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会社の先輩に家族からの電話を取り次ぐ場合は?
会社の先輩に家族の方から電話がきて、私が電話に出ました。 たとえ家族からの電話でも、先輩ということで 「おります。少々お待ちください」 の方がいいのか、 「いらっしゃいます。少々お待ちください」 の方がいいのか・・。 ちなみにその先輩に聞いたら 「いらっしゃいますでしょ!!」と言われました。 皆さんならどうしますか? あと、もしその先輩がその場所にいないときは、 「ただいま席を外していますが」なのか、 「ただいま席を外されていますが」なのか・・。 こちらも合わせて教えてください。
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こんにちは。5/23のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 敬語は話し手と聞き手の関係、話題に出る人・物と話し手・聞き手の関係を考慮して使用します。 1.「おります。少々お待ちください」: 先輩の家族は話し手である「私」にとっては他人であり、敬意を表すべき客人になります。しかし、その客人の身内だから、全て「いらっしゃいます」と尊敬語を使えばいいというものでもありません。 ここで問題になってくるのは、「聞き手」と「先輩」に影響される「先輩」と「私」との関係です。例えば聞き手(電話の相手)が他社なら、「他社」>「先輩=私」の上下関係になり、上になる他社の前では、先輩は=私と同等になってしまいます。ですから先輩の動作には尊敬語を使う必要はなく、「おります」「不在です」の一般の丁寧語や、さらなる丁寧語「ございます」などをつけて「席をはずしてございます」など、相手に敬意を払う表現にします。 ご質問文では、「先輩の家族」=「先輩」という同等の関係があり、一方「先輩の家族」>「私」という関係があります。これを論理的に式化すると、「先輩の家族=先輩」>「私」となり、「先輩の家族」の前では先輩は私の上司になり、「先輩」>「私」の関係になってしまいます。従って、「先輩の家族」の前では「先輩」は私の目上の人にあたるので、目上の人の状態・動作には尊敬語をつけて伝えなければなりません。 ここでは「おる」の尊敬語「いらっしゃる」に丁寧語の「ます」をつけて、「いらっしゃいます」が正しい敬語法となります。あるいは「おる」+尊敬の助動詞「る」の連用形「れ」をつけて、「おられます」も可能です。 一方、電話を受けたのが先輩の「上司」であれば、「先輩」<「上司」の上下関係になりますので、上司は先輩の状態・動作に尊敬語をつける義務はありません。たとえ相手が先輩の身内という客人でも、「おります。~」で許容範囲です。これは、「先輩」<「上司」すなわち「先輩の身内」<「上司」という、会社の上下関係が家族にまで影響する、一種の比例作用の結果です。 もちろんそれはあくまで許容範囲ですから、上司が部下の家族の前で、部下の状態・動作を尊敬語で話すのは、「家族に対する敬意」という意味からあってもおかしいことではありません。「(部下)はいらっしゃいます」と家族に伝えても問題ありません。これは上司が、部下の家族に対して敬意を表していることになります。 2.「ただいま席を外していますが」: 上記と同じ説明になります。 正しくは 「ただいま席を外されています」 「ただいま席をお外しになっています」 「ただいま席を外されてございます」 「ただいま席をお外しになってございます」 など、尊敬語を使った表現になります。 以上ご参考までに。
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- Ishiwara
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ご家族には敬語を使ってください。会社の先輩・後輩に関係ありません。 「席を外されている」と「席を外していらっしゃる」は、どちらも正しいのですが、前者は事務的な感じがします。 なお、「席をはずしてございます」は間違いです。
- d-y
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日本語の敬語は、他所様を敬い、身内の者については低く言うのが基本です。 他所の人から電話がかかってきた場合、先輩社員は(他所の人に対する関係では)あなたの身内ですから、敬語を使います。 先輩の家族の方に対する関係では、先輩社員はあなたの身内というより、その家族の方の身内だというのが普通の感覚でしょう。 だから、その家族の方は先輩のことを低く言い(「○○はおりますでしょうか?」)、あなたは先輩を敬って言う(「はい。いらっしゃいます。」)ことになります。
言われてみると悩みますが、 「いつもお世話になっております。少々お待ち下さい」 と私はいつも言ってるような気がします。 もしその時に先輩が不在なら、 「只今外出中ですが、いかがいたしましょう。」 と言ってます。 先輩のおっしゃるように、本当は敬語で話すべきなようですよ。 http://guidance.the-miyanichi.co.jp/guidance/manual/index_3.html