- 締切済み
詳しく説明していただきたいのですが。。。
(1)、天文学と宗教の関係について考えると、例を上げて考えると、どのようなことがありますか?? (2)、天文学の発展に関して、どのような考え方・ものの見方が重要であったのかをかんがえているのですが、ただ単に、「宇宙について知りたかった」という答えではなく、なにか根拠を持って、こうだから、発展したんだ!という意見を聞きたいのです。 どちらかの回答だけでもいいので、いろんな方のご意見を待ってます。 よろしくおねがいします。
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- danboald
- ベストアンサー率27% (16/58)
>天文学の発展に関して、どのような考え方・ものの見方が重要であったのか 太古は農耕や狩猟のために正確な暦を作る必要があり、そこから天文学はスタートしました。しかし、地動説あたりから以降は「ただ真実を知りたい」以外にいかなる動機もありません。 文明とは不可能を可能にするために発展していきます。そのためにはすべての学問が同時に発展する必要があるのです。 天文学は、すべての学問の中でも絶対的な重要度は低いと思われます。ビルや高速道路を建てたり、飛行機を飛ばすのに必要な学問ではありませんからね。 しかし、だからこそ強い「知りたい」という純粋な気持ちから発展した学問だと思います。 なぜ「宇宙について知りたかった」という答えではダメなのでしょうか?私にはそこが理解できません。
- A-Tanaka
- ベストアンサー率44% (88/196)
こんばんは。 (1)の質問に関して 農業暦においては、天文学的成果が生かされ、科学的な作業へと変ったことは確かです。しかしながら、宗教が天文学を利用した可能性はありえます。しかしながら、この辺りに関しては根拠は不明です。 よって、例示するためには、歴史的資料を当たらなければなりませんが、儀式・祭典などにおいて、天文学利用をしたことは確かでしょう。遥か昔、宇宙で起こることは、自然に影響があるという説が唱えられました、しかしながら現在は否定されています。 (2)について、 正直天文学者から見ると、無茶苦茶な質問かも知れませんね。発展したというより、深く研究が出来るようになったというのが、関係者の正直なところです。 遠い昔、仮説として掲げられてきたもの(たぶん、ギリシアの自然哲学)から、その後コペルニクスの再発見を経て、地動説に至ります。その説と呼ばれているものは、ガリレオによって木星の衛星系が発見されて、さらに光行差の発見、フーコーの振り子などによって、実験的に証明されて、現在は正しいと確信に至ります。 ビックバン宇宙論にしても、聖書の冒頭「最初に光ありき」からスタートするのかも知れませんし、他の世界でもあったのかも知れません。ちなみに、日本の神話では、「混沌とした世界から、神が矛でかき回し、アキツシマを産んだ(現在の、日本列島)」となっていますが、これは中国の記紀神話からの影響が見られるという指摘もあります。 その後、科学的にはα・β・γ(αは仮称の研究者。βはベーテという研究者。γはガモフ。不思議の国のトムキンスで知られる化学者。なお、ベーテはそのような論文に名前を連ねることを拒否したと言われています)仮説と呼ばれる元素合成理論が生まれて、そこから、ペンジアス・ウィルソンの偶然によって、宇宙背景輻射(2.7Kの黒体輻射)が発見されて、さらにCOBE衛星の観測、WMAP衛星の精密観測によって、ビックバン宇宙論は、正しいと結論されています。 発展したと言うより、ルネッサンス期(これはヨーロッパ史観ですので、お許しください)には、万学として多くの仮説が再発見されて、実験方法なども現在に比べれば粗いかも知れませんが、そこから科学的方法へと発展を遂げたといえば遂げたのかも知れません。 しかしながら、発展とは深化したともいえるのです。現在の天文学全体を一人で見渡せる研究者や親しむ方は果たしているのでしょうか? 科学と言う語源は、日本においては、西周の翻訳によってドイツ語の「ウィッセンシャフト」からだそうです。これは、個別の学を表しています。天文学を、私達は天体科学と呼んでいますが、それは各天体毎、もしくは天体現象ごとにおいて、個別の学問に成熟したからとも言えます。 あなたの質問の中に、何が天文学というか、天体科学の原動力だと思いますか? 人を楽しませるためには、何倍もの苦労や失敗、経験があるから出来るのだと思います。私達、天文学者も同じことです。幾千、幾万の天体愛好家の方からの新発見の報告や最新鋭の観測機器を駆使しているように見えますが、それはそれで、多くの先人たちの苦労があったからこそできるのだと信じています。 実際に、ハッブルの法則を研究するために、望遠鏡を操作し、数多くの精密なスペクトル写真を撮った方は、天文台を作るために、機材を運んだ方です。逆に言えば、そんな人をキチンと語れる学問も天文学だったりするのです。 また、日本では、伊能忠敬氏は、家業を隠居後、日本地図を作りたくて、現在の「国立天文台」に学びました。その地図は、今も歴史的価値の有る資料であり、当時は軍事機密にまでなった資料です。 第二次世界大戦後、全ての科学と同じように、天文学も反省を迫られました。そこから、大型の観測装置が日本で運用できるようになるまで、約30年以上の歳月が必要でした(野辺山の電波望遠鏡)。三鷹にある、小さな望遠鏡が8メートルの「すばる望遠鏡(みなさんがつけてくれた名前です)」にいたるまで、これまた80年近い歳月を経る必要がありました。 文明的視点からすれば、それをもって、発展したと言えば、発展したのでしょう。 文化的視点からすれば、研究を行うための資料整備を含めて、深く深く研究をしなければ、専門家になれないという世界にまで到達した、これもまた、発展したと言えば、発展したといえると思いますが・・あなたのご意見は、いかがですか? 意見を聞くだけではなく、意見を発することも、重要だと思います。
- NAZ0001
- ベストアンサー率29% (508/1743)
・タイトルは、質問の概要を。 ・質問者のレベルが分からないと、詳しくしようがない。 まずは以上に留意を。 1.理解できないことをこじつけるのは、すなわち妄想です。妄想を日常の戒律とすることが宗教です。 ただ 天文学に関しては、農耕/狩猟に深く関わる部分があるので、実際の観測については、昔から科学の分野でした。ただ、天文学が学問として確立したあとに、それを宗教的に利用するということは、よくあります。主に、太陽に対する方向と、日付の決定がそれです。 2.議論の土台として、あなたが「かんがえているのです」ことを書いてみましょう。数行で書ける物ではないですし。