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時代劇に登場する大嘘を教えて下さい

時代劇が好きでよく見るのですが、中には素人が考えても 「こんな時代に、それはないだろう」 と感じるシーンも多いです。 まず 「暴れん坊将軍」 のタイトルシーンに江戸城の天守閣が背景として映りますが、吉宗の時代には天守閣は大火で焼失していたはずなので、これは嘘だと思います。 それとか既婚女性のお歯黒ですね。 本当は真っ黒だったはずです。 遠山の金さんなんて、町奉行が桜吹雪の刺青をして遊び人として町に入っていたなんて、実際にはとても思えませんね。 ま、これはフィクションですから大嘘と言うのはかわいそうかも知れませんが ・・ あと、このカテでも西部劇で主人公が馬に乗って荒原を旅するシーンがありますが、実際には馬1頭で旅する事なんてあり得ず、予備の馬を必ず連れて行ったはずと聞きました。 時代や洋の東西を問わないで結構ですので、時代劇の登場する大嘘について教えて頂けないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • myeyesonly
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回答No.35

また失礼します。m(__)m。鉄漿(おはぐろ:お歯黒)一考。 元々、お歯黒は虫歯対策でした。 今は歯医者でエアートームという「うぃ~ん」って音がする忌み嫌われてる機械の出現で虫歯で死ぬ人はいませんが、あの機械が出現するまで、虫歯は命に関わる病気でした。 虫歯を放置すると歯の根元で化膿し、そこから虫歯菌が血液に進入、全身の血液が化膿してしまう敗血症という恐ろしい病気で死亡します。 今でも敗血症は起こってしまえば即命に関わる恐ろしい病気です。 虫歯になったら、麻酔やエアトームのなかった頃はまだ歯がペンチなどで掴める状態の時に力づくで引き抜く以外に治療法が無かったのです。 このために、虫歯を予防する方法として、お歯黒が開発されました。 女性は妊娠により赤ちゃんにカルシウムを取られて虫歯になりやすいので既婚女性に真っ先に普及したわけです。 また優雅な生活をしていた公家なども、甘いものを一杯食べられるので虫歯になりやすく、お歯黒が普及し、それぞれ既婚女性の、あるいは公家のステータスシンボルみたくなりました。 これが映画で見られなくなったのは、戦後、テレビで時代劇が放映され始めた初期です。 歯磨きが普及し、お歯黒を知らない世代が増えた影響でしょうか「歯が黒いと気持ち悪い」という抗議が殺到したのだそうです。 それで「明らかに間違えなのだけど」お歯黒を入れるのを止めたそうです。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 とても、とても勉強になりました。 お歯黒って単なる風習のように考えていたのですが、実はそんな医学的な裏付けがあったんですねえ。 虫歯で死ぬ人もいた ・・ 歯くらいでと、つい思ってしまいますが、当時はそんなに怖かった時代なんですね。 考えると西洋にお歯黒なんて無かったでしょうから、彼らは虫歯対策にどんな事をしていたんでしょうね。 もしかして日本が世界で最新の虫歯対策をしていたと言えるかも知れませんね。

その他の回答 (42)

  • RGM_79SP
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回答No.2

基本的なことなんだけど、夜の明るさ。 行灯一つではかろうじて何かあるかを見分ける程度の明かりにしかなりません。 月明かりの方がよっぽど明るいくらいです。 実際に、同程度の明るさを確保しようとしたら部屋中が行灯だらけになったなんて実験をどこかで見たような気がします。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 あっ、本当ですね。 町や部屋の中が今と同じくらいの明るさになっているように思います。 昔の町は外灯なんて無い時代ですから、それこそ提灯無しでは真っ暗で歩けなかったでしょうね。 それに部屋の中もうす暗い行灯ひとつ。 トイレに行くにも怖かったでしょうね。

  • 1582
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回答No.1

武田の騎馬軍団 織田の鉄砲三段撃ち 秀吉の墨俣一夜城 最近だと戦国武将がやたらと平和主義、 反戦なのは勘弁して欲しい

noname#48778
質問者

お礼

早速のお答え、有難うございました。 騎馬軍団や鉄砲三段撃ち、それに墨俣一夜城 ・・ エッ、これらは全て嘘だったんですか? 鉄砲の三段撃ちに関しては、たしか学校の授業でも取上げられたような気がするのですが ・・

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