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“うら”と“おもて”
“うらめづ”、“うらさびしい”、“うらやむ”、“うらむ”などと、“うら”ということばが、頭につくことばがたくさんあり、その場合の“うら”とは心だとの事です。 1. それではこの“うら”とは、いわゆる“おもて”ということばに対義する語なのでしょうか。 1-2. そして“心”たる“うら”にも、この“おもて”は、対義しているのでしょうか? 1-3. 或いは“心”たる“うら”に対義する語とは何かあるのでしょうか? 2. そうすると、“心”たる“うら”に対義している“おもて”、或いは違う対義語とは何を指しているのでしょうか? 2-2. 或はどんな意味なのでしょうか?
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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質問者が選んだベストアンサー
「うらめづ」というのはどう言う意味かわかりませんが、「うらさびしい」「うら悲しい」「うら恥ずかしい」などの「うら」はおっしゃるとおり心の意味で、人には見えない内側のもの、こころ、思い、気持ちをあらわすものでしょう。しかし、「うらやむ(羨む)」「うらむ(恨む)」の「うら」は接頭語とは認められず、別語として扱ったほうがいいのではないでしょうか。 1.「うらさびしい」の「うら」意味は形容詞について「なんとなくそうかんじられるの意味ですから「裏門」「表門」の「うら」「おもて」とはかなり意味が違います。 1-2 「うらさびしい」の対義語(反対語)を探してみましたが見つかりません。「うらさみしい」とは言えても「おもてさみしい」とは言えません。 1-3 「うら」は「なんとなく」と言う意味ですから、その対義する語「おもてだって」とか「派手に」いうことになります。この意味の接頭語となると見つからないということになります。 接頭語に「ぶち(打ち)」とうのがありますが、これは動詞につく強意の接頭語です。形容詞につく用法は若者ことばで「ぶちさびしい」「ぶちうれしい」とか言いますが、正式には認められていないはずです。 2.2-2 1-3に述べた通りです。 参考までに「うら若い」の「うら」も接頭語ですが、意味は別です。 接頭語についてのURLを記しておきます。
その他の回答 (2)
「表」は「面」と同語源ですから、「うら=心」に対する語は「おもて=表面・顔」だと思います。
お礼
有難う御座います。 やはり、“うら”に対義する語は。“おもて”であり、それは体、そして顔。どちらも現れている部分、箇所。外から見えるものですね。 有難う御座いました。 どうか、No.1ご回答様にお礼申しあげているところでの、私の拙いコメントをご参照いただければ幸甚に存じます。
補足
有難う御座いました。 こころは顔や体に、現れてきますね。 心理状況も、そしてそういう生活してきている人相や表情、或は態度に。 有難う御座いました。 どうか、No.1ご回答様のところでの、私の拙いコメントをご参照いただければ幸甚に存じます。
- sus316
- ベストアンサー率38% (89/232)
うらやむは心病む。裏が心なら表は面(体)のことではないでしょうか。 人には体と心があり、表(面)に見えるのは体で、隠れて見えない心が裏に当たるのかと思います。よって対義していると言えるのではないでしょうか。
お礼
早速に有難う御座います。 数日前、このOKWaveで“うら・・”という語の意味について質問があり、回答者が質問を訂正しておられました。『それは、“うらめづ”でしょう』と。“うら愛づ”のことでした。 このことについて、不可視の指導のというと、オカルトめきますが、指導の下で一定の精進をする中での関連として、たいへん興味をもったものですから。 つまり表の太陽(自我世界意識)から、月的な(内面)世界に入りなさい。まぁ葉隠れとかに共通するところがあるわけです。 有難う御座いました。
補足
お礼でのコメントの通りですが、月意識世界の対照意識世界が太陽なら、“うら”に対義する語とは何。“おもて-表”なのか。と思いました。 それならその、対義語たる“おもて-表”とはどんなものなのか、ということでした。 そんなことでどうか、更にご教示がありましたら、どうか付加のほどを、お願い申しあげます。
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お礼
有難う御座いました。 「うらやむ(羨む)」「うらむ(恨む)」の「うら」は接頭語ではなく、別語であるとしても、語源やその派生での根っこが共通しないかな、と存じまして、説明のために掲げさせていただきました。ご指摘の通りと更に、納得できました。接頭語の「うら」ではないと。 「うら」は「なんとなくそう感じられる」だとすれば、「裏門」「表門」の「うら」「おもて」とはかなり遠くなりますね。 「なんとなく」であれば、「そこはかとなく」とも置き換えられるのでしょうか。そんな語感んでしょうね。 接頭語とはいえ、「うら若い」の「うら」は違うが、こころや思いなどのように形のガチンとなっていないものにつかわれているな、と存じました。 ただ、そういう意味の「うら」に対義する語というと、一語でそれができるものはどうもなさそうですね。 本当に有難う御座いました。 どうか、No.1ご回答様にお礼申しあげているところでの、私の拙いコメントをご参照いただければ幸甚に存じます。
補足
たいへん明確、詳細にご教示賜り、感謝申しあげます。 或はお眼に留まったかもしれませんが、この質問は同じ内容で何度かここでお教えと乞うておりましたが、質問内容の説明が不明確のせいか、ご回答をいただけなかった事柄です。 それより前にある方が質問され、回答者からそれは「うらめづ」ということばの間違いですよ、「うら」は“こころ”。「めづ」は“愛づ”ですと注意の上、ご教導があったものです。 本当に有難う御座いましが。 どうか、No.1ご回答様のところでの、私の拙いコメントをご参照いただければ幸甚に存じます。