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技術が上がれば、克服できますか?
半年ほど前から20数年ぶりにピアノのレッスンを再開しました。 毎日2~3時間は練習しています。 家ではミスなしでうまく弾けていても、いざレッスンで弾くといつも 練習してこなかったかのようなボロボロの状態の演奏になっています。 極度の緊張と、家のピアノとタッチが違うことが原因ではないかと 思うのですが、鍵盤のコントロールが出来なくなってしまうのです。 一日の練習量をもっと増やし、引き込めば、こういうことは克服できるのでしょうか? それとも、もっと長い目で見て、月日を重ね、演奏技術が上達すれば、違うピアノを弾いてもうまく演奏できるようになるのでしょうか? ブランクがあまりにもあるため、子供のころの記憶はなく、 今の演奏技術は初心者と変わりません。 テキストはハノンとツェルニー30番、ブルクミュラーで再開しました。やめた当時もブルク程度です。 今日はツェルニー14番、ブルクは「つばめ」と「乗馬」を弾き、 合格がもらえると思っていた14番とつばめは惨敗でした。 ブルクはもう終わりそうなだけに、ちょっと落ち込んでいます。 ちなみに我が家のピアノはヤマハのYUS1、先生のピアノもアップライトですが、もっと上位のものだと思います。
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No.3です。 子供の頃から、教則本をひたすら練習し、◎、または次回レッスンでも、という、先生教える人→私教えてもらう人、というレッスンを、長年受け続けてきました。 学校のテストを受けるような感覚なんですよね。だから緊張するなという方が、無理なのかもしれません。損ですよね。 私のピアノ指導者は、子供向けコンクールの審査員もやっているような、地元でも数名の指に入るほど、指導力のある指導者です。 習ってもう10年ですが、「どうも先生のレッスンでは、学ぶ人、教えてもらう人、という垣根があって、足かせになっています」と、率直に自分の中でからまっている状況を告白し、その後幼少期からのレッスン刷り込みからいかにお勉強ピアノから抜け出すか、ピアノ技術よりも豊かな音楽生活に目を向けることができるよう、配慮してもらっています。 私のピアノ指導者と、私のピアノ演奏では、天と地ほどの身分不相応な実力です。 演奏技術はもちろん、もう頭の中で鳴っている音でさえ、別世界です。 でも、そんな先生も一ピアノを弾くピアニスト。それなりの悩みはあるのよ、と時々話を聞かせてもらっています。 レッスンでは、悪いところを治してもらおうというよりも、「先生に私のつないない演奏ではありますが、一聴衆として聴いてもらいたい。出来る限りのことはします」という、演奏に携わるものとしてある意味に同等の視線で、リラックスして弾くようにしています。 レッスン中の演奏でも、先生に何かしら伝えたいことを伝えられるような演奏、先生もこのつたない演奏で少しでも楽しんで欲しいと、はずしてミスりながら、こけてつまずきながら、でも聴き手のあることを意識して演奏するよう心がけるようになりました。 先生の側でも生徒が鑑賞者になり、聞いてくださってありがとう、と、レッスン内で弾いてくださっています。 (そのあと実行不可能な指導内容で、がんがん叩かれています) 今練習している曲は、ショパンの前奏曲。1~8が弾けないながら終わったので、今は9番以降です。 ブルグ25番でも、チェルニー30番でも、「美しい・・」(自惚れ)と感じながら、楽しく弾いています。 laschoさんも、ピアノの先生といろんな話をしたり、演奏聴き合いっこなどできるといいですね。 優れた先生は(テクニックだけでなく)、生徒の良いところを見抜き、伸ばしてくれるものと信じています。 人生、まだまだ長いですよ。ピアノは一人で弾ける数少ない独奏楽器ですし、アマチュアピアニストとしてどんな自分になりたいか、すぐに答えは出ないと思いますが、試行錯誤で豊かなピアノ人生を送ってください。 私もアマチュア中級ピアニストです。お互い息長く、頑張りましょう!
