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哲学の入門書
私は哲学書(…といっても入門書レベル)が好きでよく読むのですが、入門書レベルで理解に苦しむことが多々あり理解不十分で終わらせてしまうことが何度あったことか・・・。本を読んで最も学べることは自分の知識の浅はかさです。そしてこの堂々巡りに毎度のことながら嫌気がさしています。。好きな哲学者はカントやニーチェなどですが、こんな私でもわかるように噛み砕いて書かれた哲学書はありますでしょうか??
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おはようございます。 哲学は考え方がとても抽象的なので、自分でイメージできるような本が良いかと思います。そこで、まず『ソフィーの世界』をご紹介します。この本は、少し前になりますが、大反響を起こした著書です。話自体は、ストーリー仕立てで進みます。その話自体もすごく興味深いミステリ調です。そして、このストーリーの根底にあるのが哲学要素です。ソフィーはまだ少女ですので、著者も彼女が哲学の話が分かるようにとてもいい例えを挙げています。それは、ある程度哲学の話を知っている人間が見ると「うまい」と感嘆してしまうと思います。物語を読むと同時に自然に哲学も分かってしまうこの著書はまさに一石二鳥です。 『ソフィーの世界』は単行本と普及本で上下、の2パターンあります。 僕は、持ち運びを考えると普及版の方がいいかと思います。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=997083469X http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9970834703 そのあとには、『反哲学史』という本を読んでみてはいかがでしょう。こちらも他の哲学書よりは、いく分は理解しやすく書かれています。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9973467256
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- s_nak
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既読本が書かれていないので、既読でしたらごめんなさい。 ニーチェは、次の本が何かで分かりやすいと書かれていて、実際読んでよかった本です。 竹田青嗣「ニーチェ入門」ちくま新書 008 ニーチェは著作自体、読みやすい翻訳がほとんどのように思います。 カントはニーチェに比べると、読みにくい翻訳だらけのイメージがありますが、中島義道が書いた解説は分かりやすかった。書名は忘却。エッセイ集の一部に解説した箇所だったかもしれません。 以前、日本語のwikipediaに、哲学書の翻訳の良し悪しが書いてあったように思いましたが、なくなっているようです。保存して置けばよかった。 ハイデガーは、 木田元[編著](2000)「ハイデガー『存在と時間』の構築」岩波現代文庫 学術9 が面白かったです。 「存在と時間」の3巻を理解不十分のまま読み終えた後に、木田元の本を読みました。木田元の本を読んでようやく「存在と時間」が分かりました。
お礼
私もそのwikipediaを見てみたかったです。。ハイデガー以外の著者は読んだことがありました。木田元さんの本ですね!!さっそく読んでみようと思います。ありがとうございました。
お礼
どちらもとても引かれる内容でおもしろそうです。特に、『ソフィーの世界』はおもしろそうですね!とりあえずこちらを先に読んでみたいとおもいます。ありがとうございました。