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the taller of the two
This computer is the better of the two.という文の説明に『2つのうち~のほう』にはtheをつけるという参考書通りの説明をしたら、生徒にTom is taller than Lucy.という文だって2つのうちの背の高いほうじゃないのと言われました。上記の文のよりよい説明の仕方はないでしょうか。さらに、このtheはthe tallest of the threeのtheと同じとの説明がされていますが、そもそもなぜ形容詞・副詞の最上級にtheがつくのでしょうか。これはthe rich=rich peopleと同じ考え方をしてもよいのでしようか。過去の質問の解答に、これはthe better comupterのcomputerという名詞が省略された形ではないとのものもありました。ではなぜ?
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そうですねぇ、難しいですよねぇ、冠詞って。 比較構文云々の前に定冠詞のtheのイメージをもう一度しっかりと植え付け直してあげる必要がありそうです。 TomとLucyの文に関して言うと「固有名詞には冠詞は付けないで使う事が多いから」と言えなくもないですが、ちと苦肉の策っぽいですし抜け穴だらけの説明になって返って墓穴ですしねぇ^_^; 実際Tomがたくさんいる事を示唆した上で、とある1人であったり記憶に自信がなくて「Tomとか言う人」みたいな時には不定冠詞も付きますし、たくさんいる中で"3丁目にすんでる"Tomみたいな特定感を持った上なら定冠詞も付きますし…。 話が少しそれましたが上記のたくさんTomがいるときの冠詞の使い分けの感覚が、二択の時の比較級や最上級に定冠詞を付ける理由の理解にもつながっていきます。 定冠詞のtheというのは、他とより分けて区別する蛍光マーカーで印を付けるみたいな感覚があります。 その結果、例え同種の物が存在していても「それしかない」と区別することができますね。この感覚が大事です。 めんどくさいので形容詞のtallで説明していきますが、tallと言う原級だと「背が高い」という状態を単に表します。 どの程度かというのは他に副詞などがあれば分かりますが特に問題にしていません。 コレが比較級のtallerになると、「背が高いという状態がもっとたくさんって感じでプラスの方向に増えている」と言う事を表します。 "相対的に"背が高い状態が増えている事を言っているだけで、than以下はその基準点を示しているだけに過ぎません。 ついついTomとLucyの2人っきりで比較しているかのように捉えがちですが、英文が示している本質は実はそうではないのです。 Lucyよりもtallerな人はTom以外にもたくさんいるかも知れませんし、ね? もちろん、そこに至るまでの流れでTomとLucyの2人っきりしかいないってことが明らかならば話は変わってきますが、通常の比較級の文章では程度に差がある事のみを示しており、「それしかない」と言う感覚は示していないから定冠詞は付けないわけです。 ところがこれが二択の状況でtallerというと、必ずどちらか一方に特定されてきます。 これこそまさに「それしかない」とより分けていると言う感覚に他なりません。 そのために比較級であっても定冠詞のtheを伴うわけです。 最上級で定冠詞のtheを伴うのも同じく「それしかない」と言うより分けの感覚が働くからです。 tallestでいうなら、例え同率で一番背が高い人が複数人いても該当者は誰でも良いわけではなく限られた「それしかない」存在ですからね。 他にも、絶対比較級や絶対最上級などの特殊な用法もありますが、基本を押えた上で少しずつ説明されてはいかがでしょうか。
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- wind-sky-wind
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>This computer is better than the older one. という 2者間の比較でなく, わざわざ難しい例文にしてしまいました。 「このコンピュータは,古いやつよりもいい」となります。 This computer is better than that one. で読み直してください。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
>Tom is taller than Lucy.という文だって2つのうちの背の高いほうじゃないの これは私も学生時代,同じ疑問を持ちました。 比較級・原級は,基本的に A, B という2者について, A = B ,A > B を表し, A is taller than B. のような形をとります。 一方,最上級は A という1つのものが,あるグループの中で1番だという意味で, A is the tallest of the three. のような形になります。 This computer is the better of the two. の場合, This computer is better than the older one. という 2者間の比較でなく, this computer という1つのものが「よりいい方だ,いいやつだ」という表現で,「2つというグループのうちの」という of the two がついています。 この意味で,「3つというグループのうちの一番」という最上級的表現になっているわけです。 2者について,一方が one なら,他方は the other 前半が the first half なら,後半は the latter half 2つコンピュータを持っていて, This is the better one.「こっちがいい方のやつだよ」 This is the older one.「こっちが古い方のやつだよ」 以上のように,基本的に特定のものには the がつくという感覚でいいです。 A と B の比較というのでなく,何かが「~な方のやつ」という感覚が the 比較級なのです。 最上級に the がつくのも「一番のやつ」という特定のものだからです。 したがって, I feel happiest when I'm with you.「君といるときが一番幸せだ」 のような場合は「一番幸せな方,やつ」という意味合いではないので, 本来 the がつきません。 そういう意味では副詞の最上級にも名詞が入り込む余地がなにので 本来 the はつかず,昔の日本の学校でもそう教えていました。 いまだに,副詞の最上級には the がつかないという化石的な回答も見られますが,現実には He runs the fastest ~ She works the hardest ~ I like chocolate the best ~ など普通に用いられます。 これも,名詞は補えないにしても,「一番,速く走るやつ」という感覚があるからでしょう。 特に最上級に the がつくというのはアメリカでは顕著で, I feel the happiest when ~にもつけられます。 He is a manager.「彼は部長職にあります」 He is the manager.「彼が(私が所属する部の)部長です」 He is a porter.「彼はポーターをしています」 He is the porter.「彼が(今回担当の)ポーターです」 という the の感覚に慣れてください。
- ichiromari
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This computer is the better of the two.という文の説明に『2つのうち~のほう』にはtheをつけるという参考書通りの説明をしたら、生徒にTom is taller than Lucy.という文だって2つのうちの背の高いほうじゃないのと言われました。上記の文のよりよい説明の仕方はないでしょうか。さらに、このtheはthe tallest of the threeのtheと同じとの説明がされていますが、そもそもなぜ形容詞・副詞の最上級にtheがつくのでしょうか。これはthe rich=rich peopleと同じ考え方をしてもよいのでしようか。過去の質問の解答に、これはthe better comupterのcomputerという名詞が省略された形ではないとのものもありました。ではなぜ? 【回答】 of the two は前置詞句で、形容詞の働きをします。ということは、of の前には名詞が必要になります。例文では computer が省略されていると考えましょう。 This computer is the better (computer) of the two. 二つのうちの一つということは、当然限定されたコンピューターになるので、定冠詞の the をつける必要があります。of the two の前には名詞が必要だということを説明してあげてください。 形容詞の最上級に the がつくのは 限定の気持ちがあるからだと思います。多くのものから一番~なものを選ぶときは、たった一つに限定されますね。 形容詞の最上級でも the がつかないこともあります This point is deepest in Lake Biwa. 琵琶湖では、この地点が一番深いです 琵琶湖という一つの湖の中で一番深い地点はここです という場合は、最上級でも the はつけません