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ポリアミドとポリエチレンテレフタレートが縮合重合なのに熱可塑性樹脂の理由はなぜ?

縮合重合のプラスチックはフェノール樹脂やメラミン樹脂など 熱硬化性樹脂が多いのですが、なぜかポリアミドとポリエチレンテレフタレートは縮合重合なのに熱可塑性樹脂です。 なぜでしょうか? あと、熱硬化性樹脂で付加重合のプラスチックってありますか?

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  • ht1914
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回答No.1

付加重合→熱可塑性 縮合重合→熱硬化性 と理解されているようですね。教科書をお持ちであれば熱可塑性樹脂の結合の伸び方と熱硬化性樹脂の結合の伸び方を調べて下さい。どうして性質に違いが生じるかは結合の種類の違いではなくて結合の伸び方の違いなんです。 鎖状に結合が伸びる(2方向) →熱可塑性性 網目状に結合が伸びる(3方向以上)→熱硬化性 普通付加重合では2重結合が両手を開いた形になって結合が伸びていきます。ポリエチレンやポリスチレンですね。鎖と鎖の間には結合がありません。分子間力だけです。加熱すると鎖の絡み合いが解けて軟らかくなります。 フェノール樹脂やメラミンは3方向以上で結合が生じています。全体が網目状に結びついています。一度網目が出来てしまうともう簡単にはバラバラにはなりません。加熱すると端から焦げていきます。成形するときはまだ網の目が十分に発達していないものを使います。それを加熱すると網の目が発達して硬くなります。 ナイロンやポリエステルはどちらになっているでしょうか。もうわかりますね。

mo3855
質問者

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