こんばんは!
(1)
next week(来週)は、現在からみて来週のことなので、現在時制にするのが自然かと思われます。もし、the next week(翌週)でしたら、過去のある時点からみて次の週のことなので、過去時制になるでしょう。
We're hoping to open the factory some time next year.
来年のいつか、工場を開きたいと思っている。
She called me and we arranged to meet the next day.
彼女が電話をかけてきたので、翌日会うことにした。
(出典はロングマン現代英英辞典、和訳はMilancomです)
(2)
できると思います。特にできない理由を思いつかないのですが。
Mother didn't say anything about our money, and she won't wish us to give up everything.
お母様は私たちのお金のことはおっしゃらなかったし、何もかもあきらめる方がいいなんて思ってらっしゃらないことよ。(これは、過去時制+未来時制の例です)(出典はLittle Women、和訳はMilancomです)
他の時制を結びつけることも可能です。
I missed supper and I'm starving!
夕食を食べ逃したので、腹ペコだ。(これは、過去時制+現在時制の例です)(出典はロングマン現代英英辞典、和訳はMilancomです)
We haven't got Father, and shall not have him for a long time.
お父様はいらっしゃらないし、当分帰っていらっしゃらないわ。(これは、現在時制+未来時制の例です)(出典はLittle Women、和訳はMilancomです)
ただし、that節で従属節になるときは、原則として時制の一致を受けます。
He was afraid that the other kids would laugh at him.
彼は、他の子供に笑われるのではないかと心配だった。
(他の子供が笑うのは、彼が思っているときからみれば未来ですが、時制の一致を受けて、willがwouldになっています)
(3)
「three timesとあるので前半はhad seenではないのはなぜなのでしょうか」この疑問は、「XX回~した」という言い方は、いつも完了形で表現されるというご理解からくるものだと理解してよろしいでしょうか。
過去形にするか、完了形にするかは、「現在における影響(動作の完了/経験の存在/結果の存在)」を強調したいかどうかにかかっています。強調したいならば完了形(現在完了形)を、過去にしたという事実のみに注目したいのであれば、過去形を用います。
ア)I have been to Osaka.
イ)I went to Osaka.
この2文はともに、「大阪に行った」ことは同じです。しかし、イでは、大阪に行ったという過去の事実だけを淡々と述べているのに対して、アの文では、過去に大阪に行って帰ったばかりでその余韻が今も残っている(完了)、大阪に行ったという思い出や知識、社会経験が今でも身についている(経験)、大阪に行ったままだ(結果、これは普通、He has gone to Osaka.のように表現されます)のように、現在になんだかの影響が残っていることを表現する方法です。
問題文で、単に「3回大阪に行った」というのなら、I went to Osaka three times. 「3回大阪に行ったことがある(=そういう経験が自分の中に生きている)」といいたいのであれば、I have been to Osaka three times,でしょう。
現在までに3回であれば、現在完了を使い、過去のある時点までに3回であれば過去完了を使います。
My school took us to Osaka. I had already been there three times.
学校から大阪に旅行した。私は既に3回行ったことがあった。
(4)
おっしゃるとおり、この2文はイコールではないと思われます。もちろん、どのような文も完全にイコールということはないでしょうから、おおよそイコールという意味ですが。それでも、イコールとはいえないと思います。
まず、ウ)He saw the movie three time and he's going to see it again next week.は、「彼は三回この映画を見ており、来週また見に行くつもりだ」ということでよいと思います。
ところが、エ)He will have seen the movie four times when he sees it next week.(来週見たら、彼は映画を4回観ることになる)は、ウという事情なら、当然こうなりますねということであって、エでるからといって必ずしもウになるとは限らないでしょう。
イコールになるためには、どちらからでも反対の文の内容が導かれなくてはならないはずですが、ここではそうはなっていません。エだけを読んだ場合、彼は現在までに2回映画を観ていて明日彼女とデートで見ることになっている。ところが、友人との約束をしてしまっていて、どうしても来週も見ることになっている。そのときには、4回見ている! ということもあり得るからです。したがって、ウ=エではなくて、ウ⇒エではあるけれども、エ⇒ウではないということです。
さて、ご質問の趣旨にあったお答えになりましたでしょうか? 的外れな箇所や、わかりにくい点などありましたら、ご面倒でもどうか補足をお願いいたします。考え直して再度書きます!
未来完了形が最初の例文とイコールになるのがわかりません。
時制の数直線で考えるとand以降だけならば納得がいくのですが。
補足
なるほど!よくわかりました。 ならば完了形は継続用法のときも 例えば I lived in Tokyo for three yearsでも単なる 過去形で成り立つのですか。