。 最近企業の新卒採用が復活してきているので 少子化の改善に繋がればいいですが原因が別の所ならかなり深刻ですね。 回答ありがとうございました。

回答No.1

以下のサイトを参照してみてください。 http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson17.html http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson18.html http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson18.html 個人的な意見では「言われている程酷くはならない」と考えています。

noname#56879
質問者

お礼

世間で言われている程は酷くならないと? なるほど。 確かに受け止め方の問題って大きいのかもしれないですしね。 参考サイトありがとうございます。

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