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最近のオリンピックで、水泳が前半で、陸上競技が後半なのはなぜですか?
最近のオリンピックでは、水泳が前半に実施され、陸上競技が後半に実施されますが、ずっと昔のオリンピックではかならずしもそうではなかったと聞いています。 例えば、1928年のアムステルダムオリンピックでは、織田幹雄選手が三段跳びで金メダル、人見絹枝選手が800m走で銀メダルをとったのが8月2日で、鶴田義行選手が水泳200m平泳ぎで金メダルをとったのが8月8日ですから、水泳より陸上競技の方が先行していたことが分かります。 どうして、最近のオリンピックでは水泳が前半に実施され、陸上競技が後半に実施されるようになったのでしょうか? また、そうなったのがどのオリンピックのころからなのかも、もし分かったら教えて下さい。 例えば、ヘルシンキ五輪(1952年)、メルボルン五輪(1956年)、ローマ五輪(1960年)ではどうだったのでしょうか。
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1ですが、 >>陸上種目・水泳種目共に期間中ほぼ毎日行われています。 >いいえ、そうなっていません。 >最近のオリンピックでは、水泳が前半で、陸上競技が後半です。 の根拠がわかりません。 参考にアテネの日程表です。 http://athens2004.nikkansports.com/schedule/top.html 陸上競技場が開会式の後片付けや整備、各競技の準備などで2~3日潰れるのを考えれば陸上競技場を使う競技でほぼ全日程、水泳競技場を使う競技でほぼ全日程を順番に消化しているようですが。 それと思ったんですが、水泳競技の種目が増えたことで、水泳の距離種目を先に消化するようになったのではないかと。シンクロ・水球・飛び込みなどです。
- UMBRO
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日本で人気のある競技(華のある競技とされているもの)がスケジュール上そうなっているだけで、陸上種目・水泳種目共に期間中ほぼ毎日行われています。 水泳競技では前半に距離種目、後半に飛び込みやシンクロなどが行われています。 陸上競技では、初日の女子マラソンに始まり、十種競技や競歩等が続き、短距離などの予選をこなし、後半になって各決勝種目へ向かい、最後は男子マラソンで締めます。 基本的には、このように会場の都合及びスケジュール調整で競技の大体の順番は決まっています。それに加えた部分で、全世界的に人気のある競技は決勝の時間が出来るだけ重ならないように調整しています。これはIOCが放映権・スポンサー料を出来るだけ高く売る為と、出来るだけライブで楽しめるようにと配慮された結果です。 この放映権が曲者で、買い取った企業の強力な要請で競技種目の決勝が、現地の朝から行われてしまい、選手の不評を買った。と言う事例もありました。 いつからこうなったかについては、商業主義がはびこり、TV中継が長時間行われるようになったロサンゼルス五輪くらいからではないかと思います。
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ご回答をありがとうございました。 >陸上種目・水泳種目共に期間中ほぼ毎日行われています。 いいえ、そうなっていません。 最近のオリンピックでは、水泳が前半で、陸上競技が後半です。 テレビ中継が長時間行われるようになったことが原因の一つというのは頷けますが、それならば1984年のロサンゼルス五輪よりも前ではないでしょうか。
お礼
ウィキペディアを詳細に見て、質問の答えがやっとわかりました。 ウィキペディアの「メルボルンオリンピック」の項目に、 「陸上が日程の前半であったために、大きなウエイトを占める陸上選手が、早期に帰国してしまい、閉会式が盛り上がらなかった。」 と書いてありました。 同じくウィキペディアの「ローマオリンピック」の項目に、 「前回のメルボルンオリンピックの盛り上がらなかった閉会式の反省から、陸上は日程の後半となった。」 と書いてありました。 つまり、陸上競技が、オリンピックの日程の後半になったのは、「陸上競技選手の帰国を防ぎ、閉会式を盛り上げるため。」であり、 そうなったのは、1960年のローマオリンピックの時からだと分かりました。