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男女を区別する女性
友人に、「男は男らしく・女は女らしくあるべき」だというポリシーの女性がいます。男なら女が開けられない瓶の蓋を開けるのは当然だとか、女なら得意料理の一つはなくちゃいけないとか、大袈裟なものでもありません。彼女自身、大学でジェンダー論(婦人論)や男女雇用機会均等法などの講義を受け、「男女差別」についての知識はなくはない(僕も取っています)し、「これは差別じゃなく区別」と言っています。同性愛や未婚・片親に対する偏見、差別的な発言も勿論なく(体力のない男を「男のくせに」と揶揄することはありますが)、それは只の彼女の意見だと周りも認めています。 しかし先日、「身近にある男女差別について」という課題のレポートを提出した処、担当教授(女性)から「このレポートは男女差別を助長する」として再提出を求められました。彼女は、TVで使われていた「子供には母親が必要だ」という発言を元に「女性が女性として求められることは多々あることで、女性にしかできないことがある。反対に男性にも…」という内容で書いたのですが、性差を露呈させている所が再提出のきっかけになったようです。 彼女はすっかり落ち込み、「私の発言は、私が女性だから許されているのかしら」と呟く始末です。自分を見直す好機だと言えばそうかもしれませんが、今の状態では、教科書通りの意見に変更してしまいそうです。 で、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、皆さんはこの件についてどう思われますか。具体的には ・このような女性について。珍しいのか。許されないのか。(彼女の意見に気分を害する人がいるという認識はあります) ・教授について(「レポートに再提出を求めるなんて」というご意見は結構です。この方の男女差別への認識について) ・「私の発言は、私が女性だから許されているのかしら」について 等です。ご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
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区別は当たり前だと考えます。その教授の思想に染めてしまうって言うのも?!。男女差別反対の中にも、いろんな意見があって当たり前だと思うからです。 一昔前は、女も社会に出て仕事(収入を得ること)をすることが男性に立ち向かえる手段とばかりに女性の社会進出を謳った時期がありましたよね。考え方(右脳だとか左脳だとかというやつ)も体格も違うのだから、それは性の特性を無視した極論だと考えます。だったら男も妊娠しろって話と同じ低レベル。 テレビタックルでよく田島教授が吠えてますが、たまに変な考えだなって思うことがあります。 大学より、すでに市場は、女だから、いかせるマーケットって増えてますよね。女性らしい視点で各ヒット商品が生まれてる。たとえば、日産のモコとか。女性がデザインに加わったことで、かなり、ユーザーに満足行く作品ができたようです。 私は結婚して共働き2年ほどし、今は専業主婦してます。料理とか、ガーデニング好きで旦那様の薄給をしっかり守っていると自負してます。こういう細かい事ってやはり女性向だと思います。もちろん、家事にも夫が向いていることもあります。 両方経験している立場から言うと、女性が女性らしくいられるのは結局家庭も円満なのです。私が働いていたころはどうも、社会で受けたストレスをモロ家庭に持ち込んでしまい、ギスギスしてました。私的には今楽しいです。家庭の犠牲だなんて思いません。もし、家事が下等な労働という考えなら、そう思うかもしれませんが私はすごく偉大な仕事だと考えるからです。WHOだって家庭の大事さを謳っているじゃないですか?社会の始まりは家庭ありきです。家庭に女性を閉じ込めてしまえという考えでなくいのです。 向いてない人にまで、主婦しなさいとはいいません。 本当の男女平等って選ぶ権利があるってことじゃないでしょうか? 家事好きだからする。向いてないから、外で働くとか。結婚しないとか、子供生まない等の権利を選んだ女性に対して社会が非常識極まりない人って感じで見なくなる社会がもう一歩先の男女平等だと感じます。 とりあえず社会に出ようっていうのは数字合わせのような気がします。結局、兼業主婦って言う感じで家に帰れば家事して女性を2倍働かせている裏事情は数字には出てこないですもの。