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- Miketanuki
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家ではミスなしで弾けるって、かなり練習しているのだろうなと思いました。でも家で弾けてレッスンで弾けないって、落ち込むんですよね。もしかして、ですが、「緊張すること」自体や「先生の前でうまく弾けるかどうか」が気になってしまっていませんか? あるいは、「間違えないようにしなければ」と強く思っていたりしませんでしょうか。間違えないように、緊張しないようにと思えば思うほど緊張したり、それでいつも間違えない所で間違えたり、ということは、多くの人にあることだと思います。また、緊張することも「自分らしさ」の一つでもあると思います。 演奏技術が初心者なら、先生の前で間違えようとつっかかろうと、自然なことだと思いますし、そういうことも含めて上達したくて習いに行くのですよね。「だからまちがえても緊張しても当たり前」そういう風に開き直れたら少し楽になるかな、という気がします。あるいは、レッスンの時に「先生の前で弾く時に緊張してしまう」とそのことを話題にしてしまうとか。 練習については、量を増やすよりも質を上げると上達しますよ。
お礼
Miketanukiさんのご指摘の通りです。 気にするあまり、進度が進むにつれて、さらに緊張がひどくなっている状態です。 私の性格として、完璧主義というか、きちんとやらなければ!と言う意識が強いこと、一生懸命練習した成果を先生に見てもらいたいと言う気持ちも強いことも原因のような気がしてきました・・・ 私が相当緊張していることは先生にもわかるようで、いつも「落ち着いてくださいね~、大丈夫ですよ。」とか「緊張することはいいことですから、大丈夫ですよ~」などと励ましてくれます。 にもかかわらず、いざ、レッスンとなると緊張のあまり、美しく旋律を歌うこともどこかへ飛んでいってしまって、とにかく間違えないように音符を追うことに必死になってしまい、家で一生懸命頑張ったあの練習はなんだったのか??という状態になってしまいます。先生は私の練習時間も知っているので、家で何を練習しているんだろう??と思っているかもしれません・・・。 それでも合格をくれる先生には申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。 アドバイスにあるように質を上げる練習方法を取り入れるのがいいのかもしれません。最近、ピアノの練習にのめりこみ過ぎて、練習時間が増えつつあるので。 どうもありがとうございました。
- puchner
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ピアノではありませんが、楽器を演奏しております。 先生についていた時期もあります。 先生とのマンツーマンのレッスン、ちょっと緊張しますよね。 私も最初はそうでしたが、 ・別にとって食われるわけではない ・失敗したからといって人生、終わるわけじゃない ・ミスしないように、自分らしさを失わないように演奏できるよう指導してもらう のが「レッスン」なんだ と思った時点で、緊張しなくなりました。 先生は「うまくなる」ことを望んでいるわけではないし(音大受験生とかなら話は別です)、「ピアノ・音楽を楽しんでもらうには」を前提にレッスンしていると思います。 だから、家で十分に練習されているんですから、そのままレッスンを受ければいいんです。 なんて言っても、緊張しますよね(^-^; 気長に焦らずにがんばってください。 練習時間はそれだけやってれば十分です。 私は週に2時間程度の練習で、月2回のレッスンに行っていたアホゥですw
お礼
思い出しました! 一度だけ忙しくて十分に練習できないままレッスンを受けたことがありました。その時は、きちんと練習できていないから、つっかえたり、思うように弾けなくてもしょうがないと開き直って、レッスンに臨みました。 不合格でも仕方ないと・・・。 案外うまく弾けたことを思い出しました。 もう少し、気長に行こうと思います。 無意識のうちにやはり、進度を気にして、あせってしまっていたのだと 反省しました。 アドバイスありがとうございました。
静かに横で一挙手一投足見られている中で弾くと緊張が高まって 手はふるえ頭は真っ白になりますよね。 私もよく手がふるえボロボロになりました。 しかし今はあまり緊張しなくなりました。 現在の先生は生徒の演奏にあわせ電子オルガン等でガンガン合奏に入ってくるのでいつも強制的に連弾状態に(笑) 不思議なことにこの合奏状態が緊張に抵抗力をつけるんですよ~。 (周りに振り回されず自分のパートに対する集中力を求められるせいですかねぇ) 家で合奏、といってもテープに吹き込んだ自分の歌声でもいいし ご家族のカスタネット、タンバリンでも気をとられそうなものであれば何でもいいんです 録音よりも効果ありかも?と経験から思います。
お礼
娘もピアノを習っています。ピアノ暦2年弱です。 同じ先生です。これも緊張する原因かも?何となくですが・・・ 連弾、試してみます! 回答ありがとうございました。
