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英国とスコットランドの関係って?

tiuhtiの回答

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  • tiuhti
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回答No.5

まず、今スコットランド人が、イングランド(人)やU.K.(日本語で言う所のイギリス)をどう思っているか、ですが、全体としてはイングランドを嫌っているのは間違い無いとしても、単純にスコットランド人とイングランド人は、共通意識の無い「不倶戴天の敵」だ、と思うと、そうでもありません。既に見て頂いたかも知れませんが、参考URLに過去の私の回答で、スコットランド人のIdentity(最初の方のNo.5の回答)と、独立への意識(後の方のNo.5の回答)にふれたものを入れておきます。 また、「U.K.におけるスコットランドはなんなのか?」という事ですが、スコットランドはnationといって良いと思いますが、政治的にはスコットランドは一地方と考えて良い、と思います。(その理由も、参考URLの最初の方をご覧下さい。) さて、スコットランドとイングランドの歴史的関係ですが、それを、このように限られたスペースで要約するのは私の能力を超えています。(もう少し具体的に質問して頂ければ、どうにかなるかも知れませんが。)バラバラにですが、思い付く事をあげると、 1.スコットランドの王が、イングランドに臣従するようになったのは、10世紀初頭からだと思います。しかし、この時点では、封建的な庇護と臣従の関係で、スコットランドがイングランドの属国になったわけではありません。 2.いつもスコットランド側がやられっぱなしだったわけではなく、何回かイングランドに侵攻した事もあります。狙いは、北イングランドに領土を広げる事です。傾向としては、攻め込んで大敗して、王が死んだりあるいは捕虜になったりした(エドワード三世がデヴィッド二世をネヴィルクロス=北イングランドにある=の戦いで捕虜にした)事もあり、スコットランド側が劣勢だったとは言えるかも知れませんが…。 イングランドに内紛があった時は、それなりに領土的野心を満たす結果も手に入れています。 3.ウォレスについては、独立戦争の指導者になる以前の事はほとんどわかっておらず、イングランド兵に「妻」(あるいは愛人)を殺された、という話も、無味乾燥な歴史の本になると、最初から書いていないか、「シェリフとの争いも、本当の理由は別のところにあっただろう」って書いてあるか、どっちかでしょうか?まして、フランス王の娘とはなぁ…。 但し、ウォレスが、(イングランドには忠誠を誓った事が無いのに)「反逆罪」の名目で処刑されたのは事実で、皮肉な事に、これが彼を民族的英雄にした一つの理由かも知れません。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=282675,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=289201
komo-mo
質問者

お礼

tiuhtiさんありがとうございます。 本当に詳しく教えて下さって感服しました。参考URLも読ませていただきました。とても一言で「イギリス」って言ってしまうことはできないほど大変な歴史や思いがあるんですね。これはもう少し自分で調べてみたらもっとおもしろくなるかもしれません。 ありがとうございました。

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