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- tougarashi
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>男は男らしく・女は女らしくあるべき ↑「べき」が引っ掛かったのでは?そうでなくてはならないと言う意味ですし。 あってもいいだったら問題はないと思いますが。 実はもう少し差別的なことが書いてあった、とかはないのでしょうか? 二親がいないと駄目だとか。 親がいないと駄目と書いていたのであれば再提出なんてこともありえると思います。 「私の発言は、私が女性だから許されているのかしら」については、世間では 女性が性差別発言をしても批判しにくいということはあると思います。 この件についてはあまり詳しく書かれていないのでわかりません。 区別はあってもいいかも知れませんが、女性だから家の中の作業が得意あるい は好き、男性だから体力的なことが~という決めつけはない方が良いですね。 性差による区別からはずれた選択をしても良い、こうでなくては駄目だということはない、ということを理解されているなら良いのではないでしょうか。
お礼
僕の書き方が悪かったです。彼女の使う「べき」は、彼女にしか使いません。「彼女の彼氏」「彼女の両親」は含まれますが。それは訂正させて頂きます。すみません。 ですから、「べき」というのは彼女一個人の意見ですので、それをレポートなどという場で使用はしません。自分の意見は一つの意見でしかない、ということをきちんと理解した上でのレポートだったのに、それが却下されてしまったために、自信をなくしているようです。 また、NO.7さんの所にも書かせて頂いたのですが、片親などについての記述はありません。 彼女のレポートを総論すると、「そんなに男女差別に深刻になることもないのでは?」といった感じだったと思います。tougarashiさんもおっしゃられていますが、だからこそ、教授は女性が女性の権利を主張しなくてはいけないと言います。講義中は気にならなかったのですが、今回のことで、少し教授も意識が行き過ぎてるのかなと思いました。 僕も今回こうして皆さんの意見を聞いて気付くところが沢山ありましたので、もう一度彼女と話してみたいと思います。有り難うございました。
- Mell-Lily
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「子供には、母親が必要だ。」とか、「子供には、父親が必要だ。」などという意見は、よく耳にします。実際、こういう意見に賛成する人も多いでしょう。しかし、こういう意見を支持することは、片親の家庭に欠陥があることを認めていることにもなります。その教授は、そういう点を危惧しているのでしょう。
お礼
「子供には母親が必要だ」という言葉をとって、男女それぞれの特性の話をしていたのです。どうして父親ではいけないのか、これはTVという公共の場で用いられた男女差別ではないのか、と。そしてこの場合、男性の権利を主張しているわけですから、それが教授が気に入らなかった所だと思うのです。 片親などの話には触れていませんので、誤解があったようならここで補足させて頂きます。 ですが、確かにそのような危惧を招くことにもなり得ませんね。ご指摘、有り難うございました。
- tomo_t_21
- ベストアンサー率36% (137/380)
