未来は決まっている？

質問

僕は未来はすべて決まっているとおもいます。
すべてのことには因果関係があり、細かいことで言うと自分で判断してい るようでも深く考えるとその人がそこまで生きてきた環境に選ばされている と感じます。
それは一瞬のひらめきさえも決まっていたことに思えるのです。
ある人に未来におこることの計算を100％にすることを人はあきらめた（確率等）ためこれからおこることは決まっていないといわれました。
でも僕は計算ができるできないではなくて、100％決まっていると思うので す。
無限に近い状況をすべてを計算すれば特定できる気もします。
みなさんはどう思いますか？
未来は100％きまっている/決まっていないのでしょうか？
また未来に起きることを100％予測することは可能になると思いますか？

※感情/理論どちらの意見でもかまいません

すみません。お返事は少し遅れますが必ず返します。

回答No.14

physicist_naka · ベストアンサー

未来が決まっているかどうかは昔からある命題ですが、
現在は決まっていないというのが定説なのだと思います。
昔、ニュートン方程式が全盛の時代には、初期条件を与えれば
その後の任意の時刻の状態が計算できてしまうので、
未来は決まっていることになり、人々は落胆したとか・・・
（ラプラスの魔）。
現在では量子力学のシュレーディンガー方程式を解いていろいろ
計算してますが、未来が決まっているかどうかということになると
そう簡単ではなくなります。量子力学に残された「観測問題」
という未解決問題が関係してきます。
例えばシュレーディンガー方程式を解いて電子の波動関数を
求めたとします。そして、電子がどこにいるかを観測すると、
波動関数の絶対値の２乗に比例する確率で、ある位置に観測されます。
これを確率解釈と呼んでいます。
ある位置に観測されるのですから、観測した瞬間波動関数はその位置に
収縮することになります。これを波束の収縮といいます。
つまり、観測した瞬間波動関数が確率に従って変化することになります。
こういうことがあると、未来は決まっているとは言えませんね。
しかし、この確率解釈は必ずしも正しいとは思われていません。
エベレットの多世界解釈というのもあります。
これは少し自信なしですが、観測すると多世界に分岐するという
解釈です。例えば先ほどの電子の場合、ある位置に観測されますが、
別の位置に観測された世界もあると考えます。
でも別の世界は全く独立で、別の世界を知ることは出来ません。
人間の意志の問題ですが、この場合、自分がなんらかの判断をしたと
すると、別の判断をした自分が別の世界にいるという考え方を
するようです。
他にもいろいろ解釈はあるようですが、私の手には負えません。
もし興味があればパリティとか数理科学という雑誌に特集が
組まれていましたので、それを参考にされればと思います。

補足

すいません。だいぶ返事が遅れてしまいました。
エベレットの多世界解釈すこしみましたが面白そうです。
これから調べたいと思います。

この書き込みで最後にこの問い合わせを締め切ります。
みなさんありがとうございました。

回答No.4

goncyan18

私も同じ事を考えてた事有ります。
未来は自分で切り開くとか何とか言ってもその先はもう既に決まっているのですよね。
未来は１００％決まっているけど予測は難しいでしょうね。
だいたいの予測は出来ても細かいところまではわからない。
例えばシャボン玉が１つ飛んでいてそのシャボン玉の未来はといえば弾けてしまうのですが何秒後に弾けるかはわからない。

japanjapanさんがこの質問をして全くの他人であるこの私が今ここに回答しているということも決まっていたのでしょうかね。またその後でjapanjapanさんがこの回答を読むという事も決まっているのかな・・？そしてこの回答に対してコメントが返ってくるかどうか・・さあどうなんでしょう・・(^.^)
なんだかおもしろいですね♪

補足

お返事ありがとうございます。
そうですね。いろいろな意見をみれて、未来は100%まっているが現実的に絶対的な予測することは不可能だという答えを私はもつことにします。
goncyan18さんとこの掲示板ですれ違うことがずっと昔から決まっていたとすれば面白いです。

