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哲学の本が読めない!

現在高校2年生です。 現在哲学に興味を持ち哲学を始めようと意気揚々図書館へ本を借りにいったのですが、意味がまったくわかりません。 哲学の歴史みたいな本を2冊借りてきて、なんとか読もうと努力するのですが一向に理解できないんです。 わからない単語は調べて何度も何度も同じところを繰り返し読み、同じ日本語なんだから理解できないはずはない!と必死になって読みました。 でも子供の頃、初めて新聞の社会面を読んだ時のように読めないんです。 数学の教科書を読んでる時の気分にも似ていました。 はたして僕に哲学はまだ早いんでしょうか?それとも入門書が哲学の歴史というのは過ちでしょうか?

みんなの回答

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.3

心配ご無用。みんなが通る道です。 最初から哲学書がスーっと読める人なんて、よほど頭がいいのかちょっと変わった人ですよ。 絶望的ともいえるくらい下手な文章、わざと直感的にはわからないようにしているかのごとき新術語の連なり。ほんとに、これ日本語? という感じでしたよ、私なんか。 もっとも、フランソワーズ・サガンの小説『悲しみよこんにちは』のちょっとエキセントリックな大学受験生の女の子も、ベルグソンを読んで、「何?これ!フランス語?」というような感じで怒り出しています。哲学先進国、フランスの17歳も同じようなものなのです。 しかし、わかろうがわかるまいが、高校生の時期に哲学することはとても有意義なことだと思います。とりあえず、読解力を上げながら悪戦苦闘(その本は良くないかもしれません)し続けてみましょう。そのうち読めるようになります。たぶん。 私のオススメ入門書は、小須田健 著『日本一わかりやすい哲学の教科書』です。 http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E9%A0%88%E7%94%B0-%E5%81%A5/dp/4756906427/ref=sr_1_1/250-1629938-8302611?ie=UTF8&s=books&qid=1188530194&sr=8-1 網羅性といい、わかりやすさといい、最初の1歩にはベストではないかと思います。 ところで、料理を勉強するのに料理を食べ続けても意味がありませんよね。料理は、つくってみなければ始まらないことをお忘れなく。

riven990
質問者

お礼

ありがとうございます。 はっきり言って安心しました。 下で書いたように自分にある程度の自信を持っていたので読めない!というのが非常に不安でした。 >>ところで、料理を勉強するのに料理を食べ続けても意味がありませんよね。料理は、つくってみなければ始まらないことをお忘れなく。 本当にそうだと思います。

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  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.2

哲学というのは、西洋哲学のことですね?翻訳が悪いので、分かりにくいという事情もあるんです。それから、哲学者には、いろんなタイプがいて、あなたの発想法にあう人もいれば、ぜんぜん理解できないタイプもいるでしょう。それをいきなり、哲学史として、うまく全部まとめている本があるのか、私はよく知りません。が、哲学史というのは、いろんな考え方の人をひとまとめにしたものなので、難しくて当たり前です。簡単にまとめてある高校生向けの本なんかがあれば、見てみたいです。 ちょっと質問をさせてください。カントという哲学者がこんなことを言っています。「経験とは全く無関係な、純粋な理論というものは存在するであろうか?私は、存在すると考える」。もし、あなたがこの意見に賛成なら、カントとあなたは、相性が良いということです。逆に、私のように、「は?経験と無関係の理論?そんなもん、あるわけねーだろ」と思ったら、あなたはカントとは相性が悪いということです。一生、カントは理解できないでしょう。 哲学史の本ということは、あなたにとって相性の良い哲学者も、悪い哲学者も、両方、かまわず並べてあるということです。だから、今の段階では、分かるところだけを読んで、分からないところは、放っておけばいいんです。 私はカントと逆にヘーゲルという哲学者と、相性が良いタイプです。ヘーゲルは、だいたい、こんなことを言っています。「理性的なもの、それは現実に力を持つものであり、現実に力をもつもの、それは理性的なものである。あらゆる哲学は、偏見にとらわれない意識と同じで、この確信から出発する」。要は、理論と現実は必ず一致するのであって、理論と現実は一致しないなどというのは、偏見にとらわれた人の言い草に過ぎないといっているのです。私なんかよく、筋論を主張して、「それは理論的には正しいかもしれないが、世の中ではそれは通用しない」と言われるたびに、このヘーゲルの言葉に勇気付けられます。 哲学史全体の入門書をぱらぱらめくってみて、気に入った哲学者が見つかったら、その哲学者の入門書を読んでください。全ての哲学者を理解しようなどというのは、無謀です。 それから、西洋哲学の書物の翻訳は、本当にひどいもので、日本語として成立していないものもあるくらいなのですが、原典を読んでみたいと思ったら、現段階では、ルソーとキルケゴールの岩波文庫を薦めます。このふたりの文章は、日本語で読んでも恰好いいです。簡単という意味ではありませんよ?ただ、ルソーの鋭い指摘には、うならされるものがあります。(実は、私は高校の時からルソーを読んでます)。キルケゴールの文章は、同じ弁証法理論のヘーゲルやマルクスやアドルノと比べたら、ずっと常識的だし、同じ実存主義者のサルトルあたりと比べると、「俺は不幸者だ。だから頭がいいんだ。どうせ、お前のような頭の悪い幸せ者にはわからんだろう」といった、ひねくれた意識も見られず、読んでいて不快感がありません。

riven990
質問者

お礼

ありがとうございます。 >>「経験とは全く無関係な、純粋な理論というものは存在するであろうか?私は、存在すると考える」 僕は経験なしに理論を作り出すことは不可能だと思います。理論は経験の上で成立する(とらえかたはあってますよね??) 哲学史というものは学校の歴史と同じではなく何通りも解釈がある、 というのも本によって書いてることが違う(ような気がします)。 >>「理性的なもの、それは現実に力を持つものであり・・・ 理性!この理性という言葉が本の中では連呼されていました。 哲学の中では理性というのが重要なキーワードなのでしょうか?

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  • nabayosh
  • ベストアンサー率23% (256/1092)
回答No.1

うん。気持ちはよくわかります。 なんというか難しい専門用語が多いし、同じ言葉でも日常の使い方と違う意味で使ったりすることもあるからね。 早いということはないんでしょうが、そういう本を読むためにはそれがすんなり入るように、自分なりにいろいろなことを考える素地ができている必要があるんです。 定番の入門の本というと「ソフィーの世界」ですかねえ。 哲学者を網羅したわけじゃないですが、西洋哲学者のキモをわかりやすく示してくれています。 同じ日本語なんだから、という心がけは立派ですが、哲学のほとんどは他国のもので、それが日本語に翻訳されているわけですから、「翻訳のせい」ということもあるかもしれない、とは思っておいて下さい。 哲学書を訳した初期の日本人は、哲学というものをどうも最初っから難しいものという先入観を持っていたような気がしますね。

riven990
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね、小説から入るのもひとつの手ですね。 正直いうと僕は他人より本を読んでる自信があり模試で評論関係が出てもスラスラ解けました。 俺には読解力がある、という見栄が哲学の本を読んでボロボロと崩れてしまいがっくりきているのが今の状況です。 背伸びせずわかりやすい本を見つけていこうと思います。

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