>・このような女性について。珍しいのか。許されないのか。 ある意味では珍しいと思います。 それは決して悪い意味ではなく、男女の違いや役割について、きちんと自分の考えを持って いる人が珍しいという意味です。 人間の機能として、一般的に(例外もありますが)男性の方が力があるのは当然のことですし、 逆に女性にしかできないことだってあります。それを理解し、自分なりの考えを持っている ことは決して間違っていないと思いますよ。 ただ、大して親しくもない間柄の複数の人間にその考えを押し付けようとすれば、 ちょっと迷惑な人ということになるでしょうけど…。 >・教授について (自分自身に対して)保守的な人なんでしょうね。 同じ文章でも、それを読んだ人間によっては差別と受け取る可能性もありますし。 男女差別の問題に関しては、男と女の意見が大きく食い違うこともありますよね。 読んだ人間によっては差別の助長と受け取れる可能性のあるレポートを、不特定 多数の目に触れる形として承認するのは避けたかったんだと思います。 >・「私の発言は、私が女性だから許されているのかしら」について 男性でも似たような発言をしている人は大勢居ますよ。 「男は仕事、女は家事」なんて人も数え切れないくらい居ます。 私は、男女の違いについて自分なりの考えを持つことは問題ないと思います。 そして、自分やごく近しい人間に、そうなることを望むことは間違ってはいないと 思います。 男性でも女性でも、自分のポリシーを他人に押し付けることなく、「これはあくま でも私の考えである」という態度が大事なのでは? 「女性だから許されている」なんてことはないと思います。性別によって、相手の 表向きの態度は違うかもしれませんが、内心は判りませんし。表面上は許されて いるように感じても、彼女の発言が相手を不愉快にさせているとしたら、友人間での 彼女に対する批評なりなんなりの形で、きっと返ってきていると思います。 人間は「男」「女」というたった2カテゴリでは分類しきれないほどたくさんの性格 があり、それぞれが自分の考えを持っています。たった一人の教授に自分の考えが 受け入れられなかったからといって落ち込むことはないと思いますよ。 せっかくのダメ出しなんですから、これを機会に、より万人に自分の考えを正確に 伝えることができるレポートになるよう、書き直してみてはいかがでしょうか。
お礼
元々、あらゆることに自分の意見をきちんと持っている彼女の評価は、少なくとも僕の周りでは悪くありません、良いです。たまに「きついよな」と苦笑することもありますが(男女関わらず)、彼女に対する悪い意見を聞いたことはありません。なので彼女も、今回、面と向かって自分の意見を却下されたので必要以上に落胆しているんでしょう。 また、レポートはその教授しか読まないものです。僕は、付き返された後に彼女によって読ませて貰いましたが、それ以前のものは読んだことはないです。 彼女の発言については、NO.3さんのお礼のところに書かせて頂いたような意識があるのですが、どうでしょう。男が男の権利を主張すれば、女性が女性の権利を主張する以上に批難されはしないでしょうか。そのことを、彼女は気にしているのだと思います。 しかしながら、自分の考えを正確に伝えることのできるレポート、というのは全くその通りだと思います。誤解を招く表現など、もう一度見直し、それでもまだ教授の意向にそぐわないのなら教授とも話し合ってみたいと思います。貴重なご意見を、有り難うございました。
私も女性ですが、そう思います!! 男女平等、平等なんて言われるけれど、女性が女性であること、男性が男性であることに変わりはありません。どうして区別がいけないんでしょうか。 同じことをしていての差別はいけないと思いますが、男女それぞれの特質があるのだからその特質を生かしてやれる事をやっていったらいいんだと思います。逆に個人に与えられた特質もあるのでそれも尊重すべきですが。 以前テレビで男女平等を強く訴える女性が男性はプールや海で海水浴で上半身裸だから女性もそうすべきだ、と発言していました。 正直おかしいと思いません? 女性には女性としての生まれたときからの魅力・役割があるはずです。男性にも同じ事が言えますが、女性である限り人間としての本能的な魅力・役割は求められると思います。 区別は大切です。子育てだって自然界でメスが担うように女性はなるべく小さい子供を手をこまぬいて見てあげるのが理想なんだと思います。理想、だから 頭を使える人間はその他の方法も考えられますが。
お礼
