無電解めっきの触媒活性とは?

このQ&Aのポイント
  • 無電解めっきにおいて、触媒活性は重要な役割を果たします。
  • 触媒活性は被めっき物上で還元剤が酸化され、金属触媒が核となりめっきが行われる現象です。
  • パラジウムなどの金属触媒が還元剤の酸化と電子の放出を促進する役割を担っています。
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無電解めっきの触媒活性(酸化反応)について

無電解銅めっきの本や、本HPに記載させている触媒活性に関する質問を見てみたのですが、分からない部分があり質問させて頂きました。と、言うのも、こちらのHPにも出ていたのですが、無電解めっきに関する本などには、「被めっき物上で還元剤が酸化され、パラジウムなどの触媒が核になりめっきができる」とありました。そこで、質問なのですが、還元剤が酸化されて電子を放出する現象はパラジウムなどの金属触媒と関係があるのでしょうか?例えば、ガラスやプラスチックに金属触媒をつけず、個々の場所をなんらかの方法で正の電荷で帯電させた場合、還元剤が酸化して電子を放出、最終的にめっき液中の金属イオンが電子をキャッチして正の電荷で帯電させたところに堆積する、という事は起きえるのでしょうか?還元剤の酸化と金属触媒の関係が分かりません。宜しく御願い致します。

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  • c80s3xxx
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回答No.1

一般的な金属核を用いる無電解メッキは,要するに電池反応です.なので,少なくとも最初の過程では電極として機能する金属部位が必要です.いったん金属析出が始まれば,その後は析出金属自体が電極になるので問題ありませんが. より正確に言えば,金属 (触媒核を含めて) がアノードとカソードと外部回路をすべてひとつでまかなう形で電池が形成されている,ということです.

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