- ベストアンサー
光子の偏極についての疑問と重力による光の軌道について
First_Noelの回答
最初だけ. 尚,本回答中の「・・・」の語句については,検索エンジンやウィキペディアで検索されますと, 必要に応じてより詳しい理解が得られるものと思います. >光子は進行方向に垂直の方向で振動する(横偏極)が、縦偏極はしない、というのがよくイメージできません。 一般に「波」には「縦波(粗密波,弾性波とも)」と「横波」とがあります. 縦波は,「密度の粗密」が伝搬する波,つまり,進行方向に沿った分布が伝搬します. 例えば,ゴムひもをピンと張った状態で,一部をつまんで,ゴムひもの直線上に引っ張って離したとき, ゴムひもには縦波が発生します. また,音波も縦波です. 横波は,海の波のように,「変位」によって伝わります. つまり,進行方向に対して垂直な方向への変位が伝搬する波のことです. 光子の伝搬とは,即ち「電磁波」のことで,電磁波では,進行方向に対して 垂直な方向の電場分布(と同時に,進行方向と電場方向の共に垂直な磁場分布)が 空間それ自体を伝搬する横波となります. 「横編極」「縦編極」とは,光子の進行については正しい表現ではないと思います. むしろ,「偏光」に関する用語としてなら存在します. 上記のようにして伝搬する電磁波ですが,その電場の向きに注目しますと, その成分は縦と横とに分けられます. この縦成分と横成分とが,相関を持っていない状態を「無偏光」, 一方,何らかの相関がある場合を「偏光」と言います. 「偏光」した電磁波のことを「偏波」などとも言います. 原子や分子が光を発するとき,その電子の状態によってはその光が偏光します. この原因は原子や分子の電子状態が「編極」している為です. ・・・と言うような使い方なら知っています.
関連するQ&A
- n次元ユークリッド空間って何?
位相幾何学で出てくるn次元ユークリッド空間について質問があります。4次元は相対性理論なんかで出てきますが5次元以上の空間って一体何なんでしょうか?
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 非ユークリッド幾何学について
非ユークリッド幾何学とユークリッド幾何学の違いを示す例として球面上の2点の距離が球面上の大円方向の距離なのか(前者)、その2点のデカルト座標系での座標値から3平方の定理で求まる距離にする(後者)だと聞いたことがあります。地球で考えるなら後者の2点間の線分は地面にめり込んでいますね。(これは正しい理解でしょうか?) この解釈にやや疑問を覚えることがあります。この例だと非ユークリッド幾何学は球面を2次元と捉えているように思います。面だから2次元というのは理解できますが。一方、後者の方はあくまでも3次元です。 非ユークリッド(2次元)、ユークリッド(3次元)というのが不平等のような気がしてアンバランスな感じがします。地球の住人が地球を平板だと思うこと(2次元)と、地球を宇宙から眺めて球体という3次元として捉えるという違いに似ているように思います。このような不平等性は容認されるものでしょうか。それとも私が勘違いしているかも。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 4次元、11次元???・・・おしえて?
「4次元。数年前からは11次元の宇宙」などとよく聞きますが、具体的になんなのか解りません。 勝手に具体的な想像すると 1 光子(フォトン)が伝わる空間の次元のこと? この次元に、光子を伝播させることができる次元(媒体(空間))のこと? 2 重力を伝える(大きさを示せる)次元(空間)のこと? ・重力子(グラビトン)を伝播する次元のこと? ・それとも、重力(加速度を含む)の大きさ(スカラー)をあらわすことのできる次元などのこと? 3 素粒子専用の次元のこと? 素粒子(クォーク等)が対消滅等を繰り返している空間 及び 原子内を安定させている『強い力』を表現できる次元のこと? ・・地上の実験でも高エネルギーのときにしか現れないなどと聞いていますが・・・。 ようわかりません。どなたか分かりやすく具体的におしえてください。
- ベストアンサー
- 物理学
- 平坦な2次元多様体の埋め込みについて 位相幾何
2次元平坦トーラスの埋め込みには4次元ユークリッド空間が 必要であるようなのですが、これに関して「宇宙と幾何学/木原太郎」 という本を読んでいる際に、 「平坦で閉じたn次元多様体を平坦なまま埋め込めるユークリッド空間の 次元の最小値は2n以上である」という記述がありました。 これについて教えて頂きたいのですが、これは何という定理なのでしょうか。 また、そのように考えうる根拠や証明法など知りたく思います。 また、詳細が書かれている本がありましたら紹介頂けると助かります。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 天体の位置情報は?
宇宙空間が数学的な三次元空間では無いらしいということは位相幾何学の本(一般書)で読みました。 しかし、天文学者が有る天体を特定して会話するためには、便宜上、三次元ユークリッド空間に近似して、その位置座標を情報として交換するのではないかと想像しております。 もちろん、三次元空間内の位置を示すためには地球を始点とした位置ベクトルで天体を特定しても良いとおもいます。 実際のところ、天文学者が新しい天体を観測し(=名前は未だ無い)その天体の位置情報を他の天文学者に伝えるためにはどのような情報を使うのでしょうか? 宇宙空間を擬似的に三次元ユークリッド空間と見なして、(X、Y、X)の座標で情報交換するとした場合、地球を通るX軸は、どちらの方向を向いているのでしょうか? まさか北極星ということはないですよね? 一般に(名称が無い)天体を特定するためにはどのような情報が使われるのか、ご存知の方が居ればご教示ください。
- 締切済み
- 天文学・宇宙科学
- 重力とは逆の空間の歪み?
アインシュタインの一般相対性理論で重力は空間の歪みだ、みたいなことを言っていたと思うんですが、空間の歪みを描いたイメージありますよね。薄い布の上に物を乗っけて布が引っ張られたような絵です。 あれ素人にもイメージしやすいんですが、あれは3次元空間の歪みを2次元に見立てて描いていますよね。だから質問自体が変かもしれないんですが一応。 空間の歪みを描いたイメージにおいて、重力による歪みの方向を仮に下方向とすると、逆、つまり上方向へ空間を歪ませる力ってあるんでしょうか? 重力による歪みが凹だとすると、凸の歪みって事です。 もしそういう力があるとすると具体的にはどういったものなんでしょうか? 重力(引力)の反対だから爆発?って思ったんですが、もし爆発によって空間が歪むとすると光にも影響しますよね(重力レンズの逆?)。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
お礼
早々に丁寧なご回答をいただきありがとうございます。教えていただいた用語で、早速いくつかのサイトを読みました。音波と電磁波は振動の仕組みが違うのですね。また、ちまたでよく聞く地震の横揺れと縦揺れも同一の物理の概念というのも興味深い話です。 偏光については今の私にはさらに難しい事柄ではありますが、とりあえず液晶画面もこれを利用しているというのが収穫です。大変、参考になりました。今後ともよろしくお願いいたします。