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チオ硫酸ナトリウム標準液の調整法について
チオ硫酸ナトリウム標準液の調整と標定を行いました。 チオ硫酸Na五水和物25gおよび無炭酸Na0.2gに、新たに沸騰して冷却した水(蒸留水?)を加えて溶かし、1000mLとし、24時間放置して、チオ硫酸ナトリウム標準液を調整したのですが、ここでなぜわざわざ沸騰して冷却した水を使うのでしょうか? 自分が考えたのは水道水のままだとカルキがチオ硫酸Naと反応するためなのではないかと思ったのですがよくわかりません、どなたか教えてくれませんか?
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そもそも、分析化学には蒸留水を使うのはあたりまえ! チオ硫酸Naというのはホルムアルデヒド等の標定に使う溶液なんだよ。 なので、水道水には金属とかいろいろ混ざっている、それが分析のとき妨害するんだ。だから何も入っていないときの状態で分析しないとだめ。分析化学では、Al:Fe=1:1のときFeの妨害はないか、100ppbの測定値が92ppbまで下がれば負の妨害でっし、110ppbになれば正の妨害ですね。ここまで検討しないと使えないですから。あとは、測定値が40ppbの溶液に100ppbの標準溶液を加えたときに140ppbになるか、もし140にならずに60とかと測定されたら、本当に40ppbは鉄の値なのか妨害の影響はないかそこまで検討しないと議論できないんです。
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- elpkc
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回答No.2
課題で出されたのではないでしょうね。 これ作り方は、局方ですからね。 後で標定するときに、用いた滴定は、酸化還元でしょ。 だから、水を煮沸する理由は? 本当に作りましたか? >水(蒸留水?) 自分で作ったのに、どうして?なのかなぁ?
お礼
kelly7sさん回答ありがとうございます つまり分析に極力影響がでないようにするために蒸留水を使うのですね。参考になりました。