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「ですます」調と「だである」調の混用
いろいろな文章を読んでいると「ですます」調と「だである」調の混用を見かけることがあります。とくに雑誌などに多くあったと思います。 学校などでは作文・小論文指導の際にどちらかの文体に統一するように言われた記憶がありますし、何よりも読んでいてとても違和感があります。そこで質問なのですが(1)そもそもこの混用は日本語的におかしいものなのか(2)もしそうであるのならば、なぜ出版前に校正などをされて他人の目に触れるはずの記事に修正が施されないのか、という2点についてご回答をおねがいします。
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そもそも、なぜ混用が起きるのか、あるいは混用せざるを得ないのかを、考えてみましょう。 混用せざるを得ないのは、日本語の文末にバラエティが乏しく、どうしても単調になってしまい、短い文が連続する際にはとても我慢ができなくなります。たとえば、 「今、いろいろな文章を読んでいます。すると文体が混じることがあります。とくに雑誌などに多くあります。しかし、文体は統一するように言われた記憶があります。」 portlandcement さんの文章をわざと拙くして悪例にしてみましたが、他意はありません。いらいらして頂ければ、と思った次第です。 「だ・である」調はまだましです。多少はバリエーションがつけられますから。 「今、いろいろな文章を読んでいる。すると文体が混じることがある。とくに雑誌などに多い。しかし、文体は統一するように言われた記憶がある。」 しかし、とくに雑誌など、親しみやすい文章を書かなければならない場合、「です・ます」調がメインになる。しかし単調さは避けたい。また、ここぞと言うとき、ふと文体を変えて「だ・である」調にすると強調の効果も生じる。 portlandcement さんのご質問でも、「日本語的におかしいものなのか」「もしそうであるのならば」と、「で・ある」調が顔を出していますね。しかし違和感は全くない。 標準語の文章の中に、方言が混じっていたとします。もしこれに面白い効果があれば、よい文章です。それが伝わらないようであれば悪い文章です。日本語としておかしいかどうかとは、また別の話です。 ましてや、編集部で筆を入れるほど違和感があるかどうかは、人によって違うでしょう。 この回答でもわざと混用してみましたが、いかがですか? 我ながら、違和感のあるところとないところと両方出せたと、自画自賛しているのですが。
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- mat983
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(1)この混用は日本語的におかしいものなのか おかしいです。書かれているように読んでいて違和感があります。 (2)なぜ出版前に校正などをされて他人の目に触れるはずの記事に修正が施されないのか 大手出版社であれば校閲部がたちまち指摘します。 ご覧になった雑誌の出版社は弱小で、そこにかけるお金がないからだと思います。
お礼
なるほど!混用を行っても違和感が出る場合と出ない場合があるのですね。Piedpipingさんの回答の例でなんとなくわかりました。そして違和感がでるか出ないかも人によって違うためにこのようなことがおこるということですか~。勉強になります。ありがとうございました。