女性の権利の主張が、女性の立場が弱かった時代の姿(結婚すると家庭に入ることや、男の後を着いて歩くような)自体を否定しているような感じがするので、女性が自らその道を選ぶことがおかしな感じにも見うけられますが、決して珍しいことではないですよね。それを強制されているのでないなら。そのことに、漸く気付きました。 女性が、女性の上半身裸を推奨していたんですか…。心底、このような場で皆さんの意見を拝聴できる場があって良かったと思います。いや、なくてもそれが男女平等になるかならないかくらいは気付きたいですが、苦笑。 女性には女性の魅力、全くその通りです。彼女にも、自信を取り戻してもらえるよう、ご意見を参考にさせて頂きます。有り難うございました。
- karrin
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彼女の考え方を正しく理解できたか否かわかりませんが,私なりには彼女の考え方に大賛成です。 男女同権の啓発やウーマンリブ運動の頃から,男女差別と男女の性差に基づいた役割区分をはき違えた人が多々見受けられるのが残念です。 力仕事は,やはり男性がすべきですし,裁縫などは女性がしてくれるとありがたいです。 結婚して,共働きで,家事の分担が,当たり前のようにされていますが,性差に 基づいた役割分担が必要だと思います。 いずれにしても,彼女の考え方に賛同しますし,教授の考え方には疑問を感じます。また,彼女が女性だからというのは,違うと思います。男性でも同じ考え方が,できると思います。
お礼
僕も、例えば恋人には、結婚すれば家庭に入って欲しいと思うし、僕の稼ぎで彼女を養いたいという欲求が漠然とあったりします。まだ結婚などを真剣に考えたことはないので本当に漠然とですが。しかし、それを意見として口に出してしまうと「男女差別」として受け止められそうで怖いです。 でも女性が、「私は働き旦那には家で家事をしていてほしい」と言うと、同じことを言っているのにそれは権利の主張でしかないという気がしますがそれはどうなんでしょう。勿論、女性の権利の復権を言っているわけですから違う感じがするのは当然ですが、僕の意見も「男の意見」ではなく「僕の意見」として受け入れてもらえるでしょうか。 これが、彼女の言葉に、僕が感じたことでもあります。 しかしながら、やはり、現在の男女同権運動に行き過ぎたものを感じているのも僕だけじゃないと分かって安心しました。彼女と、もっと自信を持って、もう一度話してみたいと思います。 心強いご意見を頂きまして、嬉しいです。有り難うございました。
そうそう、珍しいか珍しくないかでは、思想の価値は決まりません。 自分のポリシーを社会の中で貫くと、周囲にどんな良影響悪影響が出るかを常に考えることは、大事ですけど。
お礼
なるほど。でも、あまりない意見(どうやって計るかは、一般論や感覚でしかないと思いますが)を言うと、それが「悪影響」になったりしないでしょうか? 良くも悪くも群れないと、排除されそうな気もしますが。 とか言いながら、lighthouseさんの言葉、凄く身に染みました。本当にそうですね。有り難うございました。
男女の役割分担って言う考え方を進んで受け入れるのは、自由の範囲内だと思います。 教授は、お友達さんの思想信条の自由とか学問の自由よりも、自分の教育の自由を優先しただけで、人権意識が少し足りないだけでしょう。 彼女には、自分の意見が一人に受け容れられなかっただけでいちいち落ち込んでいたら、社会ではやっていけないと励ましてあげてください。
お礼
僕は、「レポートくらい、駄目だと言われたんなら駄目だと言われないよう、そぐうようにその場だけでも書き直してみれば?」と軽く思っていたのですが、彼女の深刻さから、そう簡単にも言っていられない問題なんだろうかと思ってしまいました。 でもやっぱり、彼女は彼女の意見を通して良いですよね。ご意見を参考に、励ましてあげようと思います。有り難うございました。
お礼
凄くためになるご意見をお聞かせ頂き、有り難うございます。さすが経験されているだけあって、僕の考えが行き届かないところまで掘り下げて下さって、納得して頷くばかりです。 選ぶ権利、という言葉には感銘を受けました。確かにそうですね。自由にしなさいよと言っておきながら、当然そうするだろうと決めつけていることも多々ありますね。また、家事よりも仕事をする方が偉い、という意識があったことに気付きました。反省します。 大きな声で誰かを批難することは、今の僕にはまだ勇気が出ずにできませんが、同じような考えが浸透し、少しずつ声が出せるように努力しようと思いました。 本当に有り難うございました。