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アウェイユニホームデザインが違うのはなぜ?
あまり団体スポーツに詳しくないですし、特に野球は無知なので、変な質問、お許しください。 アウェイとホームのユニホームデザインが違うことや、ホームは白系が多いというようなことは教えてもらったのですが、どうしてホームとアウェイでユニホームのデザインを変えるのか、とても知りたいです。 野球のニュースを見ていて、1つのチームがいつも同じデザインだったら(素人目には)分かりやすいなぁと思ったのです。でもホームのチームはサポーターが多く心理的な違いもあると思うので、ホームかアウェイなのかの区別をつけたいという気持ちは分かります。グラウンドにいる人たちは、どちらがホームかアウェイかは認識しているでしょうから、試合をする限りは、2つのチームが違うデザインであれば問題なさそうです。 本当に無知な質問ですみません。
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質問者が選んだベストアンサー
ユニホームがホームとアウェイで違うのは、 質問者さんが指摘されているようにホームかアウェイかを区別するためと考えることもできますが、 最も重要な目的としては、2つのチームを区別しやすくするためです。 チームカラーを大切にするのはどの競技でも共通しますし、ユニホームがひとつであれば、確かに覚えやすいかもしれません。 しかしながら、それだと少々困ったことが起こってくるのです。 団体競技では、当然ながら常に多人数が同時にプレイする場面が多くなります。 そして、対戦する2つのチームのチームカラーが同じ(または似ている)だった場合、見ている方は、同じ色のユニホームばかりで直感的に選手の判別が付きにくくなってしまうのです。 野球の場合は攻撃側と守備側がはっきり分かれていますし、基本的には打者対投手の時間の方が圧倒的に多いので、ユニホームによってチーム・選手の判別が難しく感じることはあまりありませんが、 バスケットボールやサッカー、ラグビーなどのように何人もの選手が同時に入り乱れるシーンが多い競技では、ユニホームによって区別しやすくすることはとても重要なポイントです。 私はサッカーをよく見るのですが、 サッカーの場合は、野球のようにホーム用・ビジター用と明確に着分けるのではなく、基本的にはホームチームのカラーによって、アウェイのチームが着るユニホームが決定されます。 例えば、横浜(青)対大分(青)が対戦するとして、横浜のホームで試合をする場合は、大分はアウェイシャツ(白)を着るのですが、 柏(黄)対大分(青)で、柏のホームで試合をする場合には、大分はホームシャツをそのまま着ることもあるわけです。 要は「見た目のわかりやすさ」で双方のチームが着るユニホームの色が決められるということです。 そのため、所によっては「ホーム用・アウェイ用」という言い方ではなく、「ファースト・セカンド」と呼ばれることもあります。ホーム用だからといって、ホームのみで着用するとは限らないんですね。 ちなみに、チームによっては「サード用」というユニホームを用意している場合もあります。 主にヨーロッパのサッカークラブに多く、かなりの数のチームと対戦する可能性があるので、時にはホーム用でもアウェイ用でもいまいち区別しにくいような組み合わせがあったりします。「サード用」はこうした場合に着用されます。 当然ながら、ホーム・アウェイ・サードとも、カラーリングはバラバラでなくてはいけません。(青・白・赤など) まあ、これを着用する試合は年に数回、一度も着用しない年もあったりするのですが。 ご参考までに。
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- nidonen
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実は、ホーム用とビジター用( と呼ぶのが米国流です )のユニフォームを 比較した場合、異なるのは色だけではありません。胸に入る文字も変わります。 ホームチームは、胸にチーム名の入ったユニフォームを着るのが基本です。 そしてビジターでは代わりに、都市名が入ります。相手がどこの街から来た チームなのかをホームの観客にわかりやすくするためですね。またビジター 側にとっては、自分の街を代表して試合に来たという意味にもなります。 だから、ホームチームが自分の街で NEW YORK とか SAN FRANCISCO という ロゴが入ったユニフォームを着るのは不自然なんですね。自分たちの街では 愛称( チーム名 )をまとい、相手の町では都市名をまとうのが流儀です。 なお、なかには例外もあります。たとえばヤンキースはホームでは有名な NY マークが入っています。そしてビジターでは NEW YORK になりますね。 地元ニューヨークのファンにとっては、NY のロゴこそがチームの証です。 だから Yankees という文字を入れなくてもいいわけです。 ちなみに、野球ではホームが白系のユニフォームを着ますが、NFLでは ホームチームが自チームの色に染まったユニフォームを着用します。そして ビジターは白系を着ることで、相手のチームカラーに敬意を評するわけです。 なかには白系がチームカラーというチームもあり、そのときはビジター側も ホーム用の色付きユニフォームを着ることで、色を対比させます。 余談ですが、野球( というか米国系スポーツ )ではサポーターという単語は 使いません。ちなみにピッチも米国では通じず、必ずフィールドと言います。 ほかにはバスケの bj リーグでは、ファンのことをブースターと呼んでいます。
お礼
nidonenさま、いろいろな知識いただきありがとうございました。 ちょっと野球にも興味が出てきました。いつもは野球のニュースになると「え~また~」と思っていたのですが、今度は、見るのが楽しみです。 本当に、無知ならではの質問だったのかもしれませんが、皆様に色々と教えていただき、とてもためになりました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
- ultraCS
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野球は、アマチュアの場合、双方真っ白も珍しくありません(甲子園見ればわかると思います)、というより、アマチュアでビジター用のチェンジデザインのユニフォームを持っているチームはほとんどないんじゃないかな(学生にはないと思う)。 プロがユニフォームを変えるのは観客へのアピールやテレビ映えのためで、こちらが特殊なのです。で、ホームとビジターのデザイン切り替えがずれたりしてコンセプトが違ったり、最近は何種類か併用(交流戦は違うの着るし)したりして混乱しているのでしょう。 サッカーなどでは、アウェイの場合、コストダウンのために、メーカーあてがいの既成のデザインを使う場合が結構あります。キーパージャージの場合には、ナショナルチームレベルのファーストでも既成のデザインの場合が多いです。 レプリカジャージの販売数にしても、そのほとんどがホームジャージでアウェイやセカンド、サードはよほどのファンでないと買いませんから、チームやサプライヤーのの力の入り方も変わります。 なお、競技によって、ラグビーでは、双方が被らない限り極力ジャージは変えないし(早稲田と帝京のように茜黒と赤はラグビーでは許容範囲だが、サッカーでは絶対無理)、変える場合はホーム(招いた側)が変えるのがマナーになっています(そういう点で、ユニオンラグビーにはセカンドジャージはあってもアウェイジャージはない、もっとも、最近は双方セカンドが増えています)、この場合、パンツやストッキングは変えないことも珍しくありません。 バーレーボールのようにリベロが存在して、常にチェンジカラーのウェアを着るケースでは、ほとんどのチームが同系統デザインです(というか、どちらも既製品デザインだったりしますが)。
お礼
ありがとうございました。 いろいろなケースがあるんですね! ラグビーは何度かイギリスで見ているのですが(たまたま)、そういえば、変わっていなかったような。とはいってもよくチームを知らずに見ているのですから、自信まったくないです。 もやもやが「すっきり!」しました!
お礼
ありがとうございました。 すごく腑に落ちました。 色分けするために、何着かもっておく、って考えればすっきりです! 白っぽいのとそうじゃないとの分け方は、 チーム数が少なければ、色分けですむのかもしれませんが、現実的にすごく多いので、ホームは白ベース、アウェイはチームカラーベースという大きな枠を決めておけば、ほとんどかぶることはない、という便宜性と理解してもよいでしょうか。