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反射律・対称律・推移律

tinantumの回答

  • tinantum
  • ベストアンサー率56% (26/46)
回答No.3

反射律は, 「全てのaはa~aを満たす」 ことです. よって,反射律を証明したい場合は,全てのaに関してa~aを示さなくてはなりません. これに対して,対称律をわかりやすく言い直すと 「あるaとbがa~bという関係を満たすならば,b~aも成立する」 というステートメントですので,全てのaに対して対称律を適用することができません.つまり,適当にとったaがとあるbと関係a~bを満たすとは限らないため,対称律を適用することができないのです(逆にいうと,とあるbと関係a~bを満たすようなaに関しては,対称律と推移律を用いて,a~aが証明できることにはなります.このことを,答にある「問題の論法は関係のついている元aだけについて a~aを言ったにすぎない」と言っているのでしょう). 具体的な~の例を挙げます. 3つの要素しかない集合{x,y,z}に 下の図のように,x~yという関係を満たす場合は○,満たさない場合は×を用いて関係~を表してみました. \ x y z x × × × y × ○ ○ z × ○ ○ (つまり,関係を満たすのは,y~y,y~z,z~y,z~zの4つの場合のみです.) これは,対称律も推移律も満たしていることはすぐに確認できます. ところが,"x~x"は成立していないので,反射律が成立していない例となっています.(xはどの元とも関係を持たない場合なので対称律が適用できないわけです)

cosmopapa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「あるaとb・・・」ですかぁ。 「全てのa,bに対して・・・」しか頭になかったので、ますます混乱! 分からん!難しい! せっかくの回答なのに理解できなくてすいません。

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