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【蔑棄】の読み方と意味
質問です 太宰治の『新ハムレット』という本を読んでいるのですが、 ある章に「蔑棄したい」という台詞がありました。 "蔑棄"という言葉がよく分からなかったので、辞書で調べてみたり、 検索してみたりしたのですが、全く該当しません。 また、"深刻癖"の読み方はそのまま「しんこくぐせ」で正しいでしょうか? 何方かご存知の方がいらっしゃいましたら、読み方と意味を教えて下さい。
- aly_and_aj
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aly_and_ajさん、こんにちは。 蔑棄は、確かに辞書で調べてもないし、gooで検索しても3件しかヒットしませんでした。そういう場合は読む人が自分で考えるしかないのでしょうね。「蔑」の音読みは「ベツ」しかないし、「棄」は「キ」しかないので、「ベツキ」しかし、「蔑視」という言葉もあるので、発音としては「ベッキ」が適当でしょう。 意味は、「蔑」が、「見下げる。あなどる。さげすむ。ないがしろにする」で、「棄」が、「ほったらかす。ふりすてる」なので、意味は「さげすんでほったらかしにする」か、もしくは「ないがしろにし、すてる」ではないかと推察できます。gooでヒットした3件も、それで文脈に合うようでした。「新ハムレット」のほうは、「黙殺したい、いや、蔑棄したい程」なので、前者が合いそうですね。 「深刻癖」のほうは、辞書にはありませんが、普通に考えて、やはり「しんこくへき」と読むのが正しいでしょう。こちらのほうは蔑棄よりはいくらか頻繁に使われるようです。厭世観と同質、能天気と逆の意味で使われているようなので、「物事を(過度に)深刻に捉える癖」ではないでしょうか。
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- Big-Baby
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?? 辞書にちゃんと載ってますよ。手元にある漢和辞典「大字典」講談社に次のように載っています。 蔑棄(ベツ・キ) 打ちすてて顧みぬこと 国語「蔑棄五則(五則を蔑棄す)」 この漢和辞典は古いので旧かながつかってあり、新かなならもちろん(べっき)と書くところです。
お礼
こんにちは 私の手元にある電子辞書等では見つからなかったのですが、 やはりきちんと載っている辞典もあるのですね 有難う御座いました
- binba
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蔑棄・・・「べっき」でしょう。文字通り、さげすんで捨てる 深刻癖・・・これは「しんこくへき」でしょう。
お礼
どうも有難う御座いました 辞書に載っていないのは造語か何かだからなのでしょうか?
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お礼
ご丁寧に有難う御座いました やはりそのまま「べっき」で良かったのですね 勉強になりました