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時代劇についての質問
- 時代劇には勧善懲悪が多い理由と、昔の時代劇の魅力について質問があります。また、現代の時代劇の映像に違和感を感じる理由についても知りたいです。
- 暴れん坊将軍の主人公吉宗が敵を成敗しない理由について質問があります。
- 必殺仕事人の中村主水の振る舞いや地位について質問があります。また、お金で解決されるシーンは賄賂なのか知りたいです。
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>時代劇には勧善懲悪がかなり多いような気がします。何故でしょうか? 現代劇の刑事ドラマのよな複雑なストーリーの必用が無く単純なストーリーで済ませることができる為です。 >昔の時代劇の方が味があるような感じがします。何故でしょうか? 心の葛藤というか情の世界のお話も組み込まれていたためでしょう。 >今の時代劇は映像がきれいすぎて何か違和感を感じます。撮影手法によるものでしょうか? 室内の照明が明るいせいです。 最近は撮影時に明るい必用がなくなったことからむしろ行灯の暗い雰囲気を出したものが増えています。 >吉宗自身が敵をきりつけ成敗しないのは何故でしょうか? 武士の切腹の際の介錯を除いて罪人を斬り殺すのは不浄なこととされていました。 江戸の牢屋敷の管理を請け負っていた山田浅右衛門は罪人の処刑も行っていたことから幕臣ではなく浪人扱いでした。 吉宗が成敗しないのは貧乏旗本の徳田新之助と身をやつすしていても将軍ですので不浄なことに手を汚さないという意味です。 >表の顔は刀さばきがおぼつかないふりをしたり、表の仕事をさぼっている設定ですが何故でしょうか? 日常の顔と仕事人としての顔を明確に使い分けることで物語りのアクセントとなります。 >中村主水の地位ってそんなに上の職種なのでしょうか? 南町奉行所の同心ですので幕臣としては最下級の身分です。 江戸時代の警察制度は実際の取り締まりに当たるのは目明かし、岡っ引きなどと呼ばれる町人でした。 この町人に十手を持つことを認めるかわりに犯罪者の捜査、逮捕を請け負わせていました。 この十手を持つことを認めていたのが奉行所の同心でした。 一人の同心が複数の町人に認めていました。 八丁堀云々というのは町奉行所に勤務する役人は八丁堀と呼ばれる町に集団で暮らしていました。 現代で言えば公務員官舎の団地のような町でした。 このことから江戸の庶民は奉行所の役人を八丁堀の旦那などと呼んでいました。 江戸時代には公式の場で武士と口がきけるのは地主や家主などの裕福な町人で長屋住まいの庶民は口がきけませんでした。 時代劇の御白州の場面でゾロゾロ沢山の町人が出てきて取り調べ前に「家主以下一同揃いたるか」というのはこのためです。 取り調べに当たる役人が「直答を許す」と言わない限り長屋の住人は家主などに応答して貰っていました。 庶民と奉行所の役人はこのような関係でしたので、主水が奉行所内では最下級の同心であっても庶民に取っては偉い権力者ということになります。 >商人?が何か中村主水に知られたらヤバイものを「旦那・・これで」とお金で解決するシーンがあります。あれって賄賂なのでしょうか? 現代の感覚で言えば賄賂ですが、当時は表店の商家としては必用経費でした。 目明かし(岡っ引き)と呼ばれる人間は表店の商家が払うお金で生活していました。 表店の商家としては目明かし(岡っ引き)が日常的に巡回警備してくれることを望みます。 複数の目明かし(岡っ引き)を束ねている主水に金を渡せば複数の目明かし(岡っ引き)が警護してくれることが期待できます。 主水としては奉行所から支払われる俸禄を使わずに目明かし(岡っ引き)を使うことができます。 このような制度というか習慣がありましたので、ドラマでは逆に目明かし(岡っ引き)に捜査させないでくれという依頼金ということになります。
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- nagata2017
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1 広く一般大衆が見てくれないと商業的に成り立ちません。だから彼らの好む作品作りをしないといけません。 現実世界には 「強きをくじき弱きものに味方する」ヒーローなどいませんからせめてフィクションの中だけでも という気持ちの表れです。 昨年あたりに多発していた痴漢冤罪の構造を見れば 警察は庶民の味方ではないのがよくわかります。味方どころか何も後ろ盾がない庶民を簡単に陥れるのが仕事みたいです。 つい最近も女性が誤認逮捕されてタクシー強盗に仕立て上げられるところでした。防犯カメラの映像にちょっと顔が似ていただけです。それだけで的をしぼって 脅迫 恫喝 という手法で陥れようとしたのです。 2 相手が悪者でも 一応現代の価値観では殺人になりますから 現代の状況に合わせた演出。 3 小悪は見逃して 巨悪は許さないという設定ですね。正体を見破られないための昼行燈の演技。 「旦那 これで」小悪を見逃している様子です。 北町奉行所の定町廻り同心 街中では権力者でしょう。決められた範囲の巡回をしながら市中の警備・監察を担当。
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回答ありがとうございます
- nijjin
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1.昭和の時代ですから勧善懲悪がまかり通り、物語も設定も分かりやすく、年齢制限もゆるく殺し殺されるのは当たり前です。 映像に関してはフィルムかデジタルかの違いが大きいですね。 2.吉宗自身は名将軍ですから罪を憎んで人を憎まずの精神で、しかし配下の者はその将軍を守らなければならないから殺すのは当たり前という設定なんでしょうね。 3.表の仕事が手抜きなのは裏の稼業を知られないためと出世してそれができなくならないように、また裏稼業のために一時的に仕事から離れても気づかれないために。 地位は高くなくても摘発することは出来ますから軽い悪事を働く所なんかは賄賂を渡して見逃してもらうという事ですね。 今でいえばスピード違反なんかでお金を渡して無かったことにするみたいな感じでしょうか・・・
お礼
回答ありがとうございます
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18605/30999)
こんにちは 1)時代劇ではお決まりで、判りやすいストーリー設定だと思います。 映像がきれいなのは、フィルムからビデオ、デジタルに変わったからです。 当然、収録のメディアで特色も違いますし カメラの技術・感度も上がっていますから、明るく鮮明に写ります 但し、フィルムのように奥行きは出せないです。 フィルムは収録や編集に多大な費用が掛かることと 使いまわしが不可能なので、テレビでもフィルムでの収録はなくなりました。 2)主人公のクリーンさを出すためです。 人殺しの主人公では・・・ 3)普段はぼうーっとしている方が目を付けられません。 袖の下を貰っていますね。 夜回りでなく、役付きなのでそれなりの地位にはいますけれど 中では下っ端です。
お礼
回答ありがとうございます
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