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メルセデスとBMWの小型車
メルセデスとBMWの車種構成を比較した場合、小型車 (2シーターは除く) のジャンルで小さい方からいえば、メルセデスではA → B → Cクラスになりますよね。 一方、BMWでは 1 → 3シリーズになると思います。 Cクラスと3シリーズはコンセプトがほぼ似たような性格だし、価格帯も似たようなレベルなので、永遠のライバルとして評されるケースが多いと思います。 また基本形から派生してワゴン車やクーペを展開しているのも両社全く同じです。 もちろんEクラスと5シリーズも同様です。 その下のクラスなんですが、メルセデスのAとBクラス、それにBMWの1シリーズは全く異なったコンセプトの下で生まれていますよね。 1シリーズは操縦フィーリングを大事にして小型車では不利なFRをあえて選択しており、ボディは5HBを採用しています。 一方のメルセデスのAとBクラスなんですが、1シリーズとは対照的にFFで、同じ5HBでもミニバン形式を採用しているように思います。 これはデザインから見ても明らかだと思います (違っていたらゴメンなさい)。 つまりウンと車高を高くしてスペースを広くとり、操縦フィーリングよりも快適性を重視しているように見えます。 Cクラスから上はBMWと歩調を揃えたような車種構成になっていますが、それから下のクラスはなぜこのようなミニバン形式を採用したのでしょうか? それと1シリーズのような車がメルセデスでも開発される計画はないのでしょうか? カタログを見ていて少し気になったので質問してみました。
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3(E36)、C(今となっては旧型)、A(現行型)は実際に所有しました。 現行型Aは意外と走るんですよ。私もびっくりしました。もちろん、サーキットレベルでどうこうと言う車ではないと思いますが、高速道路や峠などではびっくりするくらい走る。 まず、CVTが良く出来ていて、アクセルを開けるだけで即座に加速態勢。Cの5速ATより全然いい。燃費も良くて高速では16km/l位走ってしまう。 足回りもFF2代目にしてここまでやれるかと思う程まともです。背高なのにロール感が非常に少なく安定してコーナリングが出来る。 日本製ミニバンのような腰高感は一切無い。なのに乗り心地も悪くない。 雑誌によると、初代Aのエルクテストでの転倒後、ブランドの意地をかけて(採算性を度外視してまで)足回りをリセッティングして、初代後期型の足回りは別物と言われているようです。 No.1さんの言うとおり床下は燃料電池スペースのようですが、そちらの方の開発がどうなるかわからない状態になっているので、FF車としての完成度を高めてみました、という感じです。 燃料電池車の開発をあきらめたとの噂もあり、次期Aでは、高床式構造をやめるという噂もありますねえ。 個人的には現行Aが結構気に入っているのですが。 メルセデスは、保守的なようで意外と革新的なメーカーですから。BMとは競わざるを得ないでしょうけど、新しいことをやって欲しいですけどねえ。
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- misasann
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まず、FRについてですが、あのサイズだと、車内スペースを考えるとFFが正しいと思いますが、BMWのこだわりの50:50は実現できません。50:50があって、じゃあ、どういう車が作れるか、という開発姿勢だそうです。そこは譲れないそうです。 ベンツのミニバン形式ですが、快適性もありますが、(衝突)安全性が大きいように思います。
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有難うございました。 ミニバン形式は安全性の面からも、あのようなスタイルを選択したのですね。 このクラスはまだ新しい事もあって将来どのような車になるか、まだ途中の段階のような感じがしました。
- w168
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まー言ってみればFF・FRと違いは有る物のBクラスはAクラスの プラットホームを採用しておりAもBも形こそ違う物の走りはFFなので 1とはライバルになりません、別格です。 逆に1の方が走り難いでしょう。むしろAクラスならアウディのA2がライバルで1ならBでしょう。 A2は日本導入されてないので日本に持って来ると現行C180(ひょうたん目)位します。残念ながらMTのみですが…。運が良ければ都内でたまに 見れます。なので、AクラスのライバルはA2、Bクラスが1なんですが コンセプト自体が違うので安全に優雅に走るにはA2・A・B何ですが、 遊び心を出して走るのは1ですね。むしろ1のライバルはアルファ147の 方でしょう。A2以外は乗った時有りますが、1や147はかなり席に付くまで乗り難い車です。しかも中も狭いです。 1の様な車はMBではまず作らないでしょう。今時ハッチバックも流行らないし、まず作るまでのコストがかかりその後無事に黒字にはならないでしょうから。BMの1はまずハッチバックであの値段!あまり売れてないですしね。日本でも人昔前の形ですから。(シビックが流行った頃。) Cも3も本当に都会だと大衆車みたいな物で良く見かけるでしょう。 Aクラスも負けちゃいませんけど…。逆に1は少ないのも有るが、そもそも 318tiが売れなくて1(ハッチバック)にしたが、これまた売れない。 よってニーズの少ない形なのでしょうね。
お礼
有難うございました。 やはりA・Bと1はライバルにならないようですね。 両社の車種構成を比較してみると、ほとんどのクラスでまともにガチンコしているように思います。 Sクラスと7シリーズ、Eクラスと5シリーズ、その他にも四駆や2シーターなど同じような車種を揃えていますよね。 そのため、たとえばEクラスに飽きて5シリーズに乗換え、その次にまたEクラスに戻る、このような乗り方をしているユーザーも多いはずです。 でもAやBのユーザーが飽きて次に1シリーズに乗りたいと思う人は少ないでしょうね。 逆もまた真。 全然コンセプトが違う車ですからね。 この車種だけ両社の行く方向が大きく違っていますね。
- ceaser
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MBのAクラスは、燃料電池車を意識して設計されたと聞いたことがあります。車体の下部にセルを並べるためにあのような特異な形態になったようです。また、小型車で安全性を確保しながら車室の大きさも確保するということも考えたようです。天下のMBが単純なコンパクトカーを作っては、沽券に関わったのでしょう。それで、独創的ともいえるスタイルの車になったようです。ただし、残念ながらMBは小さい車作りの経験の無さが災いしたのか、初期のAクラスはエルクテストで転倒する失態を演じました。評論家筋からも、あまり評価は高くないようです。 BMWは、走りがブランドのアイデンティティですので、走りを無視した車作りはできなかったのでしょう。それであのようなオーソドックスというか頑固な車作り(小さいのにFR)になったのでしょう。 MBが1シリーズのような車を作ることは考えにくいです。ブランドのアイデンティティから考えて、Aクラスを捨てていきなりオーソドックス路線に移ることは考えにくいです。(これから単なるコンパクトを作ったのでは、Aクラスの失敗を認めることになる。)あえて、あのデザインにこだわるのがブランド価値を維持していくことにつながるでしょう。
お礼
有難うございました。 なるほど、燃料電池車を意識してあのようなスタイルになったんですね。 メルセデスの場合は先見性を採ったという事なんですね。 一方のBMWはスポーツ性を重視して1シリーズを開発したのでしょうね。 これを考えると、Cクラス+3シリーズ以下のクラスで、両社独自のカラーが浮き彫りになったような印象があります。
お礼
有難うございました。 Aクラスって意外に走るんですね。 スタイルからは想像できません。 外見からすると何となく広いだけで加速は鈍い、足回りはフニャフニャ、ハンドリングもダルな感じ ・・ こんなイメージを持っていました。 実際には違うんですね。 お話を伺って、メルセデスのこのクラスはまだ暗中模索というか、どこへ向かうか、まだ開発途中のような感じがしました。 とても参考になりました。