回答No.3

nayamuotoko

カオス理論という言葉ご存知ですか？カオスとは「混沌」という意味なんですけど物事の区別がはっきりしない様子を言います。一応数学的な一つの法則とされています。定義を述べますとカオスとは「ある時点での状態（初期値）が明らかになればその後の状態が原理的に決定される」という事です。つまり「神のみぞ知る」というのではなく、結果が予測できるという前提に立たないと世の中の様々な現象が数式で表す事が出来ないからです。線形・非線形色んな例えがありますがカオス理論と超統一理論の二つの観点から結論が出せると思います。

結論は結局未来は誰にも分からないおいう事です。20年後に何が起きるかという事は数学的な理論だけでは予測はついても断言はできませんし、未来が100％分かると「何十年後の何月何日に何が起こる」と完璧に断言できないといけません。「～起きるだろう」というのは予測です。起こるべくして起こる未来とカオスによって引き起こされた突発的な思いもよらない未来があるようにこの世は確定されているのではなく予測でしか図る事は出来ないでしょう。つまり決められた未来と幸も不幸も含んだ無限の未来が複雑に交錯し合っている世の中だと私は考えますが。

確かに無限に近い状況を計算できれば100％に近い未来を「予測」は出来るでしょうが「確定」は出来ないと思います。必ずそこにカオスが入ってくるからです。オリンピック選手の誰がメダルを取り、野球選手がホ－ムランを打つかというのも前回の結果やデ－タに基づいての予測は出来ますが、確定は無理でしょう。5回連続優勝した人がどういう訳かゴ－ル直前でスピ－ドが落ちて逆転されたというのはよくある話です。カオスの特定は不可能です。あらゆる不確定なアクシデントをすべて予測するなら天文学的な数字になるし、それだけの予測をしていても予測の範囲に100％当てはまる訳ではないんです。

単純な一つの理論で我々の身の回りの複雑な事項から些細な事項まで説明できると思われますか？この世には現代数学理論だけでは解明出来ない不確定性原理がある限り未来は100％決まっている事はありえないと思います。法則によって支配されながら法則性のない振る舞いというカオスがあるからこそこの世は面白いのではないでしょうか。

補足

＞数学的な理論だけでは予測はついても断言はできません。
＞突発的な思いもよらない未来があるようにこの世は確定されているのではなく予測でしか図る事は出来ないでしょう。

未来に起こることを100%断言することはむずかしいようですね。

＞現代数学理論だけでは解明出来ない不確定性原理がある限り未来は100％決まっている事はありえないと思います。

未来を断言することはできなくても100%決まっている気はします。しかし科学的に証明できないければ科学者は決まっていないと答えになりますね。

回答No.2

noname#25358

俺もまったく同じことを考えたことがあります。
　たしかに未来は理論上計算することができます。ところが、実際には計算できないんです。

　なぜかというと、「計算を行った」「計算を行わない」この２つの現在は、それぞれ個別に未来に影響を与えてしまうからです。
　つまり、計算すると未来が変わってしまうんです。
　これは「世の中」というものが複雑すぎるから起こる現象です。

　で、「カオス理論」を勉強すると、その一端を知ることができます。興味があればＨＰでも覗いてみてください。難しいので興味本位で勉強するのは酷かもしれませんが(笑)（←それであきらめた人）

補足

お返事ありがとうございます。

＞「計算を行った」「計算を行わない」この２つ の現在は、それぞれ個別に未来に影響を与えてしまうからです。

「計算をすること/計算を行わない」ことも決まっているのではないかと思いますがどうでしょうか？

回答No.1

Singollo

あらゆるものは量子に還元できますが、量子の振舞いは確率的にしか(計算の精度の問題ではなく論理的に)予測不可能ですので、古典的なラプラスの魔とは両立しないと思います

補足

お返事ありがとうございます。
後のかたのお答えをよんだ結果、
量子の振舞いは確率的にしか(計算の精度の問題ではなく論理的に)予測不可能だということですが、観測する手法の問題であると僕は思います。

しかし未来を予測できない（計算できない）というのが現在の数学だということがわかりました。
ララスの魔と両立しないのは現在、計算できないから両立できないだけであり、何か別の理論があれば両立するのではとも思います。
※ラプラスの魔とシュレーディンガーの猫という言葉もホームページでしらべてはじめて知りました。
ありがとうございます。

お返事が遅れてすみません。
後のかたへも補足/お礼は必ず書きます。