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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:非局在化と局在化)
非局在化と局在化の意味と違い、安息香酸とアニリンの非局在化の違いについて
このQ&Aのポイント
- 非局在化とは、電子が一定の原子にとどまらず、動き回ることを指す言葉です。一方、局在化とは、電子が特定の原子や結合に集中して存在することを指します。
- 安息香酸はイオン形式ではベンゼン環に対して非局在化を示すことができません。一方、アニリンはイオンになることで、ベンゼン環のπ結合を壊し、Nが安定化する共鳴構造を持つことができます。
- カルボキシル基は電子吸引基であり、アニリンは電子供与基です。この性質の違いにより、安息香酸とアニリンの非局在化の挙動が異なるのです。
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noname#160321
回答No.1
>カルボキシル基は電子吸引基、アニリンは電子供与基ということからくる違いでしょうか? 違います。それは極性効果で共鳴とは別の概念です。 >それとも、安息香酸イオンは… それが正しい理解です。カルボン酸の付け根の炭素上ではこんな効果が起きます。 (ベンゼン環の)C-C^+(OH)-O^- ⇔ (+荷電を持つベンゼン環の)C=C(OH)-O^- (平衡ではありませんので注意、極限構造と呼びます) この炭素上の陽電荷がベンゼン環のπ系と共役してo-,p-位置に陽電荷が乗ります。同じ事はニトロ基でも言えます。 (ベンゼン環の)C-N^+(=O)-O^- 一方アニリンやフェノール、フェニルエーテルでは、非結合電子対がベンゼン環の炭素側に移動してπ共役系とつながりo-、p-位置に陰電荷が乗ります。 (-荷電を持つベンゼン環の)C=N(^+)H2 (-荷電を持つベンゼン環の)C=O(^+)-R >ベンゼン環と結合しているとNが+に帯電することにより、ベンゼン環のπ結合を壊して(Nが安定したり)、ベンゼン環を再生したりの共鳴構造がかけるんでしょうか?そうして電子が一定の原子にとどまらず動きまわることを非局在化というんでしょうか? その通りです。(Nは安定しません、ベンゼン環の炭素との結合が二重結合性を帯びます) テキストベースだと書きづらいです。 良い引用ページが見つかりません。ごめんなさい。
お礼
ご解答ありがとうございます!! 理解できたとおもいます。 とりあえず極性効果と共鳴効果の違いがわかっただけでも助かりました! ありがとうございました!!