何人かの子供にピアノを教え、自分も専門家からのレッスンを受け続けています。 アップライトピアノの上位の楽器でも、そう影響ないはずだと思いますが・・・。 アップライトとグランドピアノでは、タッチはとても違います。 弦を縦に張ってあるのと、平らに張ってある違いは、大きいです。 (特に、連打で感じます) 先生の前で弾くことに、緊張なさっているのでしょう。 技術を身につければつけるほど、どこでも弾けるようになります。 ましてや良い楽器をさわればさわるほど、ピアノの音の出し方というものがわかります。 技術は、身体的には若い人より不利な面もありますが、年齢関係なく努力で上達します。 ただ、間違った練習の仕方を一日何時間したところで、上達しません。 ツェルニー30番、ブルグ25の後半も、奥深いです。 これらが美しい音で無駄な力なくきちんと弾ければ、かなりのことができるでしょう。 曲の進度だけにとらわれず、頑張ってください。
お礼
やさしい曲でもきちんと弾けるようになるには、相当な技術が要ることは、頭ではわかっていたのですが、予想以上のハイスピードでテキストが進んでいってしまったので、欲が出て、進度を気にするようになってしまいました。 反面、技術が追いついていないことは、感じていたので、 ここで停滞して、ホッとしている自分がいるのも事実です。 始めた当初は10年、いや10年以上かかっても良いので、ツェルニー40番、ソナタ程度までやりたいことを先生に伝えました。 初心に戻って、こつこつゆっくり階段を上って行こうと思います。 アドバイスありがとうございました。
- tur_bo
- ベストアンサー率18% (16/85)
演奏会でクラシックギターを弾いた経験からです。 >家ではミスなしでうまく弾けていても、いざレッスンで弾くといつも ~ 家で弾けることより、レッスンで弾けるほうがよいということなので、レッスンを想定して家で練習してみるとよいと思います。例えば、先生が「ここから」と言ったことを想定してそこから弾ききってみる。そうすると、間違うところとか分かると思うので、そういったところを直す。そうしたら、またレッスンを想定した練習→直す練習→…とやっていけば、時間はかかるかもしれませんが、大分レッスンでも弾き易くなると思います。
お礼
具体的に練習方法を提示して下さり、大変助かりました。 早速取り入れてみます。 ありかとうございました。
- dumvo-h
- ベストアンサー率56% (51/91)
大学4年です。ピアノは中学3年まで10年ぐらい習っていました。 質問者様のように決定的に長いブランクがあるわけでもないので、 参考になるかどうか分かりませんが……(^^; 毎日2~3時間という練習量は、十分だと思います。 「家ではミスなく弾ける」ことが、その根拠です。 しかしレッスンではボロボロになってしまうのはなぜでしょうか。 個人的な体験から申し上げるならば、まず、 ピアノのタッチの違いはそれほど影響しないと思います。 例えば家のピアノの鍵盤は軽く、先生のピアノの鍵盤は重いとい場合には、 テンポの早い曲では手がもつれやすくなるでしょうし、一音一音大切に弾かないと メロディーがメロディーとして聞こえにくい、ということが考えられます。 しかしある程度慣れてこれば、そのピアノに合った弾き方が、 自然にできるようなる気がします。 「練習してこなかったかのようなボロボロの状態」になる程にタッチが影響するとは、 どうも思えないのです。 となると「極度の緊張」が原因だと思われます。 練習の成果を先生に発表する前に、家族の方など近しい人に聞いてもらうなど、 一人で練習するときにはない緊張感を作るとよいかもしれません。 どうしても苦手なところをうまく弾こうとして同じところばかりを練習しがちですが、 練習の最後には「間違っても引き返さずに一曲通して弾くぞ」という気持ちで 一曲弾ききってみることも大切だと思います。 また、メトロノームを使うのも一つの手です。 自分では同じリズムで弾いているつもりでも、案外ずれているものです。 早く弾きすぎる部分は落ち着いて弾こう、ここは遅くなるから軽快に弾こう、など、 新しく気をつけるべき点が見えてくると思います。 単に「間違えた/間違えなかった」という基準で満足するのではなく、 別の視点で見直してみると、家で弾けたのだから大丈夫という慢心を 少なくできるのではないでしょうか。 毎日2~3時間という練習量に、ただただ感服です。 質問者様自身のペースで続けられることを祈っています。頑張ってください!(^^)
お礼
早速の回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 普段の練習では、緊張感を出すためと、きちんと楽譜の指示通り弾けているかのチェックのために 自分の演奏は仕上げの段階で録音しています。やはり、緊張してしまい、間違えると何度も最初から弾きなおし、 うまく弾けたものだけを録音という方法をとっていました。 「間違っても引き返さずに一曲通して弾くぞ」 これは、全然頭になかったです・・・ 明日から意識しながら練習していこうと思います。 ありがとうございました。
お礼
演奏技術に固執して、一番大切なことを置き去りにしていたようです。 楽しく弾いて、豊かなピアノ人生が送れるよう心がけたいと思います。 ありがとうございました。