超音波ネブライザーってただの加湿器でしょうか？（耳鼻科）

質問

昔耳鼻科に通っていた時はネブライザーは空気ポンプを使って薬を
ベイパー状にして鼻にいれる感じでしたが、今日見たタイプは加湿器に
チューブをつけただけのような機械でした。これってただの水を霧にして
送っているだけなのでしょうか？

回答No.1

Bubuca

こんにちは

ネブライザーとは噴霧器のことですから、液体を霧状にするものは全部ネブライザーです。
超音波で霧を発生させるもの、アスピレーターで吸い上げて霧を発生させるものなどいろいろあると思います。
霧状にすれば水に溶けにくい薬品も噴霧することができます。
蒸発しにくいものでも霧状にすると蒸発して蒸気（ベイパー）になりやすかったり、空気の流れに乗って遠くまで運ばれたりします。
ネブライザーで発生させた霧を吸い込みやすいようにしたのが吸入器ですね。

加湿器も霧がもやもやと出てくるタイプはネブライザーですし、超音波を使って霧を発生させていれば超音波ネブライザーで、加湿を目的として使えば「超音波加湿器」、吸入を目的として使えば「超音波ネブライザー」とか「超音波吸入器」などと呼ばれることになるのだと思います。

どのような形式のネブライザーで霧を発生させるのがいいのかは、薬の性質にもよるのかもしれませんが、吸入や加湿に使う程度でしたら基本的にはどれも同じだと思います。化学分析に使う場合は霧の粒子の大きさも重要なので、ネブライザーの形式にこだわると思います。