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地方が国から自立できないのは何故。大合併の先にある道州制は・・

地方が独立したところで、金がない。 だから独立できない。 端的に言うとそういうことでしょうか。 道州制が進まないのは。 どうして地方に金がないんですか。 私のイメージは、 地方はニート。 国は親。 たくさんの子供にすねをかじられて、親である国は破産しそう。 財政問題って、そういうことでしょうか。 もし地方が資本、財源を確立し、経済的に独立できるなら、 道州制は始動するのですか。 ほかにはどんな問題がありますか。 平成の大合併によって、どんな弊害が生まれましたか。 しかしその弊害は、未来のための仕方ない犠牲かもしれないと、 そう思うことはないですか。

  • eienn
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  • at9_am
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回答No.2

端的に言えば、道州制論議は、地方が自分の自由になるお金を増やそうとしているだけなので、全く無意味で空疎です。 > どうして地方に金がないんですか。 地方財政は、ひも付き予算(自由に使い道を決めることが出来ない予算)は減っており、むしろ財源移譲など自由になるお金は増えています(が全体としては減っているので赤字です)。 地方に金がないのは、要するに「過去に使いすぎたから」に他なりません。90年頃の巨額歳出のつけが回ってきているのです。地方ではなくて国の責任のように言われることがありますが、大部分は国に地方が「お願い」して計画にねじ込んだものです。 > たくさんの子供にすねをかじられて、親である国は破産しそう。 イメージとしては大間違いでもない。が、国が破産しそうなのは、主に高齢者対策のお金であり、道路関連はむしろ減らされている部類にはいるのが現状です。ここ10年ほど、社会保障費が天井知らずに増えており、今後も減る見込みはありません。 こういった「金のかかる」お話は全部国に任せる、というのが「地方」の主張です。いわゆる「ナショナルミニマム」は国が、という論調です。医療や公立学校などもこの中に含まれることになります。 地方が欲しいのは、自分の地方の経済を活性化するための予算です。 > もし地方が資本、財源を確立し、経済的に独立できるなら、道州制は始動するのですか。 こういったことは実はあまり必要が無くて(勿論必要は必要なんだが)、根本的に必要なのは「各道・地域間の格差を受け入れるだけの覚悟」です。 道州制を行えば、現在よりも「富める地域→貧しい地域」の移転が減るために、格差は確実に広がります。そうなった場合に、国に是正を求めるのではなくて、各地域で追いつき追い越せと努力する姿勢になるか、という点で、おそらく今の日本は国に是正を求めるだろう、と見ます。この意味で、日本では道州制をしたところで、多少の混乱や差異はあっても現状と変わらない世界になるでしょう。 > 平成の大合併によって、どんな弊害が生まれましたか。 無駄な看板の掛け替えだけに終始したこと。 合併しても、良くなった地域はほとんどありません。役所の数は減らず、議員の数も減らず(減ったところはごくわずかで、大体は定数を足した議会が出来ています)、合併した市町村の予算自体は一応町村から市になったことで増えるものの日本全体から見ると全く減っていません。 統一的な運用などは、例えば図書館などは以前から他の図書館との連携が行われていることから合併による効果は期待できず、むしろ合併に伴う閉鎖などで公的サービスは向上したとは言えない状態になっています。 > しかしその弊害は、未来のための仕方ない犠牲かもしれないと、そう思うことはないですか。 実態が、余りにもひどすぎ、また小手先過ぎます。 未来に何か良い影響が出るような改革が市町村合併によって行われたとは、全くもって信じがたいです。

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  • nobugs
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回答No.5

諸悪の根源は「均衡かる発展」の一言です。 島根の様に、主要産業の第一位が公共事業のような地域もありますし、政策で開発されてきた北海道が、独自の財源で運営した場合、東京と同様の生活を行っていく事は困難です。 この地域格差を受け入れ無ければ、道州制も空論となります。 実際、道路財源でも知事の多くが現状維持を訴えていますが、これも中央依存型の発想ですね。 これまでにも、大都市での工場に対して制限を加えて、地方への移転を推進してきましたが、されに低賃金を求めて海外への移転がすすんでいます。 結局格差是正にはならず、逆に製造業への制限が大きくなり、法律を廃止して制限を無くしています。

  • Bayonets
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回答No.4

国民全体にある"お上意識"のせいでしょう。 地方の自立は、国民一人ひとりに自立の意思がないと無理です。 『お上のやることだから…』『お上に頼めば…』などの意識があるうちはダメです。 今いわれている道州制は自治体合併の延長線上のもので県の枠が消え去るだけです。 自治意識がたかまっての道州制じゃありませんので、今回の大型合併で切り捨てられた村や町のように、切り捨てられる県ができるだけのことでしょう。 また、予算規模だけで道州の枠を区切っていくようですが、成り立ちも県民性も違うものを集めても結局人口の多い地域のいいなりになりますね。

  • aki43
  • ベストアンサー率19% (910/4730)
回答No.3

今までお殿様の言う通りって言いながらやって来て  これからは独立して自分たちでやって行きなさいと 急に言われてもって感じでしょうか お金が無くなってしまったのも事実でしょうけど 自立が出来ないのだと思いますよ 

  • mat983
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回答No.1

官僚が一番の原因です。 既得権益を手放さないのです。 予算を地方に任せるということは、 自分たちの力の源泉を失くすことになります。 ですから相当抵抗しています。 今まで通り、都道府県知事に陳情にこさせ、予算を配分することが、 とても心地いいのです。

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