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少子高齢化社会

noname#45430の回答

noname#45430
noname#45430
回答No.5

 少子の原因は、年寄りが詰まっているから。  もう少し説明すると、日本の土地や財産は既に生きている人が握っているわけで、後から生まれてきた人は、先に生きている人が死んではじめて、手を離れた土地や財産を取得できるわけです。  「人はそれだけで富を手に入れる訳ではない、勤労による生産がある」とは言っても、現実は生産した富は先に生まれた人の先取りで、後から生まれた人は配分に関して圧倒的に不利です。  つまり、社会がうまく回っていくためには、人は適当な年齢で死なないと駄目なんです。  今は日本人が、適当な年齢を遙かに過ぎて生きていて、しかも既得財産は守られるは、既得の富収集システムは保護されるはで、結局後から生まれてきた若い人は、いる場所も食うための財産を得る術・規模も異常に制限されている訳です。だから、子供を産んで育てる余裕がない。  昭和初期の大恐慌の時は、農業従事者が8割以上を占めていましたから、失業者は最後は田舎に帰れば、なんとか食うことができた。今は、大半が都市で生まれたから、帰るところがない。今の異常事態は戦前よりはるかに深刻なんです。  このような状態で、外国人労働者を受け入れるしかないと言いますが、日本は既に知的に高水準の仕事では、世界水準をはるかに超えた外国労働者天国です。今、議論されているのは3Kを含めた、単純労働従事者の受け入れです。これを実行すると、今よりもっと賃金下げ圧力が高くなります。中国なんて年収一万円ですからね。要は、この水準までさげないと日本の単純労働者は外国人に対抗できないわけです。そうしたら、ますます子供を育てる余裕なんてなくなります。  また、外国人労働者は得た賃金から税金を払った残りを、海外に仕送りします。それが目的ですからね。だから、国内消費が上がることはあまり期待できない。さらに、外国人労働者は稼げばよいので、その後の日本がどうボロボロになろうと無関係です。彼らには帰る祖国がありますから。ボロボロになった日本に住まなければならないのは、他に帰る国を持たない日本人です。  以上の理由から、外国人労働者の受け入れはいいことがありません。  解決の一つは、退職した高齢者に出て行ってもらうことです。死んでくれとはいいません。国外に居住地を求めて移住してもらうんです。幸い、年金は国外に送金してくれます。つまり、日本の金持ちの高齢者から海外に行ってもらう訳です。そのほうが、出稼ぎで外国から来てもらうよりよその国もいいでしょ。高齢者にとっても、同じ出費でもっといい水準の生活が出来るし。  もう一つの解決法は、年金支給額を一律にすることです。今は、出世してたくさん給料をもらっていた人が、たくさんもらえるシステムです。年金は共済システム、つまり、困っている人を余裕がある人が助けるシステムなのだから、金持ちにたくさん払う必要はありません。  そうして、高齢者の大多数が海外に行ってしまったら、日本の国土は空きますよ。高齢者が握り込んでいた「生産した富」も若い人で配分できます。つまり、給料が上がります。余裕ができ、将来への不安が払拭できれば子供も生まれます。

m15q23
質問者

お礼

自分が考えていなかったような視点からご回答していただいて、とても勉強になりました。 ご回答いただきありがとうございました。

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