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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:福岡県の昔話で、雷に打たれて死んだ乙女の話を探しています。)

福岡県の昔話:雷に打たれて死んだ乙女の悲劇

このQ&Aのポイント
  • 福岡県に伝わる昔話で、雷に打たれて死んだ乙女の話を探しています。乙女は継母か雇用主に苛められ、強制的に田んぼに出される運命にありました。悲しい気持ちで作業をしているうちに、雷に打たれて亡くなってしまったと言われています。
  • その出来事をきっかけに、その地域ではその日に田んぼに出ることが禁じられるようになりました。また、乙女が亡くなった田んぼを見ると、今でも乙女が里の方を向いて寂しげに立っている様子が見られると言われています。
  • 詳細が知りたいので、この話や似た話をご存知の方がいれば教えてください。福岡県の昔話として、この話は県の教育委員会推薦の図書にも取り上げられていたそうです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sophia35
  • ベストアンサー率54% (637/1163)
回答No.1

こんにちは! その本、持ってましたよ。私も大好きでした。 山笠の頃に田の草を取ると、雷に打たれると言う話ですね。 櫛田さんの宮大工には5人の子供がいて、みんな仲良しだったのですが、一番上のお姉さんが年頃になり、比恵の大百姓のところに三年間の奉公に行く事になりました。 お姉さんがいなくなるのが寂しかったけど、一番下の弟が追山をかけるようになった時には、それを見に必ず帰るからと約束して、姉は家を出ました。 とても働き者の良い女中が来たと、評判になるほど姉は働いたのですが、大百姓は最初の約束の通り、盆しか帰る事はならないと言います。それでも、弟との約束を胸に、一生懸命働きました。 そして3年目の夏、弟はとうとう山をかける事になり、姉に「絶対見に来てくれ!」と手紙を書くのですが、大百姓はけんもほろろに「お前が帰っていいのは盆だけだ」と言うだけ。何度も何度もお願いしても、結局聞いてはもらえず、姉は泣く泣く追い山の朝、たった一人で田んぼの草取りをしていました。やがて空が明るくなり、櫛田さんから大太鼓の音が聞こえ始めると、姉の目から涙がボロボロっと零れ落ちました。そのとき、急に雷が鳴り出したかと思うと、バリバリッと雷が落ち、姉はその雷に打たれて死んでしまいました。 それで、今でも追い山の時、一番山の上から比恵の方を見ると、白い着物を着て田の草を取る女の人が見えると言うことです。それからは山笠の間、田の草を取ると雷に打たれると言って、田の草は取らなくなったと言うことでした。 以上です。 今でも多分、公立の図書館に行けば、この本は置いてあると思いますよ。

rurinohana
質問者

お礼

ここまで詳しく筋を書いてくださって 有難うございます。 長い間解答がつかなかったので もう諦めておりました。 お祭りに帰りたかったのに 帰れなかったのですね。 少しずつ思い出してきました。 私は民俗学が大好きなのですが その元になったのが この本ですので一度また読んでみたいと思っています。 本当に有難うございました。

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